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目指すは逆ハーエンド!  作者: 122番目
おまけ
12/13

主人公のその後 2

キャラ設定、「主人公について」を先に読んでから、お進みください


本編のネタバレありです

デフォルト主人公の姉の場合



夏休み、お盆のために実家に帰り妹と久しぶりに再会し、彰平君と互いに気まずいながらも和解致しました


学園が始まってから、あれから私は一度も放課後の図書室に行かなくなり、彰平君を土曜日に駅で見かけることが多くなりました


妹のメールによると、毎週土曜日に私の前の学園近くの図書館で二人でデートしているそうです


妹曰くデートではなく、一緒に本を読んでるだけらしいですが


夏休み、設定と記憶を思い出した…というのは変ですが理解したあと、妹、デフォルト主人公の利里奈とよくメールをしています


以前の学園の友達は利里奈に良くしてくれているらしく、利里奈を通じて向こうの友人と、お互いの学校や授業の進行度についてメールをしています


携帯にメールを送っても届かないので忘れられたと思っていたそうですわ…、忘れていたというより知らなかったのですけれど


なぜか学園に入る前に携帯が壊れていたため、新しい携帯に入っていたのは利里奈の部屋にあった彰平君と加奈子さんのメルアドのみ


このゲームの主人公にに転生したいと願ったのは私だけれど


(ゲーム開始までの思い出をほぼ全部消されてるなんて思いませんでしたわ…)


あの夏の狂宴の最中に思い出したせいで、しばらく平静でいられなかったのでよくお兄様、副会長のところに逃げていた


副会長は手は出さなかったのでゆっくり眠れたのだ…コスプレさせられるが


そうつらつらと考えていると、カバンの中の携帯が鳴る


相手を確認すると、私は今まで座っていたイスから立ち上がって、スカートのプリーツを直した


イスが私の靴に触って無言で呼び止める


私はくるりと振り返ってイスに顔を近づけて言った


「ありがとう。また今度、ね?」


イスは赤くなりながら俯き、私は足早に立ち去る





待ち合わせの駅に行くと、利里奈と彰平君が楽しそうに話しているのが見えた


やはり初恋というものは叶わないらしい

転生前は多くの恋をしていた…すべて記憶であり感情は伴っていないけれど

この体の初恋は彰平君で、私が入った後も恋をしていた相手は彰平くんだった

思いっきり振られたけれど


利里奈と彰平君を羨ましげに見ていると、突然目の前を分厚い掌で覆われ、驚いて下がった私を離さないと言わんばかりに強く抱きしめられた


彼が気に入ってつけているコロンの香りが鼻をかすめる


「おまたせ」

「そこはだーれだ?ではないのかしら?」


くすくすと笑っていると掌が外される

未練がましく彰平君を見ようとする私をひっくり返して、ぐいぐいとその場から離れされる


駅から離れた後、人通りが駅よりは少ないが多いところで、キスをされた


「人が見ているわよ?」

「君以外はただの野菜だ」

「あら、ひどい人」


そう笑うと、彼は焦がれたように熱をもった声で私に懇願する


「どうしたら、君は俺だけをみてくれる…?」





私はひどい女だ


男を手玉に取り、振り回し、楽しそうに遊ぶ…そんな女だ


あの夏に、自分がどれだけの人に愛されていたか、しばらくした今でもこんなにも焦がれる瞳で私が欲しいと言ってくれる人もいるのを解っているのにも関わらず、私が好いているのは今でも一人なのだ


本当にひどい男狂いのビッチね、私は


そう自分を嘲笑すると、わたしはいつも言っている返事を返した


「なら、もっと私を夢中にさせて…?」



デフォルト主人公の姉版でした


姉主人公設定

事故時の年齢:秘密

家族構成:あまり覚えていない

恋多き女性でやりこみ型ゲーマーであり、転生前は本多endに中々たどり着かないのにやきもきしていたので本多endを見るためにこの世界に転生することを希望した(本作に関係なし)

ゲーム感覚でキャラを落としていたが、本多彰平に疑似告白をしたところで恋心を自覚→振られる→拉致軟禁(複数男性による)+酒池肉林+記憶を思い出したことで精神が肉体年齢に引きずられていたことを自覚した結果、女王様として開花した

シナリオ集のお泊り会、お嬢様verとほぼ同じなのは知らない

引きずられていたとはいえ本多に恋していたことには変わりないので、告白からしばらくたった今回の話でも未練がある

攻略キャラに近づきたいと言っている女子の応援は遊びであったが、夏休み後に仲を取り持ってほとんど彼女から離れたが、何人かと微妙な距離感を作っている

本作ではイスが出てきたが、彼女はイスになれと言っていない


また最近学園外の人との噂が学園内に流れているが、真偽は定かではない

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