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0.00  【丹電子障害】「WEB百科事典」より

【百式EA辞典】より


 丹電子障害(たんでんししょうがい、'Oxnbe-kbol)とは、#043年頃に首都圏を中心に流行した後天性免疫不全疾患、及びそれに関連する現象の総称である。

 なお、'38年に政府から「丹電子障害というもの自体が存在しなかった可能性がある」と発表されるなど、その存在や概要においては謎が多い。


 当時、厚生局はこの一連の現象は常在菌による複合的な日和見感染が原因としていたが、その現象を引き起こす常在菌の組み合わせは正確に定義されていなかった。免疫力の推移と関係なく発症すること、接触感染のような現象が見られたことなども日和見感染に疑いの目が向けられる原因となっている。俗称『丹病』(たんびょう)。

 

 広義には、同時期爆発的に流行したAI機構障害(AIショック)を含める事もある。


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■症状

 当時の厚生局の発表によれば、ヒトが丹電子障害を発症する場合、大きく分けて神経系型と皮膚型が存在するとされている。


・神経系型

 身体のメラニン色素から着色・硬化が進行し、全身に転移する。メラニンの存在する目・耳・中枢神経などに関連した症状が初期症状として現れる。

 頭痛・めまい・嘔吐・微熱を主な症状とし、病状がさらに進行すると髪、虹彩の変色・著しい視力の低下・難聴・髄膜炎などを起こしながら全身に炎症を引き起こし、多臓器不全によって死に至る。珍しいケースとして、脳神経系になんらかの障害が発生し、気を失いそのまま突然死に至るケースもある。

 また、後述する皮膚型よりも進行が早く短時間で重篤化するため、致死率が非常に高い。


・皮膚型

 皮膚全体が赤く変色していく。メラニン色素沈着がある部分から変色が始まり、最終的には身体の細胞組織全てを侵食し壊死させる。

 感染した個体により症状に大きな差があるのが特徴で、特にヒトにおいては、皮膚が一時的に腫れ上がりすぐに治る程度から、感染した瞬間に赤い痣が全身に広がり即死する場合もある。症状が重篤化した場合は神経系型に移行しているとも考えられる。

 皮膚型にはさらに散在性のものや粘膜へ拡大するものが知られている。粘膜へ拡大する症状は単に皮膚感染を起こしたものより比較的進行が早い。


・共通項目

 人間が生命活動を停止した後も症状の進行が継続する。その為、感染者の遺体の皮膚は時間が経つほど赤く染まり不自然に硬直した状態となる。遺体が石の様に結晶化するまで進行は続く(これを俗に「丹化」という)。


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■機構

 詳しくは「 AI機構障害(AIショック)」 を参照。

 ヒトへの感染、特に「丹化」に酷似した症状が現れる。


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■疫学

 複合的な常在菌による日和見感染を原因とし、人獣及び機構共通の感染症であると定義されている。

 その中でも主な症状の原因として、当時新たに発見されたとされる電精ウイルス(でんせいウイルス、’Be-kbogwill haogl)によるものが大きいと厚生局は発表していたが、現在その見解は却下されている。

 民間のみの調査においてもその存在の発見に至っていなかったため、真偽について疑問が投げかけられていた。

 電精ウイルスは、理論上、いかなる環境でも通電性がある限り存在が可能とされ、主な症例として生物の神経が発する電気信号に感染するケース、皮膚電気活動に反応し皮膚感染症と同じメカニズムで感染するケースが挙げられるが、詳細な感染ルート及びメカニズムは未だ解明されていない。

 AI機構における感染についても、ヒトや獣と同じメカニズムであるとされているが、電流が発生していても比較的単純な機構には当該症状が一切見られなかった事から、違った原因や感染経路を指摘する専門家も少なくない。

 国内での発症例は#046年を最後に感染者および感染機構は確認されていない。


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■治療

  流行した#040年代当時は副腎皮質ステロイドを大量に全身投与する治療法が主流であった。

 現在は症状に有効な血液製剤が開発されているが、その特殊な分離方法は国直属の国防研究室でしか行う事が出来ず、また分離方法も公開されていない。

 なお、丹電子障害およびその原因とされる電精ウイルスの研究は'38年に政府から「存在しなかった可能性」が示されてから頓挫しているのが現状である。


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■都市伝説

丹電子障害に纏わる都市伝説が後を絶たない。

その理由として下記のようなものが考えられる。

 ・原因の不確かさ

 ・症状の奇妙さ

 ・パンデミックを引き起こす寸前まで拡大した一方で公共からアクセスできる記録が少ない

 ・血液製剤の製作権利が国に帰属し民間に許可されていない

 ・'38年に発表された「丹電子障害は存在しなかった可能性がある」とする政府見解

詳しくは「丹電子障害の都市伝説」を参照。


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■関連事項

 ・AI機構障害(AIショック)

 ・SZT血液製剤

 ・電精ウイルス

 ・丹電子障害の都市伝説



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