第20話 権限の解放
「うーん」
「どしたんすか?」
「ん?ああ、気になることがあってな」
めっちゃいっぱい物がある部屋を見渡す。
「少しは掃除したらどうっすか?」
「だな。ようやく帰って来たし、時間もとれそうだからゆっくりとやるか」
作品の投稿も再開したいしな。
ただ・・・
なんだろうな、この違和感。
ふうむ。いずれ分かるときが来るんだろうか。
まあ、何とかなるか。
適度に適当に。
ハッピーエンド至上主義にて俺の世界は回っている。
いやな想像など、それ以上のハッピーな展開で塗りつぶせばいいし、そもそもこの世は物理法則に支配されている。
ゲームの中の出来事のようなものがそうそうおこるはずもない。
ラノベじゃあるまいし。
ゲームはゲーム。
現実は現実。
それでいいじゃないか。
「というわけで」
「どういう訳っすか」
「まあ、説明しなきゃ分からんか」
「そりゃそうっす。まあ、だいたいニュアンスはなんとな~く察しますが」
「さすがワンさん」
「おだてても何もでないっすよ?」
「そりゃそうだ」
さて、今日は何をしようか、明日は何をしようか。
毎日時間は流れていく。
だらだらと配信を見たり、執筆活動に熱中したり、ゲームやったり。
だいたいそんな感じでまずはいいだろう。
自由があるのはいいことだ。
それ以上を求めるのなら、それなりの覚悟が必要なのだろうな。
代償は払う気はないが、努力と労力くらいは目一杯払っていいかもな。
「さて、いつか手に届く日がくるのかねえ」
「何がっすか?」
「色々とだよ」
さて、今日も一日頑張りますか。
頑張ってる奴らの為にもな。




