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episode016 迷宮探索1

「あ、俺のことですか?」


「そうだよ。

 お前以外誰がいるんだよ。」


まぁそりゃそうか。

だって今金。

もとい銀貨3枚もらった。

けどたった3枚だけで脅すか?

普通。まぁ普通だったらこんなことしないんだけどね。


「それで何ようですか?」


「何ようってそりゃなぁ?

 お前がさっきもらった金を有難くもらったあげようと思ってんだよ。」


「そうですか。」


そう言ってそいつらのことを無視して迷宮に潜ろうと思い、

迷宮に行こうとすると、



「ちょ待てよ。

 何俺を無視して行こうとしてるんだよ。

 Cランク冒険者なめんなよ?」


「え?何言ってるんですか。

 誰があなたみたいな汗臭い人を舐めるんですか?

 そんな不衛生の塊を舐め合うのはあなた方だけにしてくださいよ。

 迷惑ですよ。だから彼女とかいないんですよ。」


そういった。

まぁこのレベルでキレるようだと子供だな。

まぁそこまで煽り耐性は低くないだろう。

そう思った。だがそのチンピラは思ったより煽り耐性が低かったようだった。


「っちテメェ誰に向かって言ってんだよ。

 こちとら剛腕のブルドだぞ。」


「え?ブルドックですか?」


「何言ってんだ。」


というかブルドって。


「そうだぜ、俺はチワワ様が許してやるから、

 ほら今だぜ金出すの。」


「だな。このプードルが今ならブルドさんの怒りを鎮めれるぜ?

 どうする坊主?」


「っw。」


笑いを堪えられなかった。

だってチワワにプードルそしてブルドックだぜ?

犬てwww。

ヤベェ笑い我慢するのに精一杯になる。


「ス、すみません。」


「誤って許されるなら衛兵はいらねぇんだよ。」


「そう、すか。」


「お、やっとわかったか。」


「つまるところ、

 自分より弱い弱者に金をたかって、

 俺つえぇアピールからの、

 弱者の金で金持ちアピール。

 醜いですね。

 愚かですね。

 子供でも努力をしますよ。

 まぁ子供より努力をしてこなかったから、

 あなた方みたいな性格になったようですね。

 それでは自分はこの辺でお暇させてもらいます。

 とりあえず宿探しかな。」


呑気なことを言いながら俺は颯爽と逃げた。

もちろん。宿なんか行ったりしない。

だって目の前に迷宮というアトラクションがあるんだぜ?

それを行かずにどうするんだよ。


そんなわけでやってきました。迷宮。


「とりあえず、5層目で転移したから。

 ボスをもう一度倒して6層目の探索を始めるか。」


そう呟いたらすぐにボス部屋まで走った。


「今度は拳だけで戦うか。」


そう決めた俺はボス部屋に入り、

拳を構えた。


「とりあえず魔拳発動」


まだ一つの属性しか纏えないが、

だが大丈夫だ。

纏う属性は無属性。

つまりは単純強化。


「それじゃ行きますか。」


まずはゴブリンヒーラーを潰す。


「[縮地]」


そして拳をそのゴブリンの心臓めがけて殴る


「[強打]」


その拳はさらに魔力を纏い強化される。

ゴブリンの心臓は花火のように散った。


「次ぃ![縮地]」


次はゴブリンあぁなんだっけ?

魔法使いの肺を潰す。


「[構え]」


息を吸い込む。


「[正拳突き/飛拳]」


正拳突きを飛ばす。

ちなみにHP20消費するよ。

俺からしたらあんまし変わらないけどね。


「[重拳]」


その拳は重くなる。


「[硬拳]」


その拳は硬くなる。


「[打撃/連撃]」


その攻撃は繋がる。


「っと。これで終わりかな。」


終わったのだった。


「いやぁ思ったより楽しめたな。

 縛りプレーは強いと楽しくなるな。」


そう言って次の層に向かおうとすると、


「マジかよ。

 宝箱出現するのかよ。」


宝箱が出現したのだった。

しかも虹色と銀色の宝箱。


「とりあえず銀の方を開けてみるか。」


中に入っていたのは赤と青の籠手とポーションだった。


・中級ポーション

ランク:中級

品質:高品質

効果

HPを20%回復する


・火炎の籠手

ランク:中級

品質:高品質

効果

攻撃時火属性ダメージを追加する


・氷雪の籠手

ランク:中級

品質:高品質

効果

攻撃時氷属性ダメージを追加する


「まぁこれでいいかな。」


その籠手を俺は装着した。


「結構フィットするもんだな。

 それじゃお楽しみの虹色を開けてみるか。」


その中には2冊の本とネックレスが入っていた。


・スキルブック

ランク:上級

品質:高品質

効果

中級までのスキルどれかひとつ獲得する


・武功の書

ランク:上級

品質:高品質

効果

武術系スキルのスキルレベルを4上昇させる


・魔法のネックレス

ランク:最上級

品質:最高品質

効果

魔力を込めることで込めた魔力の属性を強化する

強化率は込めた魔力×2%

一つの属性につき最大100まで。


「これはかなりの当たりだな。

 でも今はいいかな。

 とりあえず魔力を込めるだけはするけど。」


そしてそのネックレスに魔力を込めたのだった。


「とりあえずこの本2冊は後回しでいいし、

 ネックレスもインベントリに収納して。

 それじゃまだ見ぬ6層目に向かうとしますか。」


そう言って6層へ続く階段を降りた。



「ここが6層か。

 迷宮内に迷路か。

 めんどくさいな。

 というか罠だらけだし。」


そうこの階層は罠だらけの階層だった。


「でも即死系の罠じゃないな。

 擦り傷や微毒、微麻痺か。

 じゃ10層まで罠無視して行こうかな。」


そんなことを考えるのだった。

戦闘描写はそんなに得意ではないので、

こうした方がいいとかあれば教えていただけると嬉しいです。

それと、意見などがある人は感想で教えていただけると作者の励みになったりします。


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