人物・世界設定(ネタバレ有) ※随時更新します
キャラクターと世界観などの設定です。
ネタバレ要素を含みますので、嫌いな方は見ない方がいいです。
篠原 伊織(イオリ・ディーゲルマン) 17歳 ♂→♀
髪:黒 瞳:黒(魔力使用時:金色)
158cm 45kg
異世界に渡る際に女の子になった元男。スタイル抜群。美少女。
母と姉に仕込まれて料理や裁縫など卒なくこなす乙メンだった。
押しに弱く、特に(母と姉の影響で)女性には弱い。
家の中では女として扱われていた所為もあり、女になったショックはそこまで大きくない。
ヴィルフリートによれば、魔力は多いらしい。
ヴィルフリート・リーツ・ヴェルディルード 25歳
髪:黒 瞳:紫色(魔力使用時:深紅)
189cm 79kg
ヴェルディルード帝国の若き皇帝。
父親である前皇帝は、私腹を肥やそうとする貴族によって遅効性の毒を少量飲まされ続けていた。伊織が来る少し前に大部分を粛清済み。
趣味と実益を兼ねて頻繁に騎士団で訓練している為、体格も騎士と遜色ない。無駄な筋肉のないしなやかな身体の持ち主。精悍な男らしい美丈夫。
絶大な魔力を持っている。
他者に冷徹な面を持つ。(伊織は例外)
ギルベルト・アウラー 44歳
髪:アッシュグレー(白髪混) 瞳:薄水色(魔力使用時:紺色)
ヴィルフリートの侍従であり、侍従長をしている。
前皇帝の事もあり、警戒心が強い。伊織も随分警戒していた。ヴィルフリートの様子に徐々に態度を軟化させる。
ヴィルフリートを守る為、武術を嗜んでいるが必要性が感じられない。
ヴィルフリート至上主義であり、ヴィルフリートの害があることに対してはヴィルフリートの逆鱗に触れても排除する動きを見せる。
アニエッタ・ブルーム 21歳
髪:茶金 瞳:翠眼(魔力使用時:碧色)
伊織の侍女に選別された子爵家の長女。
政略結婚が嫌で侍女として城に入る。
伊織を着飾るのが好きで、伊織曰く性格が母と似ている。
侍女の嗜みとして護衛術を修めている。
フランツィスカ・カロッサ 18歳
髪:焦げ茶 瞳:青色(魔力使用時:青緑色)
伊織の侍女に選別された伯爵家の次女。
自分の屋敷に住んでいた侍女に興味を持ち、実家で一通り侍女の仕事を教えて貰ってから伝手を使い城に入る。
人の世話をするのが好き。
実家が表には出ない類の武家である為、様々な武器を扱える。暗器を専門とし、毒にも詳しい。
ライヒアルト・グリュンマー 58歳
髪:グレー 瞳:薄茶色(魔力使用時:濃茶色)
神官長であり、神兵。(神殿を警護したり、災害があった際などの救援する神殿所属の兵士)
侯爵位を持っている。
そろそろ初老に差し掛かる歳だが、見た目40歳くらいにしか見えなく、若々しい。
ヴィルフリートを息子、伊織を孫の様に見ている。情に厚く、一度懐に入れたものは決して見捨てない。
ギルベルトとは呑み仲間。
バルトロメウス・ディーゲルマン 30歳
髪:ブルネット 瞳:鳶色(魔力使用時:琥珀色)
近衛騎士団長。ヴィルフリートとは幼馴染。伊織の義兄になった。
公爵家の次男で、一代爵の伯爵位を持っている。
ヴィルフリートを弟の様に見ており、ヴィルフリートの雰囲気を和らげた伊織の存在に喜ぶ。兄貴分として騎士団員に慕われている。
伊織が現れた日から3日間非番で、城下の実家に帰っていた。
7歳下の愛妻と5歳の愛息子と3歳の愛娘がいる。
アーデルハイト・ローゼンクランツ 18歳
髪:金 瞳:青紫色(魔力使用時:ピンク色)
侯爵家令嬢。ヴィルフリートに憧れており、伊織の存在を邪魔に思っていた。
勝ち気で我が儘だが、真っ直ぐで純粋。陰でコソコソよりは真正面から馬鹿正直に突っ込む。
胸の小ささにコンプレックスを持っており、胸の話をするとキレる。ブラコン。
伊織曰く、昔飼ってた猫にそっくり。
伊織の兄で、ディーゲルマン家の三男であるコルネリウスと婚約している。
ヴォルフガング・ローゼンクランツ 18歳
髪:金 瞳:青紫色(魔力使用時:薄紫色)
侯爵家子息。生真面目で優等生的。魔力の質と頭の良さを買われて、筆頭神兵をしている。普段は神官として泉の管理兼研究に精を出す。
姉であるアーデルハイトによく振り回されている。シスコン。
最近気になる女性が出来たらしい。
ゲルダ・シュタイナー 27歳
髪:赤毛 瞳:グレー
伊織の教師。変わり者で有名で、王立学院の研究室に篭っていた。
伯爵令嬢だが本人は結婚には全く興味がなく、淑女としてのマナーもいまいち。
勉強に於いては博識で、魔法の腕も熟練の騎士といい勝負。
カルラ・ヴァイス(旧:カルラ・ギュンター) 23歳
髪:紺 瞳:赤茶色
伊織の専属護衛騎士。元は刺客だったが、伊織の口添えで助けられて忠誠を誓う。男装の麗人といった風貌。
融通の利かない性格で、唯一の家族である妹を大切に思っている。妹は下女として城で働く事が決まっているらしい。
少数の戦闘民族出身で、剣と魔法の腕はいい。
クラウディア・クロイツ 17歳
髪:ハニーブロンド 瞳:濃い碧色
伯爵令嬢であり、伊織の専属護衛騎士。父に憧れて騎士になる。父親は治安維持などの任務を担う白騎士団の団長。
華やかな容姿だが、性格は気さくでとっつきやすい。フランツィスカと気が合うらしい。
治癒魔法を使用できる。
リタ・ブルクミュラー 24歳
髪:栗色 瞳:薄い緑色
元冒険者で伊織の専属護衛騎士。パーティーメンバーの結婚を機に、騎士試験を受ける。
可愛らしい容姿の通り押しに弱いが、辛抱強い。
結界魔法以外は適性が微妙らしく、その事に悩んでいる。
イグナーツ・カロッサ 28歳
髪:ブラウン 瞳:蒼色
帝国の影であり、フランツィスカの兄。伯爵家の長男。
様々な武器を扱い、暗器の扱いにも長ける。毒にも詳しく、諜報は超一流。
他にも変化魔法や特殊魔道具を扱う。
普段は爽やかだが、仕事には容赦ない。
裏の世界では、実態が捕え様もなく普段の容姿なども曖昧な事から「帝国の蜃気楼」と呼ばれているらしい。
コンラート・カロッサ 51歳
髪:焦げ茶(白髪混) 瞳:紺色
帝国の影であり、フランツィスカとイグナーツの父。
現在は殆どの仕事をイグナーツに任せているが、その腕は未だ衰えていない。隻眼で、左目を眼帯で覆っている。
2男2女の父で、子煩悩だが厳しかったらしい。
ニコラウス・ディーゲルマン 60歳
髪:ブルネット 瞳:赤紫色
伊織の後見人&義父であり、ヴィルフリートの叔父。
ゆるい性格で娘ラブだが、頭脳派で意外と有能。実は宰相もしていた。
兄弟が男だけ&子供も男だけの為、娘がずっと欲しかった結果が伊織溺愛なので、ヴィルフリートも何も言わないようだ。
レティツィア・ディーゲルマン 53歳
髪:茶 瞳:鳶色
伊織の義母。
伊織が養女になった事に騒ぐ夫や息子に呆れながら、実はすごく楽しみにしていた。ショッピングやティータイムが待ち遠しかったらしい。
53歳だが、30代半ばほどにしか見えないほどに美人。
アロイジウス・ディーゲルマン 35歳
髪:ブルネット 瞳:菫色
伊織の義兄であり、宰相閣下。公爵家の長男。
ワーカホリック気味で、なかなか休みを取らない。が、ひとたび家に帰ると、愛妻家で子煩悩。実は休みを楽しみにして仕事を詰め込み、長期の休暇をもぎ取っていたりする。
5歳下の奥さんと子供は10歳の娘と7歳息子と4歳の息子がいる。
コルネリウス・ディーゲルマン 27歳
髪:茶 瞳:菫色
伊織の義兄であり、公爵家3男。財務に携わっている。
アーデルハイトの婚約者で穏やかな気性の紳士。2年くらいアーデルハイトにアプローチしていた。
実は闇金や裏金を密告した人。
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ヴィルディルード帝国
大陸の1/3を占める大国。10年前より前皇帝が病に臥せ、貴族の腐敗が進む。
前皇帝は病に臥すまで賢帝として讃えられていたが、10年の間に名声も地に落ちる。
前皇帝が崩御してからは前皇帝の側近によって集められていた証拠によって、貴族の粛清がなされる。
現在、搾取されていた地方への補填と支援が行われている。
帝国には騎士団があり、黒騎士団と呼ばれる近衛。治安維持を図る白騎士団。緋騎士団と蒼騎士団は一番数が多く、魔物からの街の護衛や犯罪者の取り締まりを行う実働部隊。国境警備を行う黄騎士団で構成されている。
それぞれ制服の色から所属が分かり、黒騎士団である近衛の権限が最も高い。
最近、百合騎士団という女性のみの騎士団が構成された。主に女性犯罪に重きを置く。
世界観
魔法の研究が進み、魔石・魔道具によりほぼ現代と遜色ない文化が発展している。
交通に不便があるが、転移門や大型の魔鳥や竜によって移動を補っている。
魔物も存在しており、帝都近郊は毎年騎士候補生によって殲滅される。
冒険者制度があり、魔物の素材や魔石などが取引されている。
植物・動物、土や水に至るまで魔力を持つとされており、日々の食物摂取によって使用した魔力が回復されると考えられている。魔力の量が膨大な者ほど大食い。
成人は16歳。
魔力の多いものほど老化が遅い。
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キャラクター名はドイツ名で作っております。
設定は暫定なので変わる事もあり。
04.28追記&変更。ヴォルフラム→ヴォルフガング 性格と名前を変更。
キャラクター追加。
05.09地図掲載。