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管理職エッセイ

20歳以上差とはすなわち大人と赤ん坊である

作者: 豚化萌え

 A子さん

「豚化萌え課長、大丈夫ですか。最近、豚化萌え課長は仕事を抱え過ぎている気がします。身体を壊さないか心配です。何でも仕事を振ってくださいね。」


 A子さんは、あと5年もしないうちに定年となる私の部下である。年齢は豚化萌え+20歳以上。


 そんな歳上の部下がいるのかと思われたかもしれないが、本人のキャリア形成とかその他諸々の理由によってそうなっているだけであり、それこそ能力が年齢の割に劣っているとかそういうわけではない。実際、豚化萌えの視点として、A子さんは部下として頼もしく思えているからね。


 

 そんなことを考えながらふと思う。

 豚化萌え課長とA子さんの年齢差って凄くね!?

 A子さんが△歳で結婚して子どもを出産したわけだけど、A子さんが△歳の時には豚化萌えはまだ乳幼児だったよ。


 って考えると、A子さんと豚化萌え課長は親子でもおかしくない年齢差と言える。



 【ここから妄想パート】


Part1


 A子さん

「今日もお疲れ様です豚化萌え課長。」


 豚化萌え課長

「お疲れ様です。」


 A子さん

「大丈夫ですか。辛くないですか?」


 豚化萌え課長

「部下であるA子さんに弱音を吐くのもなんですが。」


 A子さん

「うんうん。」


 豚化萌え課長

「けっこう辛いです。」


 A子さん

「そうね、辛いのですね。今日ぐらい私に甘えてもらってもいいんですよ。」


 豚化萌え課長

「それじゃあ、今だけ△歳の頃のマインドに戻ってもらっていいですか?」


 A子さん

「えっ?△歳って私が結婚して子どもを産んだ時あたり?」


 豚化萌え課長

「そうです。A子さんがお母さんになった時です。その時、私も月齢的に乳幼児でした。A子さんがお母さんで、豚化萌えが赤ん坊キャラという設定で甘えさせてください。」 


 A子さんの反応

(キョトン)


 心の声

(さすがに引かれただろうか(^_^;))

(とはいえあそこまで言ったら引き返せない。かつ、赤ん坊になりたいのは事実だし。)


 豚化萌え課長

「ばぶ~、ばぶ~、A子ママ。甘えさせてほしいでちゅ〜。」


 A子さん

「よちよち、どうしたんでちゅか?」


 心の声

(あれ、意外とA子さんノリノリだな。よし、この勢いで。)


 豚化萌え課長

「最近ね、仕事で疲れてるでちゅ。いろいろなことを決めなきゃいけないし、人事評価もいろいろな不平不満を感じながらもやっていかなきゃいけないしで周りからどう思われているか分からないけど、凄く疲れてるでちゅ。ばぶ~。ばぶ~。」


 A子さん

「課長の頑張りは私が傍で感じているから大丈夫でちゅよ。」

(頭ナデナデ)

「今日は思いっきり甘えていいのよ。」


 豚化萌え課長

「はい、ママ〜。」



 豚化萌え課長

「あっ!」


 A子さん

「どうしたんでちゅか?」


 豚化萌え課長

「おしっこ漏れちゃったみたい。」


 A子さん

「もう仕方ないでちゅね。変えてあげるから、横になってね。パンツはまだ早いわ。おむつをつけましょう。次からは、ここにしていいでちゅからね。」


 豚化萌え課長

「ありがとう、ママー!」



 以降の展開は読者様のご想像にお任せします(^_^;)

 ちなみに、実際の容姿は、

 

 豚化萌え課長(30代後半、程よいブサイク)

 A子さん(60歳程度、ブス)


 すなわち、ブスなおばさんがママで

 程よいブサイクが赤ん坊キャラでってことで

 まー現実はそんなもんよ。

 そういうリアルな想像が苦手な読者様は美男美女での赤ちゃんプレイの脳内変換をしてみて下さい。 



 赤ちゃんになりたいとか、赤ちゃんプレイがしたいという願望は強いストレスがかかっている時に見られやすいらしい。豚化萌え自身はどうか。認めたくないだけで、確かにストレスはあるかもしれない。現在、奥様は子育てで忙しいのに夫が赤ん坊になったら邪魔でしかないだろうから、そうなると、いわゆる風俗などの利用を検討すべきかどうかレベル?

 とはいえ、奥様に内緒で風俗行けるほど肝っ玉も座っていないので(出張のついでとかなら行きやすいが、しばらくは出張の予定がない)、様子見か。

 ただし、頭がおかしくなるとか犯罪を犯す危険性とを天秤にかければ風俗等で解消も全然ありだとは思っているので、今後の精神状態のバランス次第でしょう。



Part2


 A子さん

「今日もお疲れ様です豚化萌え課長。」


 豚化萌え課長

「お疲れ様です。」


 A子さん

「さっき、スマホの画面見てしまったんですけど。」


 豚化萌え課長

「えっ? そっか画面つけたまま机に置いてトイレに駆け込んだっけ。」


 A子さん

「それで課長が豚化萌えという名前で利用している小説サイトが見えて、プロフィールとかも見たんですけど、課長って、豚になりたいんですか?」


 心の声

(やばい、やってしまった(^_^;))

(不注意による、垢バレかよ)

(否定するか? いや、もう勢いだ)


 豚化萌え課長

「ですね。A子さんには意味不明かもしれませんが、小さい頃から、豚になりたいという感情を持って生きてきました。」


 A子さん

「そうなんですね。奇遇です。私も新しい豚を飼いたかったので。」


 次の瞬間、豚化萌えの鼻は吊り上げられた。

 痛さと同時に確認すると、A子さんの手には鼻フックが握られていた。


 A子さん

「家では夫に鼻フックして豚扱いしているんだけど、夫も還暦近いので若さがなかなか。豚化萌え課長は30代後半なので、やはり若いね。若い豚を飼いたかったので。」


 豚化萌え課長

「私は、鼻フックとか痛いのじゃなくてセルフ豚鼻とかそういう感じの、自然な豚化が好きなんですよ。」


 A子さん

「贅沢言わないで。豚になりたい✕豚を飼いたい人間どうしが近づいただけでも凄いことなので、それで満足してね。豚になった際の意味づけは課長に任せるわ。」


 私の鼻は、鼻フックで更に吊り上げられて凄まじき豚っ鼻となった。鏡にうつった私の顔はまさに醜い豚である。


 A子さん

「課長、こないだ私に言った注意を覚えてる?」

「こんな醜い豚に注意されたとか、マジで恥だわ」

「豚になりたいってこと、会社中に知らせる?」


 豚化萌え課長

「それはご勘弁を。」


 A子さん

「じゃあ、ここに書いてある言葉を読んで」


 豚化萌え課長

「・・・私はA子様の豚です。A子様にブヒブヒとご奉仕します。豚になりたいです。A子様、私を立派な豚にして下さい。ブヒィィィィィィィ!」


 A子さん

「分かったわ。お望み通り、立派な豚になるように調教してあげる。」


 

 以降の展開は読者様のご想像にお任せします(^_^;)

 実際の容姿は、

 豚化萌え課長(30代後半、程よいブサイク)

 A子さん(60歳程度、ブス)


 すなわち、ブスなおばさんに私が調教されるという妄想ですね。

 まー現実はそんなもんよ。


 そういうリアルな想像が苦手な読者様は美女が女王様で、美男が豚扱いされるプレイの脳内変換をしてみて下さい。


 個人的には、もしも調教されるシチュエーションになったとしたら相手の女性はブスであればあるほどいいです。興奮します。美人に調教されるって、別に普通じゃないですか。

 ブスに調教されてるよ俺!

ってシチュエーション自体が興奮の対象になります。分かる人だけ分かればいいです(^_^;)



Part3


 A子さん

「今日もお疲れ様です豚化萌え課長。」


豚化萌え課長

「お疲れ様です。」


A子さん

「さっき、スマホの画面見てしまったんですけど。」


豚化萌え課長

「えっ? そっか画面つけたまま机に置いて来客対応してたっけ。」


 A子さん

「それで課長が豚化萌えという名前で利用している小説サイトが見えて、作品も読んだんですけど、課長って、ブスでもいいから女になってみたいって本当ですか?」


 心の声

(やばい、やってしまった(^_^;))

(不注意による、垢バレかよ)

(否定するか? いや、もう勢いだ。話のタネにもなるかもしれないし。)


 豚化萌え課長

「そうですね。ブスでもいいから女になってみたいです。」


 A子さん

「本当に作品に書いてある通り、豚顔でもいいの?」

「そしてどんなにブスでも性欲さえあれば幸せに過ごせるはずって書いてあるけど本当にそう思っているの?」


 豚化萌え課長

「そうですね。顔は養豚場の雌豚と遜色ない感じでもいいので、とにかく性欲さえあれば大丈夫かなと思っています。私の奥様も正直ブスですが、誘われているうちに子どももできてしまったので。」


 A子さん

「ふふふ、そうなんだ。じゃあこれを飲んでみて。」


 A子さんは私に水のような液体が入ったコップを差し出す。


 豚化萌え課長

「何ですか、これは?」


 A子さん

「いいから飲んでみて」


(ごくごくごく)


 私はその水のような液体を飲み干した。

 少し経つと、全身に変化を感じた。


 顔の変形?、髪質の変化?、胸部の変化?

 下半身の変化?、ホルモンバランス的な何か?

 筋肉→脂肪のような弾力性? 声質の変化?

 身長の縮み?

 

 上記のようなことを感じながら気絶する。



 A子さん

「そろそろ起きてごらん。年齢そのまま、すなわち30代後半女性だといろいろキツイかもしれないから20代半ば女性に設定しておいたから。」


 A子さんの声がけに私は目を覚ます。

 そこには大きな鏡が設置してあり、私は自分に起きた変化を確認することができた。


 髪:ロング

 胸:Cカップ

 下半身:男の時のアレはなくなり、別の形のものが

 ホルモンバランス:男だった時とは何かが違う気が

 脂肪:多めで、筋肉少なめ

 声:高い

 身長:男だった時より、−15cmの155cm


 ここまでであれば女体化のみであるが、実際は顔も豚であり、性欲も足された。


 目:一重でめっちゃ細い

 鼻:豚鼻。鼻フックしなくても最初から豚鼻

 顔:肉つきが良い

 性欲:旺盛


 A子さん

「どう?だいたいお望み通りだと思うけど?」


 豚化萌えちゃん(♀)

「そうですね。ありがとうございます。」


 A子さん

「じゃあ、ちょっと恋愛とか頑張ってみて。」


〈1か月経過〉


 A子さん

「豚化萌えちゃん。恋人とか結婚できそうな人ってもう見つかった?」


 豚化萌えちゃん(♀)

「それがなかなか。」


 A子さん

「どうして?」


 豚化萌えちゃん(♀)

「何人かとは寝てるんですけど、やっぱりこの顔で引かれちゃうみたいで。メイクとかマスクでごまかしてホテルで盛り上がっても、朝にシャワー浴びると、男性の気持ちが冷めるみたいなんですね。マジで、ブスなの、つらい。」


 A子さん

「自分で望んだことじゃない。相手の年齢層はどんな感じ?」


 豚化萌えちゃん(♀)

「やっぱ同年代が多いですかね。」


 A子さん

「それじゃあ難しいに決まっているじゃない。男だった時のメモで、若ければブスでも可愛く見えてくるってメモを豚化萌えちゃん自身していたわよね。同年代じゃなくて30代半ばぐらいを狙わなきゃキツイわよ。容姿の比較じゃ同年代の女性に勝てないんだから。」


 豚化萌えちゃん(♀)

「そうは言っても、いざ女になってみると、おっさんなんて無理無理。同年代ぐらいの男に大切にされたいって思っちゃうんです。」


 A子さん

「それは、無理よ。現実を見なさい。」


 豚化萌えちゃん(♀)

「確かに、このまま1人はキツイので何とかしたいとは思っています。」


 A子さん

「いつでも相談にのるから頑張りなさい。そうね、若作りしているけど実際は焦っていそうな30代半ば〜後半男性とか良いと思うわよ。」



〈数ヶ月後〉

 とあるホテルで豚のように鼻息荒く興奮しながら、30代半ばの若作り男性と愛し合い、子作りに励む、豚化萌えちゃん(♀)の姿があった。その詳細や以後の展開については読者様の想像にお任せします。




 上記のような懸念はあるものの、やっぱり豚化萌えとしては一度はというか、来世は女性になってみたいですね。性欲さえあれば豚顔でもいいので。無いものねだりとか、隣の芝生は青いという意味合いなのは理解しているつもりですけれども。



 よし、今日も仕事を楽しもう!

ストレスたまりすぎている時は、

本当にそういう店に行った方がいい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] Part2のA子さんのSっぷりに笑ってしまいました。 大人と赤ん坊関係なくなってるし。 というかどんな話題からでも豚鼻に持ってくる話術と精神力って、すごいな。(笑)
[一言]  マクロン仏大統領のヨメは24歳年上。  学校教師と生徒の関係でヨメは当時既婚で娘がマクロンの同級生だった。
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