記録420『リザルVSキメラBABY 聖教教会を巻き込み大決戦!③』
メテオインパクトに、植え付けられた芽は、急成長して大きな木へと成長していく。
「何ですか……あれは……」
「私の魔力を養分に……育っている……」
しかし、そんな事を気にしている場合でもなかった。
「聖女様ああ!! 助けてえええ!! お願いです! 助けてえええ!!」
「!! あのドラゴンが!! キメラと暴れて!!」
「知実様! ここは私に任せてください! 貴方はあのドラゴンと化け物を!!」
「!! ラスネス……分かりました……」
「私は知実のサポートをする! そっちは任せたぞ!!」
「はい!」
そして、二人は、聖教都市の罪なき人々の救出に向かった。
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「ラブセイクリッドリザレクション!!」
「はあ!!」
シスターは、目を覚ました。
「私は……一体……」
「先程まで殺されていました、でも私が復活させていただきました……」
「聖女様が……すみません……!! あれは……あれは一体何なのですか!!」
大きな大怪獣リザル、そしてキメラBABYが、街を破壊しながら戦っていた。
近くにあった建物を持ち上げたキメラBABYは、リザルの顔面を殴り掛かる。
負けじと、リザルは聖魔力の光線を口から放つ。
「うっがあああ!! おぼおおいいいいいい!! でもうてえうるうううううう!!」
「ぐらああああああああああああああああああああああ!」
跳ね返った聖魔力の光線は、リザルの体に直撃したが、崩れた体部分はすぐに再生した。
「どこまでもつかなななななななあああ!! 楽しみ玩具あアアアアアアア!!」
「ぐらああああああああああああああああああああ!!」
リザルは、距離を詰めて掴みかかる。
「おもも! ももももおおおお!!」
「ぐらああああ!」
「おあ!!」
尻尾で、リザルはキメラBABYの足に衝撃を与えてバランスを崩させてそのまま転ばせる。
そこに、大きな足で踏み付ける。
「ぐたあrば!!」
「があああああああああああああああああああああああああ!!!」
「聖女様! 早くしないと人々が!!」
「分かっています!! 皆さん! 落ち着いて逃げて」
「たすけてえええええええええええええええええええええ!!」
「お腹空いたあああ! 食べてかいふくうううう!! かいふうううくうううううううううううう!!」
「ぎゅらあああああああああああああああああ!!」
キメラBABYは、背中から大量の触手を出して、人々を掴み食べる。
リザルは、近くにいた人々を口から勢いよく食べた。
 




