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記録421『リザルVSキメラBABY 聖教教会を巻き込み大決戦!④』

「きゃ! きゃ! きゃ! うましうまし!!」

「ぐるるるがあぶ!!」

「ぎぎああああああああああああああああああああ!!」

「やべ! やべでええ!!」

「逃げろ!」

「でもパパ!」

「いいから逃げぶはああ!!」

「パパあ!! うわ! 止めろおお! 放して! 放してええええ!! ぐらあ!!」


次々と貪られるように喰われていく信徒達。

シスターは、青ざめながら眺めるほかなかった。


「いったい……一体彼等が何をしたというのですか……」

「いや……災害ってだいたいこんなもんですよ?」

「!! 兄さん」

「や! 知実! さっきぶり! なかなかな成長を魅せてくれて兄さん嬉しい、これからも成長してね、そしたら素晴らしい結果がもたらされるだろう」

「黙って! 貴方のせいで! 貴方のせいでええ!!」

「ははは!」


惑は、久しぶりの兄妹のやり取りに少し懐かしさと嬉しさを覚えた。


「セイクリッド斬!!」

「おっと……自分の録画データを送って良かった……今斬っているのはウィリアム君かい? 妹をよろしく頼むよ、君が彼女を成長させるカギなんだ……そして科学の今後の発展の為に頑張ってくれ!!」

「この糞野郎が!」

「ばいばーい!」


そして、惑のデータは消えた。


「許せない……あの男だけは……」

「私もです……絶対にこの世界を救って見せる!」

「まずは……あのキメラとドラゴンを倒さなければ」


目の前で大暴れし続けながら戦う二匹を鋭く睨む。


「まずは知実のセイクリッドインパクトで奴等を怯ませる……そして私のセイクリッド斬スラッシュで手足を斬る……すぐに再生されるかもしれないが奴が怯んでいる内に非戦闘員の信徒を避難させる」

「はい!」

「私も結界術を使えます……すぐに破られるでしょうけど……それでも少しなら動きを止めれます」

「しかし……彼等は逃げる事が出来るでしょうか……恐怖で支配されている以上声が届かないのでは……」


知実が心配していると、キメラBABYは、リザルに腹パンを喰らった。


「うげえええばあああああ!!」


口から破片のようなものをゲロと共に吐き出した。


そして、シスターはその破片を見て目を丸くする。


「こいつは……リューイ!」

「え? 誰ですか」

「この者が同調の能力でガングロメイクゾンビ達を作っていました……コイツを復活させて心の力を同調させればもしかしたら」

「!! 分かりました! では復活させてみましょう!!」

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