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記録411『FINALROUND6』

「ラブセイクリッドインパクト!」

「セイクリッドインパクト!!」


二人の合いの相乗効果で、倍以上の攻撃力と速さを増したセイクリッドインパクトは、ママンハッハーを襲う。


「っく!!」


ママンハッハーは、自身の魔力を散らす事によって、何とかセイクリッドインパクトの威力をジャミングし、散らす。

しかし、完全ではなく、左肩腕が蒸発した。


「ぐばあ!!」


血を吐き出しながらも、何とか意識を保ち、痛みを耐えた。


「高火力で圧し潰す……それも一つの手ね……でもねえ……私は負けるつもりなんてないわよ……そしてお前等のそれはもう見切った!!」

「ラブセイクリッド!」

「セイクリッド!!」

『インパクト!!』


ママンハッハーは、再び襲い来るセイクリッドインパクトを簡単に避けて見せる。


「同じ技を何度も……そんなものに何があるの」

「っく!!」

「もう一度だ! セイクリッドインパクト!」

「ラブセイクリッドインパクト!!」

「だあかあらあ! 何度もっ無駄っつてんだろうがあよおお!!」


怒り交じりの言葉遣いで、二人の攻撃を避ける。

そして、余裕が出来たママンハッハーは、攻撃の為、ドラゴンキラーを使って知実を狙う。


「テメエが死ねばよお! 私が死ぬ事はねえだろうが!!」

「!!」

「知実!!」

「あら? ウィリアムさん……まだまだ遅いわよ」


余裕綽々で、ママンハッハーは、知実の首を落とそうと狙う。


「ラブセイクリッドバインド」

「!!」


ママンハッハーは、近づいた瞬間に、知実に巻きつけられた。


「く!! 離れろ!!」

「無駄です! そしてこれならウィリアムのセイクリッドインパクトも当たるでしょ!」

「やめ! やめろお!!」

「お前が苦しめ殺してきた人達にも同じことが言えるのか!! お前はここで罪を償え! セイクリッドインパクト!!」


ウィリアムから発射されたセイクリッドインパクトが、身動きの取れないママンハッハーを確実に殺しに襲う。


『ママアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』

「!!」

「何だ! 誰だ!!」

「あなた……」

「ママは僕が守る!!! パパンカツガード!!」


そこには、顔だけのパパンカツが、セイクリッドインパクトを防いでいた。


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何がセイクリッドだ薄汚い闘いかたしやがって……
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