記録246『ライアン in the 亜空間:国家』
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお! おおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ふごおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」
「ああ! あ! ああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
ライアンは、チェシャ猫の言葉通り、離れた場所から観察していると、アヘ顔で素振りをしている者達の集団がいた。
「これは……」
「トランス兵だ」
「トランス兵!!」
聞いた事のない、名前の兵に引きながらライアンは聞き返す。
「えっと……なにそれ?」
「簡単に言えば、イネ王女王が作り上げた、最強の兵団だよ」
「えっと……皆どうしてあんな状態で訓練しているんだ?」
「そりゃあ、皆が性的興奮によってトランス状態だからに決まってるじゃないか」
「トランス状態!?」
明らかに、普通でない状態の兵士達に対して、更に疑問が強くなった。
「トランス状態って言うのはね? 意識とは異なる状態になっている事で、興奮状態とかでもよくある事だよ……今の彼等はその状態になる事によってどんな戦いもイネによるプレイと同等の高揚感を得られるようになっているんだ、命を捨てる行為すらも最早S〇Xの絶頂寸前レベルに気持ちが良いって感じかな? そして実行すれば絶頂と同じ快感を得られるようイネのフェロモンによってコントロールされている」
「いやそれ洗脳だろ! 完全に脳内にフェロモンを直接与えて相手を操っているだけだろ!!」
「まあそうだね、簡単に言えばイネなしでは生きる事の出来ない状態へと変わった人達だ」
「うわあ……」
最早、彼等は手遅れであろう表情で、訓練をしていた。
「あ……ああああああ!」
「あの弓を射っている人を見てよ、そこもイッテいる」
「上手く言ったつもりか?」
ライアンは、呆れながら見ている。
「あ! 余り乗り出すと!」
「誰かいるのかあ!! ヤロウぜ!!」
「!! まずい!」
ライアンは、すぐに隠れてやり過ごそうとする。
「隠れても無駄だ! 俺の嗅覚で貴様のフェロモンを見てやる! はあはあ! お前はどんな味のする性なのか!! はあはあ!」
ほぼ変態同様な探し方で鼻をスンスンと臭いを探り始める。
「俺は……どうなる」
「見つかれば……取り敢えずはパンパンかな?」
「ひい!!」
「し! 静かに! 取り敢えず君は臭いをドブと同じに……そこの泥に塗れて!」
「わかった」
そして、ライアンは、体中に泥を塗りたくった。
「糞……おち〇こが! おち〇こがああああああ! ダメだ! 耐えられねえ! 訓練にもどらなええああああああ!! ああ……あああああ……はあはあ」
すると、兵士は一人で勝手にイった。
頭が痛くなる中、チェシャ猫は案内を続ける。
「ここから行けば次の裁判には間に合うよ?」
「裁判?」
そして、ライアンはチェシャ猫の言う通りついて行く。
「貴様……私の性力増幅剤を飲んだな……答えヨ!」
「いえ! 私は飲んでおりません!」
「スンスン! 分かるのだぞ? 臭いで? 舐めたな? 貴様」
一人のヤギに、イネは問い詰める。
ヤギは涙を流すと同時に、股間部分が盛り上がった。
「ええい! 貴様! 嘘を吐いたな!」
「ひいい!!」
「チ〇コをちょん切ってしまえ!!」
「いやあだああああああああああああああああああああ!」
ヤギは、泣き叫びながら連れていかれる。
「お許しを! 自信が無かったんです! 上手くしたかったんです! 妻を満足させたかったんです!」
そんな言い訳を使いながら言い逃れをしようとした。
しかし、当然イネには通用しなかった。
「へえええい!! 斬れええええ!」
「ひぎゃああああああああ!! やだああああああああああああああ!!」
そして、ヤギの大事な部分がチョン斬れた。
「ぎゃぶあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
血が溢れ出しながら、ヤギな涙を流す。