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記録71『辱め』

テュリアメルは、エルフ達に問いかける。


「み! 皆どうしたのですか! どうして私達を攻撃するのですか! 貴方! 私の仲間に何をしたのですか!」


アルマダに対して、テュリアメルは怒声を浴びせる。


「黙れ! 我々は今が幸せなんだ! 放って置いてくれ!」

「そうです! アルマダ様との生活に満ち満ちているんです! この生活を捨てるなんて出来ない!」

「我々からアルマダ様を奪う気か! 悪魔め!」

「な……なんで……」


テュリアメルは、涙目になりながら後退る。


「貴様……エルフ達を操りテュリアメルに対してこんな暴言を吐かせるだなんて! 外道が!」

「私もペプリア国の姫としてテュリアメルさんの気持ちは分かります……あの者がしたことは許し難い事です! 絶対に倒しましょう!」

「主君を裏切らせるだなんて……恥を知れ!」

「きっとあの悪魔アスモデウスを倒せば皆元に戻る! 有志! いくよ!」

「ああ! 絶対にエルフ達は救う! 皆! 行くぞ!」


アルマダは、その様子を見て微笑む。


「全く……こちらの話を聞こうとせず自身の考えた事のみこそが正しいと考える思考回路……あの方が言っていたエゴの塊というのは事実のようね」


アルマダに向かってくる有志を見ながら、余裕そうに翼を生やして避ける。


「今だ!」


同時に、エルフ達は有志に矢を大量に放つ。


「今戻して上げる! 待っててくれ!」


有志は、飛んでくる矢を剣で全て叩き落す。


「今だ!」


しかし、エルフの一人が持っていた剣で有志の足を突き刺す。


「ぐがああああ!!」

「有志!」

「何てことを! 止めなさい!」

「フン! 止める者あ! そのまま死ねええ!」


刺した剣をそのまま鋸のように引きながら斬り続ける。


「糞!! ホーリーライト!」


有志は、聖剣の力を使って目を眩ませようとする。


「え? ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

「ファクナル!」


しかし、そのまま有志を突き刺したエルフは、ホーリーライトの光によって消滅した。


「そ……そんな」


目の前に起きた状況に対して、理解し切れなかった。


「どうして! まさかあなた!! エルフを魔族に変えたというのですか!!」

「あら? これに関しては互いの合意の元に行った事よ? 一体何が悪いというの?」

「貴方が誘惑して魔族に変えたのでしょう! そのようにエルフ達が悪い風に言うのは止めてください!」


シャイニャスは、アルマダの言葉を否定するように怒鳴る。


「黙れ! 糞ビッチ! 我々の意思を冒涜するか!」

「び! 何を言って!!」

「そうです! 失礼ですよ!」

「それを言えば私もビッチだけど?」

「アルマダ様のビッチは心地いビッチだから良いんです!」

「確かに!」

「あ! 私も思った!」


エルフ達は、アルマダを褒めちぎる。


「もう! ありがとう! さて! 私も本気を出そうかしら! スキル! エストラスリジョン!!」


そして、アルマダの円にピンク色の球体が広がり始める。


その中に、エルフや有志達も入る。


「ああ! アルマダ様のエストラスリジョン!」

「凄い凄い! プレイの時も凄かった!」

「私達は慣れたけど君達はどうかな?」


エルフ達は、不敵な笑みを浮かべながら有志達を見る。


「っく!! 一体何を! 皆! だい……」

「ゆうしゅういいいいいいい!!」


しかし、突如近くにいたシャイニャスは服を全部脱いで有志に抱き着いた。


「シャイニャス! いった……」

「お前の剣で私をまんぞくさせてくれええ!!」

「レイシャ!!」

「ゆうじいいい!! ぶっどいのじいいざいわだじにいいいい!!」

「レティリア!!」

「あはああ! はあ!! わただじもおおおお!! まだわだじじddねえあいいい!!」

「テュリアメルまで!! 一体何をした!」

「この球体に入れば皆ナニがしたくなるのよ! さあ! 皆で乱れましょう! 乱交パーティーよ!」


その言葉と同時に、エルフ達は大盛り上がりする。


「いえええい!!」

「フィーバー―!! ターイム!! フゥーーーー!!」

「記録水晶に記録してあげるうう!! 勇者パーティーのハメ撮りだあああ!!」

「止めろおおおおおお!!」


有志を辱めるように、エルフ達は全方向から有志達の痴態を記録に残す。


「あらあら、恥ずかしいの? でも大丈夫よ! 何度もすれば良くなるから!」


嬉しそうにしながら、アルマダは有志が脱がされる姿を見物する。

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