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邪武器の娘  作者: ツインシザー
魔族領
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夏休み1

 夏休みはタウロン郷市にもどってすごすことになるんだろうなと思っていた。


 逆だった。

 お嬢様が学園に来た。


「少しは成長したかしら!、あなたたちの学習度合いを確認しにきてあげましたわ!」

 ドーナツ型の浮き輪を装備しながらのたまった。

 早く何とかしないと。


 タウロン郷市には海がない。ここにもないが、隣の5郷にはあるらしい。なので屋敷での個人授業もまとまった休みを作り、こうして配下に会いに来た(海に遊びに来た)というわけだ。

「・・・遊ぶ」

 くっ・・・なん、だと。

 待てシア、ダンジョンはどうする。いっしょに攻略してアイテムがっぽり稼ぐんだろう?、そしてひと財産作っておいしいご飯をおなかいっぱい食べるんじゃないのかっ

「・・・・・・両方する」

「えぇ。良く遊び、良く探索することはやぶさかではないわっ」

 お嬢様もそれでいいようだった。

「まぁ、私としても冒険者ギルドには行くつもりだったから。討伐依頼を受けるのが、ダンジョン探索に変わった程度よ」


 討伐もええなぁ。

 討伐依頼は報酬額が決まっているのでコンスタントに稼ぐのに向いている。ダンジョン探索は大物狙いの博打を打つのに向いている。

 どっちにしても自身の腕で稼ぐということに興味がある。


 くくく、元無職をあなどるなよ・・・無職はな、ゲームでなら働けるのだ!

 なお今も無職。

 シアは学生兼冒険者。

 うん。

 いや、お嬢様の配下か。

 オレの職業⇒10歳の配下。

 うむ(満足)



「海よ!」

「うみー!」

 三日かけて5郷・メフラン郷市に来た。


 海だった。

 青い空、白い雲、紫色の海、赤茶色の砂浜。


 スゲー!

 紫の海だ。違和感しかない。けれどもこの世界ではあたりまえらしい。砂浜には遊びに来た人々がわらわらといた。

 うちの二人は海に突撃していく。


「あちちあち、あははははは」

「うみー!うみー!」

 ひゃっはー!

 うみだー!

 ジャババババ

 ぎゃー!さびるー!

 さびるのかー!?どうなのーっ!

 あはははははっ

 うみすげーっ

 シアシアっちょっとオレの刃の方を海に入れてくれっ水面が見えるっ海の中がちょう見えるっすげー!

 あはははははははははははっ


「・・・・・・・・・・・・」

 ん?どうした早く。


 ざく。


 ぎゃあああーあついー!オレだけ砂浜に置いてかないでーっ!



 二人は海を満喫した。

 めっちゃしてた。

 オレを置いて。

 ・・・・・・。

 オレは浜辺から二人を見てた。

 水着姿の二人を。

 ・・・・・・良き。


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