表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
383/474

記録368『騎士VS屑三騎士ヶ一柱』

「さあ来てみろ……貴様の剣裁きをな!」

「黙れ! 貴様のような下種に! この私は負けはしない!!」


ウィリアムは、綺麗な太刀筋でパパンカツの間合を詰め、そのまま自身の間合に入れた瞬間、パパンカツに斬り込む。


「だああやああ! しゃ!!」


ヘンテコな掛け声と共に、パパンカツは瞬時にウィリアムの剣を防ぐ。


「何!!」

「はぐああ!! しゃああ!!」

「!!」


パパンカツの鋭い剣が、ウィリアムを襲う。


「ホーリーシールド!!」

「はぐう!!」


パパンカツの剣は、シールドによって防がれる。

しかし、鋭い目でパパンカツはシールドを見ると力任せに剣を振るう。


「よしよおおおおおお!!!」

「フン、そんな雑な振り方でこの私を倒せると……」


しかし、ウィリアムの予想とは違い、シールドは破壊された。


「!!」


当然、瞬時に剣で防いだ。

しかし、剣から伝わる重さは相当なものであった。


「はいやああ!!」

「っぐ!! 重い!」

「ウィリアム! ファイアーボール!」


知実は、ウィリアムの援護する為にファイアーボールを放つ。

しかし、すぐ目の前にサクラン・ドウが現れる。


「んなあああはあ……」


サクラン・ドウに、ファイアーボールは直撃したが、喘ぐような声を口から漏らす。


「なんで……」

「エヒャハハハハハハハ!! 僕が! 僕が魔力を喰らって死ぬとでも? 寧ろ君の愛液魔力が入り込んで気持ちが良いよ……魔力とは自身の体液と同じ! つまり愛液同然である!! つまり!! 君は攻撃したと考えているみたいだけど……最早僕にぶっ掛けた事となる……有難う! 有難う!! こんな君自身の大切を僕に!! 僕に僕に僕に良い良い良いい!!!! あはやあやああああああああああああああ!!」


サクラン・ドウは、知実の魔力を浴びて、絶頂する。


「はああ……愛おしい……全ての魔力が……僕にとってそれは種で在り! 気持ちで在り! 感情で在り! 叫びである! それをぶつけてくれるなんて……ああ……僕に気があるんだね、気付かなくてごめんね……」


そう言うとサクラン・ドウは、知実に近づき、涎を垂らしながら手を取ろうとする。


「止め!」


知実は、手を振り払おうとするが、逆に掴まれて、服を引き千切られる。


「いやああああああああああああああああああ!!」

「積極的だねエ!! いいよいいよ!! 僕のイマジナリーS〇Xをしてそしてそしてえええ! 想像妊娠してくれ……元気な子を産むんだよ」

「止めてえええええええええええええええええええええ!!」


良く見ると、目の前のサクラン・ドウは魔力で出来た存在であり、イマジナリーであった。


その後ろで、サクラン・ドウは恍惚な表情で嗤っている。


「ああ、おおお、イエス! イエス! オーマイゴオオオ!!」


サクラン・ドウは、一人でに腰を振っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ