記録374『馬っっ鹿じゃねええの』
「ふえええ……ふえええええええ! ふええええええええええええええええええええええへへへへええええええええええええええええええええええええええええええ!! やったあああ! やったぞおおお! これっっで!! 僕もイマジナリー! せええく!すうううううううううううう!! 出来るうううううう!! やああはああやあたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
イネは、地面でのた打ち回る様に歓喜する。
「これでえ! 僕の亜空間を作り出しいいい!! 全人類全てに僕の種をおおお!! 植え付けてやるうううう!! 孕めえええええええええええええ!! 僕の子をお! 僕にも子をおおお!! 孕ませろおおおおおお!! お前等の卵子も! 精子もおお!! 全部全部全部ううううう!! 俺の者だああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
イネは、狂ったように魔力を解放した。
亜空間発動:種卵取物語!
異世界の、否全域にイネの亜空間が発動した。
「なんだ! 何なんだこれはあああ!!」
「うう!! 何!! 私のに……何か違和感が……いやあああああああああああああ!!」
「ああおうううふううう! ああおおうふううう!! いだいいだいだいい!! 尻のなかがあああ!! あおおおおおおおおおおお!!」
男も女も、いつの間にかイネのイマジナリーに強姦されていた。
「いひゃああああああ!! ひゃめでえええええええ!」
「ひいぎいいいいい!!」
「ふごおおおおおおおおお! うhごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ああ! あうあうああううう!! ああああああああああ!!」
そして、男はイネにホースを取り込まれていた。
「らめらめらめえええ! こんにゃのおおおお!! こわれひゃうううううう!!」
イネは、恍惚の表情で、世界を見下ろす。
「さあてえ! 惑おお! 次はああ! 君の番だあアアアアアアア!!」
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惑は、突如振り返る。
「あれ? イネ?? イマジナリー?」
「!! 流石惑……気が付いたら犯している状態にしたかったけど……バレてるなんて……」
「誰が君を作ったと思ってるの? 僕には君を管理する為の権限がある、例えどんなに有利な場合でも確実に気付ける……そしてエレンちゃんにもそれは有効に出来るように設定しているよ? これぞ錬金術師の特権だよ! 自身と自身が作った実験体への行使のね!」
バレてしまったイネは、少し焦るが、それでもする事は変わらない。
「バレたなら仕方ない……でも僕は君を犯せる! 何故なら! 僕を倒す事は不可能! 何故なら魔力で出来たイマジナリー! つまり! 君が僕を止める術なんて!! 何一つないんだああああ! さああああ! 繋がろううううう!! 僕と一緒にいいいい!!!! いっぱい励もうよおおおおおお!!」
イネは、ダイブする様に惑を襲い掛かる。
惑は、魔力を拳に込めて、そのままイネの顔面を殴る。
「えい」
「ぶべえ!!」
イネも、当たると思わなかったのか、顔面にクリーンヒットした。
「どうして魔力で攻撃したのが他の魔力と直撃すると拮抗すると思う? つまり魔力を手で込めれば魔力体である君なんてボコれるんだよ? 何でだれも気付かないの? 馬っっ鹿じゃねええの」
「ぶべええ……なんでええ」
イネの全世界子作り計画は破綻に終わった。