プロ3
ハイハイする赤子たち。
こいつら食事しないのか。というか、おしっこもしないのか?いや、他の赤子を見ているとしている。頻度は多くない。なんか人間ではないっぽい。あえてゆうなら魔物?いや魔族?人っぽいけど魔物っぽい
食事しなくても死なないのか。これはいい。無駄に心配しなくていいからな。
とはいえこのままだとやはり餓死するのではないか?
おい、おい。こっちにこい。
あまいものでつろう。オレを舐めると鉄分がとれるよ!・・・ダメっぽい
甘い言葉でつろう。やぁハニー、ちょっとオレで筋力トレーニングしないかーい?・・・ダメっぽい
母性でつろう。うっ、産まれる、産まれるうぅ、誰かっ、早くきてえっ!・・・むしろ遠ざかられた
金めのものでつろう。・・・思い浮かばないな
オレの生涯のすべてをかけて育ててやるからこっちこい。
ダメっぽい。オレの言葉は一切聞こえてないようだ。だめか・・・どうにか意思の疎通だけでもなんとかなればなぁ。
聞こえている人ー?右手を上にあげてください「う」なんでだよ。上がったよ。あれは片目が金目の赤子か?金目の赤子だけが右手を上にあげた。
よし、ちょっとオレのところに来てくれ
・・・・・・
来やしない。誰かどうにかしてくれ。
っと、そんなことをしていたら今度は別の赤子が落ちているオレに気が付いた。さっきペロペロしていた金髪の赤子はオレをほおってどっかへ行ってしまっていた。
新たにオレを拾ったのは赤毛の赤子である。じーとみられる。
気に入られたらしい。目が輝いている。
まぁ、産まれたばかりの赤子は眼差しがキラッキラしてるけども。
うん。オレは赤毛の赤子とわかりあえた気がする。
わかった。オレがお前と行こう。どうやら他の武器たちも自分のパートナーを見つけたらしい。みつけてないやつもいる。本来の赤毛のパートナーとかな。
この赤毛、腕力が強いらしい。産まれたばかりなのにオレを片手で持ち上げていやがる。とられたどー
おれを掲げて満足そうだ。
わかった。オレを掲げたお前に名前をやろう。その雄姿に免じてエクスカリバーと名付けよう。
エクスカリバーが横からきた頭になぐられた。
金目の赤子の頭突きを顔面に受けたのだ。
地面に倒れ、鳴き声をあげる。
おれをつかんだまま。
そして金目の赤子、おれのパートナーはうきゃきゃと笑うのだった。




