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第三章 また、あの夢。
『お父さん!ペンダントつけないの?』
また小さな私は男の人に話しかけている。
『今日はお仕事だから、つけちゃダメなんだ。』
『そーなんだ。かなしーね。』
『きらら、そんなにあのペンダントが気に入ったのか?』
『うん!だってつやっとしてぷるっとみえておいしそうなんだもん!』
『そうか、きららは面白いことを言うなあ。』
クスクスと楽しそうに笑いながら、男の人は私を撫でている。
『よし、分かった、あのペンダントはきららにあげよう。大事にするんだぞ。』
『本当⁉お父さん大好き!!』
そこで夢が終わった。やっぱりよく分からない。
でも、もしかするとこの夢は、現実にあったことから写しだされているのかもしれない。
でも、やっぱり記憶はない。
何も、分からない。
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