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記録356『反撃』

「ひゃははははは!! 体中の武器に切り刻まれな!!」


ノリアは、楽しそうにエレンを串刺しにしながら、武器の刃をゆっくりと動かして激痛で苦しめる。


「いぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「はははは!! 良いぞ! ノリア! やっちまえ!!」

「良い絶望……はあああん!!」


ナリアは、酒の肴にし、ロメイトはイッちゃってしまった。


「ふー……ふー……しんど」

「イナミお帰り」

「しんだ……久しぶりに……あの時以来」

「あの時は大変だったよなあ……今は楽しい」


アメナガスは、懐かしそうにしながら遠くを見る。


「あ、反撃しそう」

「ほう……」


エレンを見ていたアンネートの言葉に、二人は視線を向ける。


「いい加減にしろやああ!!」

「え! ちょ!! いぎゃあああああああああああああああああああああ!!」


ノリアは、エレンの瘴気で体の中にある武器を好き勝手に動かされて中から抉られるようにバラバラにされた。


「ノリア!! てっめえええ!!!」


ナリアは、妹を無惨に殺されて、怒りの余り飛び掛かる。

口の中に、エレンの血を入れる。


「自害しろ! っこんお屑があ!!」

「うう!! いぎぎぎぎぎぐぐ!」


エレン自身の手は、自分の首を斬ろうとするが、瘴気で押さえ込む


「あはははは!! 無駄だ! 私の命令には誰もていこうぶぶぶぶぶぶあばああ!!」

「何! どうしたの! うわああ! ナリアが突然バグったああ!!」


ナリアは、涎をダラダラと垂らしながら突如痙攣し始める。


「瘴気って……こんな方法もあるんだ」

「まあ毒だからね、……神経を麻痺させたり空気に流れる微量な電流を操る事も出来る……そして自殺の指示を無理矢理ナリアに流し込んだんでしょ?」

「ががばばばばぶb!!」


ナリアは、そのまま自分の首を掻っ切って血を噴射させながら死んだ。


「うわ! うわああああああああああああああああああああああ!!」


ロメイトは、嬉しそうにしながらナリアの首を持って悦ぶ。


「今だ!」

「え? ああ! でびびいいいいいいいいいいい!!」


ロメイトは、能力を発動させる前に、首を撥ねられた。


「後はハウネウスだけ……」

「ブブブ」

「ハウネウスなら自分で作った水の海を君の瘴気によって毒水になってそこに浮いているよ」

「……ごめん」


なんやかんやあって、エレンは勝利を掴んだ。

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