記録433『聖教国家行き途中国、地図から消されし幻の国! サドマッゾ国、1泊2日②』
「おらあ! 寄越せええ!!」
「うほ!!」
「ほらほら! 下豚共を多く狩れたほうが勝ちだ!」
「しゃあらあ!! 死ねええ!」
「ぶべえ!! おほおおお……じゅごいいいい」
「うふううう!! きちゃう!! きちゃううう!!」
貴族達が、下豚と呼ぶ人々を迫害する度に、下豚と呼ばれた者達は、嬉しそうにしながら倒れ逝き、すぐに緑の光に包まれて回復すると同時に、動き始める。
「ほう、死ぬ寸前に回復するのねエ……凄い……こんな成り立った国を……平和な国を薄汚いなんて……生協は見る目がない」
唯聖は、不思議そうにしながらサドマッゾ国に民を見ていた。
「みなさーん! 私のアヘ車は乗りませんかあ!! たったの130銅貨だよおお!!」
「おお! 乗ってみよう! 宿泊場所を見つけないと!」
惑は、少し楽しそうにしながらアヘ車に乗った。
「ようこそアヘ車へ! 貴方の旅を快適なものになりますように! 私がこのアヘ車の御車! ラレリュ・サドッダです!」
「ラレリュさん、アヘ車とは?」
惑の質問に、ラレリュは笑いながら答える。
「お客さんアヘ車は初めてかい? このアヘ車はアヘと呼ばれる生き物を使って運んでいるんだよ!」
そして、前を見ると、四つんばになっている人が二人いた。
「なるほどね」
「皆乗った?」
「うん……」」
「いええい!!」
「乗った!」
「それでは発車します! はいやああ!!」
「あへへへへへ!」
「あへへへえええええええええ!」
それぞれのアヘが、嬉しそうに恍惚な表情で運び始める。
「はいや! はいやあ!」
「あへええ!」
「あへえ!」
二人は、バランスよく歩幅を合わせながらアヘ車を運ぶ。
「力持ちですね」
「まあ薄汚い下豚共ですよ」
「なるほど」
「あjへええええ!!」
「ああうお! あほおへええええええええええ!」
嬉しそうにしながら、アヘの二人は街へと入って行く。
すると、
「はいやあ! はいやあああ! はいやああ!」
すると、何台もあるアヘ車の中、目の前のアヘ車の御車が何度もアヘを殴っているのを見た。
「あ! そこの新人! 余り叩きすぎると!!」
御車が注意するが、既に遅かった。
「らめええええええええええええええええええええええええええ! あへっちゃううううううううううううう!!」
「あお! はえええええええええええええええええ!」
「あへええええええええええええええええええええ!」
新人のアヘ車のアヘが奇声を上げると同時に、他のアヘも同調して絶頂する。
「え! え!」
「新人! 落ち着け! 俺達がやり方を教える!」
先輩方が、アヘ車の対応を教えようとする。




