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記録336『GO魔界』

エレンは、惑の送るスキルで魔王の元へと送られた。


「ふむ、魔界かあ……言っておくが……魔界では死ぬなんて簡単な安らぎは無いぞ? 中には絶望と悪夢と激痛、そして苦痛の耐えない日々だ」

「それでも……私は魔界に籠る事を課題にされました……なら私の成長の為、プランちゃんをいじめた奴等を打っ倒す為に必要な力を手に入れます」

「ふーむ、いいだろう」


そしてバファハイドは、エレンの首を飛ばした。


「精々気張れ……肉体は連れていけない……魂で苦痛と絶望を存分に飲み込み学が良い」


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「ぎぎぎいいいいいいいいがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


魔界に付いた瞬間、エレンの体は一気に引き裂かれた。


「いぎ! いぎぎぎぎい!!」


エレンは、頭だけになり顔は苦痛に歪む。


「ああば……ああははあ……」


激痛がまずエレンを襲った。


「なんだ……これは……こんなの……どうすれば」

『ぐゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオおおおおおおお!!』


奇妙な泣き声が響く。


「!! 隠れないと!!」


エレンは、何処か分からないが、身を隠せる場所へと顎で移動しながら動く。

時間は掛ったが、遠くにいたであろう者からは何とか見えない位置へと動けた。


「ぐごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

「なに……あれ」


ただただ泣いている男であった。

巨漢で、牙が生えており、ナマズのような顔をしている。


「ぐごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! ぐごおおおおおおおおおおおおお!! はらへtっだああああ!! ここに何がいた気がしたああああああああああああああああああああ!!」


泣き叫びながら、辺りを見渡す。


「ひ! ひいいい!!」


すると、近くに小狡そうな男が尻餅を付いていた。


「た! たすけでえええ!!」

「ただきいいいいいいいいい!!」


巨漢の男は、大口を開けて小狡そうな男は口の中に入る。


「ぶbU!! うぶ!! ぶうっぶうう!!」

「はむはむはむはむ!! っもっむん!!」


そして、男はそのまま丸呑みされた。


「おえええええええええええええええええええ!」


そして、胃液と共に吐き出した。


「ぎやあああああああああああああ!! いだいいだいいだいいいいいいい!!」


胃液の酸が、男を焼き付けながら体中に付着する。

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