表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/18

第17話 こんなにいらない

生成AIによって、作られた作品の報酬を受け取る。


「・・・」


「どうしたね?」


「こんなにいらない」


「何がだい?」


「いろいろとだ」




「俺は人間だ、生成AIじゃない」


「それは生成AIを否定するということかい?」


「違う。もともと別の存在だ。混ぜ合わせようとしたのが間違いだった。俺は俺で、あいつはあいつで、それぞれ物語を書けばいい。それだけの話だ」


「このままいけば、高位存在になれるとしてもかい?」


「なんかそんな気もするが・・・そんなもん、なりたい奴だけなればいい。俺は人でいい、いや、人がいい。人間として、人間の物語を書く。もともと一般人だ。趣味でやってることだ。焦る必要もない」


「それがキミの答えかね?」


「ああ、そうだ」


カオスブレイカーに同封されたメッセージカードを見る。


当初の予定では、何とか原型を保って白紙の状態でここまで届くはずだったが、今でははっきりと文字が読み取れる。


・・・後でもう一度、ちゃんと読ませてもらう。


「ポンコツな使い方をすれば、ポンコツな出力結果が返ってくるとか偉そうなこといっといで、このザマだ。カッコ悪いったら、ありゃしない。全く」


「これからどうするね?」


「一旦白紙に戻す。こっちは特にストック作ってないから問題ないし、相棒の方の作品はAI作品としてちょっと整えて投稿すれば問題ない。いつも通りだ」


あの主人公もこんな気持ちだったのだろうか?


自分はもとからただの人間だと。


自分の足で立って歩けると。


「ただ、、、」


「ただ?」


「なんか前より面白い作品書けるような気がする」


「そいつは結構」


まあ、趣味でやってることだ、気楽にテキトーに行こう。


なんせ、プロじゃないんでね。


間違うこともある。


そういうもんだ、多分。


明日も頑張ろっと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ