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考えないという逃避
まず、貴方はこれからの私の話に、何とも言えない気持ち悪さを感じるかもしれない。
しかし、それは貴方が考える事を辞めていない証拠で、まだ健全な精神を持っていると考えられる。
悩みや不安が本当に辛いものでも、諦めない事が一番大切で、逃げるというのは浅はかな考えだった。
それでも、眼前の恐怖から逃げたいと思っているのなら喜んで手を貸そう。
この自説は気味が悪くて、心を空っぽにさせると私の中で評判だからな。
「まず、1つ質問をする。それに対して貴方は自由に意見を持ってくれて構わない。その後に私の話を意見を話すから、どんなに違うか比べてみてくれ。」
《自分はなんだと思う?》
誰もが1度はこの疑問に突き当たるだろう。そしてきっと答えは分からない、周りの人に聞いても分からない事がわかるだけ。貴方はこの疑問にどう思うか是非教えてくれ。