エピローグ
ここは、とある街にある古びたビルの地下。
ここに住むのは、光を嫌い、闇を好む連中だ。
「あらららぁ、また死んじゃったぁ」
動かなくなった大男。それを見てニヤつくのは、烏だ。
「けど凄いよねぇ!大の男が夢ごときで死んじゃうんだぜぇ?凄くないぃ?」
烏が話し掛けるのは、彼の肩に乗っている黒猫。
「沢山実験しないとさぁ〜いざって時に失敗しちゃったら恥ずかしいでしょぉ?特に、淑の前なんかでさぁ?」
黒猫は烏の不気味さを感じとったのか、彼の肩を降りて闇の中に身を潜める。
「あれれぇ?恐がっちゃったぁ?ショックゥ」
「お前が不気味過ぎるからだよ」
突然、闇の中から男が現れた。
「会いたかったよぉ〜楼ぉ元気してた?」
楼と呼ばれた男は、針のように鋭い目の持ち主。
「まぁな。それより用件は何だ?俺を呼び出せるなんて、お前くらいだぞ」
「まぁまぁそう慌てないでぇ・・まだ来るからさぁ」
烏がそう言うと、楼の後ろからさらに二人現れた。
「何ね、こんな夜中に呼び出しよって」
青い目をした少年が、面倒くさそうな声を出す。
「やぁ聡明久しぶり」
にこやかな烏を見た聡明は、思わずため息を漏らした。
このマイペース野郎・・・
「リリーも来てくれてありがとうぅ」
「どういたしまして」ロリータファッションのリリーという少女が、丁寧に頭を下げた。
「さてとぉ〜集まったところで話しを始めましょうかぁ」
烏が立ち上がった。
夢解・・それは、烏が最も憎む組織である。奴らは彼の一番欲しいものを問答無用で奪い、彼のことを抹殺しようとした。
『烏は危険だ・・』
連中は彼をそう判断し、牢獄に閉じ込めた。彼の声も、言葉も、訴えも聞かずに・・。
そして、彼が一番欲しかったものを奪い去っていった。
憎い・・憎いんだ・・
こんな組織は、潰すに限る。
もし、完全に潰すことができたら・・きっとキミは戻ってくるだろう。くだらない希望なんて捨てて、この闇の世界に。
それだけを楽しみに、これから動き出すからね。
待っていてね淑・・
キミは俺のものだから。
一部完
とりあえず・・一部完って形にして終わります。。
まだ何も終わってないんだけど・・(泣)
また色々考えて、新しく始めたいと思います。
これまで読んでくださった方々、こんな話しに目を通してくださり本当にありがとうございます。