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第七章 いつの日か
『きらら!起きて!きらら!』
お母さんの声だ。
ここは…病院?
ベッドには、頭に包帯を巻いた小さな私が寝ていた。
『お母…さん…?』
夢の中だった。
『きらら!良かった!あなた二日も寝ていたのよ!』
『ふつか…おなかすいた…。』
『でしょう!今からおかゆを作ってくるから待ってて!』
そう言ってお母さんが病室から出ていくところで夢から醒めた。
「香月さん、起きた?」
保健の先生だ。
「あ…すみません。」
「いいのよ。そろそろお母さんが迎えに来ると思うから待っててね。」
「ありがとうございます。」
するとすぐにお母さんが迎えに来た。
慌ててお母さんが車から出てくる。
もうすぐ真実が明かされると知らずに、私はお母さんの車に乗った。
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