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【7/25書籍発売】傷跡の聖者  作者: イエニー・コモリフスキ
第二章:暗黒街の用心棒
48/123

登場人物まとめ(第二章終了時点) ※ネタバレなし

 先日、「登場人物のまとめがあってもいいのでは?」という感想をいただいたため、簡単ながらも作成しました。念のため、ネタバレ要素は排除して記載しております。

1.ゼルマンドを討ちし五英雄


■イーシャル(ケンゴー)……本作の主人公で、ほかに並ぶ者のない傑出した剣士。幼少のころ、禁忌とされていることを知らずに暗黒魔術の一つ“血操術(けっそうじゅつ)”を会得した。二つ名は“剣聖”。義勇軍で名を上げ、宿敵ゼルマンドを自らの手で討つも、五英雄のうちの誰かに密告され、火刑を命じられる。辛くも生き延びたのちは、ケンゴーと名を変え、別人として生きることを余儀なくされた。無口で不愛想だが、思慮深く他者に優しい一面を持つ。いかなる障害にも屈しない、強靭な意思の持ち主。


■ガンドレール・カルソッテ……レヴァニア王国騎士団の若き団長。眉目秀麗のブロンド髪の騎士。清廉潔白かつ生真面目な性格で、剣の腕と実績のみで現在の地位まで昇り詰めた。二つ名は“レヴァニアの鷹”。名門貴族カルソッテ伯爵家の長男。


■イクシアーナ……聖ギビニア騎士団の団長。銀髪の麗しき聖騎士で、神託を授かる聖女の役目を担っている。二つ名は“戦乙女”。慈愛の精神の体現者で、数多の民衆に慕われている。


■ファラルモ……歴戦の傭兵で槍術の天才。二つ名は“死の渡り鳥”。智謀と話術に長けた狡猾な人物。


■リアーヴェル……あらゆる魔術に精通した才媛。冷気を操る魔術を最も得意とする。二つ名は“冷血”。普段は自ら営む魔術工房で、魔術の研究や魔導具の開発に没頭している。論理家肌で、絵に描いたような現実主義者。


2.王侯貴族・その他の重要人物


■ゼルマンド・ソソリス……白髪の中年男性で、卓越した暗黒魔導士。地方の小領主に過ぎなかったが、死者を操る“屍兵”の術を会得し、レヴァニア王国を荒廃させる侵略戦争を開始した。“死者の王”と呼ばれ、人々を恐怖と絶望のどん底に陥れたが、イーシャルの手によって討たれた。


■ルマリア三世……レヴァニア王国の国王。老齢で温厚な現場主義者。ゼルマンド戦役時は、自ら戦地に赴き、兵士たちを鼓舞し続けた。“激励王”の異名を持つ。


■ガルローテ・デインダラ公……南部屈指の名門貴族で、レヴァニア王国の第二王女を妻に持つ。ゼルマンド戦役時は、指揮官として多大な戦果を挙げたほか、“国防ギルド”を発案して王国の治安維持に貢献するなど、その功績は枚挙に暇がない。


3.ツヴェルナ・ミードの村の人々


■ユーディエ……ツヴェルナの国防ギルドに勤務する事務員。仕事ぶりは優秀だが、後輩に対しては口うるさく、お局の雰囲気を醸している。


■テモン……ミードの村の農夫。心優しき性格で、兄想い。


■シナム……テモンの兄。妻と男児と共にミードの村で暮らす。


■ヴリド爺さん……矍鑠(かくしゃく)としたミードの村の老人。ポリージアに出稼ぎに行った最愛の孫娘の身を案じていた。


4.港湾都市ポリージアの人々


■ブエタナ・バルボロ……“ポリージアの聖母”と呼ばれ、人々から尊敬を集める慈善家兼事業家。年齢不詳で類稀なる美貌の持ち主。事業の成功を妬まれ、“ガルノガ一家”なる犯罪組織から命を狙われていた。


■ルミネラ・バルボロ……ブエタナの姪。伯母の仕事を手伝う、ミステリアスで妖艶な美女。


■レジィ……ブエタナの用心棒を務める、栗色の髪の小柄な少年。身の丈に合わない、鉄塊のごとき大剣が武器。


■ヘッテ……ブエタナの屋敷に務める使用人。十代後半と見える少女。


■リューリカ……ブエタナの屋敷に仕事を求めに来た若い女性。


■ドン・ヴィットジェロ・ガルノガ……ポリージアに古くから根付く犯罪組織、“ガルノガ一家”の首領(ドン)。親分肌の壮年の男性で、仲間内から畏敬の念を寄せられている。

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