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記録141『何者かに』

有志達は、テュリアメルの案内によってトライデントと海の加護を取りに行った。


「でもその前に!」

『海だアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』


皆は、海を楽しむ為、水着に着替えた。


「有志! そおれ!」

「うわあ! やったなあ!」


シャイニャスと水を掛け合う。


「こっち追いでえ!」

「待ってええ!」

「捕まえてごらん!」


レイシャと追い掛けっこをする。


「有志! この世界を救った後どんな城に住むか砂で作ろ!」

「ああ!」


レティリアと砂でお城を作った。


「有志! 日焼け止め……エルフに伝わる者なんですが……塗って下さる?」


テュリアメルの体に、日焼け止めを塗った。

そして、皆で岩場に行く。


「ねえ……有志……」

「有志……来て」

「欲しい」

「はあはあ、もう我慢できません」

「ああ! 任せてくれ!」


そして、岩場に隠れて沢山愛し合い、沢山与えた。


----------------------------------------------------------------


その頃、惑は有志達を観察していた。


「ああ!! おおおおおお!! すっげええええ!!」

「どう? たまには見るのも良いんじゃない? 君の場合はまずヤルのを少し我慢して弄る喜びも味わうべきだよ」

「!! まあ……羨ましいというのはあるけど……」

「どうする?」

「弄る……」


仕方なさそうにしながら、イネは自分のアレを弄り始めた。


「さてと、イネ……君はやっぱり必要だ……だからここでは死んではダメだ……だから君には生きて貰う、そしてまた君の幸運に期待しているよ」


そして、惑はイネの行動の様子を観察することにした。


----------------------------------------------------------------


「はあはあはあ……最高だよ」

「ええ、有志……はあはあはあ」

「私達も満足だ……はあはあはあ」

「はあはあはあ、そろそろいこうか~」

「はあはあはあはあ、ゆうしいい~」


そして、有志達はリヴァイアサンの元へと向かう。


「ホーリープロテクション」


有志の、聖魔法で海の底へと向かった。


「ここをもう少し行った先にリヴァイアサンが待っているよ!」

「チュ、分かった! テュリアメルがいてくれて本当に助かったよ!」

「えへへへ、褒められました」


テュリアメルは、有志にキスされながら褒められて、嬉しそうにしていた。


「着きました! ……? リヴァイアサンが?」


元気のなさそうな竜が目の前にいた。


「ああ、エルフの姫か……すまない……トライデントを奪われてしまった……中には海の加護となる宝石もあったんだ……それを聖剣に埋め込めば海の力も扱えるようになるんだが……」

「な!! どういう事ですか! 一体誰が!」

「分からない……突然現れた4人組がここにあった宝箱を奪ってそのまま浮いて逃げて……私もブレスで攻撃したが……何故か塞がれてしまったんだ……」

「!! まさか……西院円惑!!」

「!! 何だそいつは! まさかそいつが!」


リヴァイアサンが、焦りながら有志の話しを聞く。


「奴はこの世界を壊そうとする外道中の外道だ! 魔王という存在もそうだが奴もそれだけ恐ろしい存在なんだ!」

「ええ、私の国も滅ぼされました」

「何だと! 国家転覆をしたというのか!」


リヴァイアサンは、怒りに燃えながら叫ぶ。


「はい、私の父も母も……殺されました……」

「私の仲間達も全員死んだ……今は有志達が仲間だ……」

「奴は人の願いを聞いて叶えると言いながら人を惑わし悪へと誑し込むんだ……」

「まさに悪魔の所業だな……」


その話を聞いて、リヴァイアサンは女性の姿へと体へと変貌した。


「お願いだ、私も仲間にしてくれ! もし奴を倒せばトライデントも海の加護も身につける事が出来る! それらがあれば魔王退治にも西院円惑を倒すのも助けになるだろう」

「ありがとう! これからも一緒に頑張ろう!」

「!! ああ……」


有志は、女慣れしているのか、女性化したリヴァイアサンの手を握る。

リヴァイアサンも、顔を赤くしながら目を背けた。


「背けないで」

「え……」


有志は、リヴァイアサンの唇にキスをした。


「ん!! んんん……」

「ま、有志ったら」

「凄いな、有志は」

「これでリヴァイアサンもだね!」

「そうですね」


その後、リヴァイアサンを含めて岩場でした。


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「あああわわわ……あわわあああ」

「これは凄いな……」


また、有志のハーレムが増えて、さすがの惑もドン引きしていた。


「こいつ……ち〇ぽがイネさんですね」

「それ貶してるよね?」

「そうだよ!」


プランも、有志の行動を見て嫌悪していた。


「エレンちゃんこいつが君を救おうとしているのを知ってどう思う?」

「キモ」


本気で、嫌がっているエレンを見て、惑は嗤う。


「さて、じゃあ殺すための準備をしようか! 今日も訓練だ!」

「はい」

「行くよおお!!」


「ぐbがああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「凄い特訓じゃ」


ドワーフのお爺さんたちも引いていた。


「で? この散らばっているこれは?」

「ああ、海の加護……壊した」

「え? 何で?」

「いらないし」

「ええええ」


惑の手によって、勇者パーティーに海の加護が入る事はなくなった。

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