表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/38

episode018 迷宮探索3

「とりあえず、11層に降りるか。」


そう言って11層に降りるのだった。


「一応登録しておいて、

 今日の探索はここまでにしてっと、

 思ったけどまだ進めそうだし進む、

 その前にジョブを進化させるか。」


そう決めてとりあえず、ギルドに向かった。


「すみません。職業の進化ってできますか?」


受付にそう聞くと。


「わかりました。それではこの水晶に触れてください。」


そう言われてその水晶に触れた。


魔拳士

魔闘士

見習い体術士

見習い魔法使い

見習い暗殺者


「魔闘士でいいか。」


そう決めた俺は魔闘士を選択した。


「ありがとうございました。」


問題ごとに巻き込まれないうちに俺はギルドから出て迷宮に再度向かった。


「よし探索を再開するか。」


そして11層に転移した。


「思ったんだけど何層くらいあるんだろうこの迷宮。」


今回のステージは鉱山がテーマらしい。

至る所に坑夫らしき人たちがいた。

そして俺は話しかけてみた。


「あのすみません。

 今まで人を見なかったんですけど何でなんですか?」


「そりゃ儲けりつが低いからさ。

 大体20層くらいじゃないとまともに食っていけねぇよ。

 そしてこの鉱山エリアもギルドが認めた人いが掘っちゃいけねぇからよ。

 こういう階層は無視していくんだよ。

 それに15階層まで多くの鉱夫がいるから、

 魔物もわいてすぐ殺されるんだよ。

 そんなわけで儲けれねぇから人気も無くなって人がほとんどいなくなるんだわ。

 ここにいる鉱夫だって奴隷だったり冒険者の罰などで使用されたりするんだよ。

 だって定期的に元の資源に戻るからな。

 下手したらレア鉱石だって見つけれる。

 戦闘が嫌いな奴らからしたら安定した収入も得られなくない。

 スラム街の子らにも働かすわけなんだようちの領主は。

 だから街は発展する一歩でな。

 でも住居が少ないっていうのが問題になって、

 上に上に建設されて今じゃ大体4階くらいある家が多い。

 大体その家に大体20人くらい住んでると思う。

 まぁクランとかパーティーとかそう言うとこに住んでるイメージあるな。」


と色々教えてくれたのだった。


「ありがとうございます。」


「あぁ送ろうか?」


「どこまでですか?」


「15層まで。」


「あぁじゃお願いします。」


「銀貨1枚と魔力負担はお前でいいか?」


「いいですよ。」


というわけで俺は15層まで送ってくれる人に会うのだった。



「ありがとうございました。

 はい。銀貨一枚です。」


そう言って銀貨一枚を支払った。


「おう。頑張れよ。」


一応15層にも登録しておいて、

ボス部屋に向かった。


「ガーゴイルらしいな。」


そう呟きながらボス部屋の扉を開ける。

そこには一つの石像があった。


「見た目はゴブリン。

 確かに情報通りだな。」


ガーゴイルと言っても形は様々で。

元になっている種族が強ければガーゴイル自体が強くなるが、

元がゴブリンなだけ、かなり弱体化しているようだった。


「どうしたものかな。」


今回どういう縛りで行くか悩んでいた。


「まぁ縛りは合計MP1000まででいいかな。」


俺はそう決めてとりあえず200MP消費して身体強化を施した。


「[縮地]からの[強打/連撃]」


そう言ってそのガーゴイルは崩れ去るのだった。


「マジで?

 今まで最弱じゃん。」


俺はそう思うのだった。

だが実際はもっとややこしいはずなのだが、

耐久戦に強いガーゴイルの防御を貫通するほどの威力があるとは考えない、

あまりに脳筋すぎる戦法で攻略するのだった。


「宝箱は金が二つ。

 よっしゃ!」


そしてその二つの宝箱を開けたが入っていたのは合計3つの本だった。


・特性:幸運体質の書

ランク:最上級

品質:最高品質

効果

特性:幸運体質を獲得する


・スキル:生産の心得の書

ランク:最上級

品質:最高品質

効果

スキル:生産の心得を獲得する


・職業:魔王の書

ランク:幻想級

品質:最上級

効果

職業:魔王になれるようなる



「なんで全部ヤバめなやつなんだよ。」



もうちょっと普通なものが欲しかったのだがまぁいいか。

そう思うことにして16層そして宝箱がある場所に向かうのだった。


宝箱まで向かっていると、

手負の魔物がやってきたので、


「[強打]」


そう言ってその魔物の首の骨を折って即死させる。


「テメェ何してくれたんだよ。

 人の魔物を勝手に殺してよぉ?

 テメェのせいで経験値もらえなかっただろ!」


「そうか。それはすまん。」


俺はそう謝ったが、

それが気に食わなかったのか、


「テメェふざけてるのか!!」


と切れてきた。

いや普通誰かの経験値より自分の命優先だろ。

そう思いな柄もDQNはどの世界にも存在するもんだなと思うのだった。


「それで自分の命より他の経験値を優先しろと?」


「あぁそうだよ。それが迷宮ないの暗黙の常識だ!」


「それじゃつまり君を殺してもいいというわけかな?」


「何でだよ!」


「だって俺のレベルの為に君に死んでもらったらいいと思うんだよ。

 暗黙なんだろこれが。

 自分の死よりも誰かの経験値を優先する。

 それがこの迷宮の暗黙なんだろ?

 だったらお前を殺しても問題ないよな?

 違うか?」


俺は少々相手に魔力を放ちながらそういうのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ