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名も無く果てなくスチャラカな200字

愛憎劇【200字】

 仕事で殺した男の葬式を、車で通りすがりに見た。その恋人だろうか、鋭い目で見られた気がした。


 次に女を見たのは、高い酒の店だった。いい女になっていた。いつしか一緒に暮らし始めた。

 ある日女が消えた。妊娠していた。手を尽くして探したが、あきらめた。


 15年後。息子が訪ねてきた。間違いなかった。

 だが女は、あの男の名を子供につけていた!


 喉にナイフを突き立ててきた息子の目に、あの日の、女のあの鋭い目を思い出した。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これは何とも業の深い話ですね… 過去に殺した男の恋人と男女の仲になるも、その過程で産まれた息子に殺される羽目になるとは。 視点人物の男性は息子に殺され、息子も若い身空で殺人の罪を背負い、女…
[一言] 文章の切れは良いけど、もう1つポイントが欲しくはあった。君なら、もっと、その切れの良さを生かしたホラーが書けると思いました。応援します。 BY/とーよー
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