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記録259『男と女』

スナックにて、二人は話し合う事によって、互いの悩みを理解出来た。


「そうですか……ライアンママは本当の女になる事によって包容力を得たいという事ですか」

「まあそうねえ……」


レイシャの言葉を聞いて、ある事を思い付いた。


「そうだ! 私はママのチ〇コを! ママは私のマ〇コを交換すればいいのでは!」


レイシャのアイディアに、感銘を受けたのか、ライアンママは涙を流す。


「その方法があったわね……私は一度子を産んだけど……それ以降消えてしまったわ……マ〇コ……だからちゃんとしたママとしてここでやっていけるのか不安だったわ……今は上手く行っているけれども」


ライアンは、考えれば考える程、自身に足りていないものの自覚が強くなっていった。


「では……ライアンママ……するべきですね……互いに足りなものへの交換を」

「男性としての気持ちは分かるが、母なる包容力を完全な者にし、そして貴方は女性としての包容力を持っているが、男性の気持ちを手に入れる為に」


そして、二人はある者に依頼をした。


「で? それで僕をわざわざ呼び出したという?」

「はい」

「そうです!」


惑は、二人に様子を見て推測する。


(完全に二人共亜空間内の洗脳に掛かっている……まあ取り敢えずは成功か……問題はライアンだな……このまま亜空間内で過ごすか……それとも)


二人の願いを叶えるべく、惑は二人の股に手を当てた。


「うあ!」

「あう!」

「はーい……じっとしてねえ……採取」


そのまま、二人の大事な穴を棒を採取で掴む。。


「ぐあああああああああああああああああああああああああああああ!」

「うう!!」


ライアンは、全力で痛がり、レイシャは少し顔を顰める。


「合成、後は様子見だね」


惑は、手早く二人の股間に互いの大事なものを合成した。


「はあはあはあ」

「これは……凄い……これが生命の為の棒……猛々しい生命力を感じる」

「私も……この穴に感じる……生命を産みだす為の輝きを……」


男性の気持ちと女性の気持ち……互いが互いを変えないと分かる事はないだろう。

その為、二人は言葉でもなく、知識でもなく、頭でもない、心でもない、自身のどこかで理解出来た。

それが何処にあるか、二人は分かってはいない。

男性自身が男性の心を理解出来るように、女性自身が女性の心を理解出来ているように、それは当然の理解を得た。


「どう? 気持ちは?」

「ああ、少し苦しい気がする……自身の大切なものを自身で捨てた……でもそれでも大切なものを手に入れた……後悔がある気もするが……」

「そうね……でもそれでも進みたかった……」

「良いじゃないか……とても良いじゃないか……後悔は恐れてしまう事が一番ダメだ……いや……そもそも後悔を恐れてしまったところで進む……嫌でも進む……なら後悔をいっぱい背負いながら人生を生きる事により人は何かしらの成長をする……それに後悔が多ければ多い程死ぬとき一杯人生を思い出せるだろ? そこで悪くないか悪いかは考えなく生きれば意外と度胸が付いて決断力が磨かれる……」


惑は、二人の生命の輝きに少し嬉しそうにしながら肩を叩く。


「じゃ、僕はここから去るよ……いっぱい後悔して突き進もうぜ……いっぱい思い出せるといいね!」


惑は、そのまま亜空間の外へと出た。


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「惑? お帰り」

「どうだった?」

「貴様! 一体何を!」

「うん? 面白い事をしてきた、でもそれは二人の決断だよ……精神が汚染されてようがそれでも選んだ道だ……ックックック」


惑の笑い声に、有志は怒りを覚える。


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「うう!! 疼く! ここが!!」

「大丈夫! 私が教えてあげる!!」

「あああ! ああああ! だめ! ない良い! こりぇえええ!!」


レイシャは、ライアンママに男性の手ほどきを受けていた。


「良いでしょ? すごいでしょ! これ凄く生命を感じるでしょ! 男はこれを感じる事が出来るんだ! 女性より男性の方が強い欲として現れるのはその生命力の飛び立とうとするからだ!」


レイシャは、堪らなそうな表情を浮かべる。

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