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一章
紫の機体 ブライトフリーダム初号機のパイロットであるナタル ウィリアムスはロベール帝国軍第一木星部隊の准将。
ナタルは長身で小柄、目は茶色、髪は黒髪だった。
「ウィリアムス准将、議長がお呼びです。」
黒い軍服を着た小柄な二等兵 ジミー アスカがナタルの専用室のドアを叩いた。
「ジミー?」
ナタルはドアを開けた。
「実は、漆黒の鷹がコロニー ジュピターステーション内を侵攻中との連絡があり、評議会が
第一木星部隊に出撃指示を出しました。」
ジミーの報告にナタルは部屋の鍵を閉めた。
「分かったのは初号機で出撃せねばならないこと。行きますよ。」
二人はパイロットスーツに着替え、格納庫直通エレベーターに乗り込んだ。
その間も敵機はジュピターステーション内を焼き払っていた。
「なんて事だ・・・。」
白い軍服のヤマト司令は焼き払われた規模を見て、呟いた。
「司令、ナタル ウィリアムスです。」
ナタルとジミーが格納庫に到着した。
「