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【なんちゃって短歌集】雪の降る夜は 楽しいぺチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ

【リスト】

01 【短歌】サンタってスウェーデンだっけ?

02 【短歌】ホワイトアウト

03 【短歌】春なのに、お別れですか?

04 【短歌】太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ

05 【短歌】京都で桜が咲いたとて、春まだ遠い北国の空

06 【短歌】サイレントナイト ホーリーナイト

07 【短歌】喰いねぇ、喰いねぇ、寿司喰いねぇっ!

08 【短歌】おせちもいいけどカレーもねっ!ヒデキ、感激っ!

09 【短歌】CMシリーズ第二弾っ!綺麗なお姉さんは好きですか?

10 【短歌】野に咲く花のように

11 【短歌】冬を愛する人は・・

12 【短歌】あの花を君へ贈ろう


【短歌】サンタってスウェーデンだっけ?

雪降る夜

サンタ風邪ひき

バタンキュー

代わりに来たよ

スノーマン


●残念だったなっ!実は南半球ではクリスマス時期は夏だから雪だるまじゃ溶けちゃうぜっ!

うんっ、オーストラリアではサンタってトナカイじゃなくてサーフボードに乗ってやって来るらしいです。

でも南極まで行けば雪はあるぜっ!まっ、トナカイはいないけどなっ!


【短歌】ホワイトアウト

トナカイよ

雪に迷った?

何ゆえに?

便利過ぎたな

カーナビ故障


●元歌は大瀧詠一の『さらばシベリア鉄道』なんだけど、あれの中に出てくるワードを、昔の私は『君は気にし過ぎて僕の眼差しを読み取ってくれない』だと思って歌っていました。

でも本当は『近視で物理的に見えない』って内容だったんだよね。

『君は近視』→『君は気にし』

ほら、歌の歌詞としたら断然『気にし』の方だと思うじゃん。

まっ、でも大瀧詠一だからな。これくらいの捻りは普通か。


【短歌】春なのに、お別れですか?

雪割りの

花が咲いたよ

もう春だ

だからお別れ

スノーホワイト


●まっ、どうしても別れたくないなら南半球に行きましょう。だって北半球とは季節が逆だからこれからが冬です。

私のお勧めはニュージーランドかな。まっ、オーストラリアもいいけれどねっ!でも南米は物理的にも時間的にも遠いからちょっと躊躇します。

ボリビアのウユニ塩湖とかは、雨が降った後の湖面に空が映り込むからすごく感動するらしいんだけどさ。でも遠いのよ・・。


【短歌】太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪降りつむ

静かな夜

我は雪ん子

降り積もる

懐かしきかな

お空の母よ


●元にしたのは文部省唱歌の『われは海の子』

とは言っても名残があるのは『我は○○』のところくらいかな。

因みに『お空の母』とは亡くなった母親とかではなく、雪の元となった『雲』を擬人化したものです。

そして副題は三好達治「雪」のパクリです。


【短歌】京都で桜が咲いたとて、春まだ遠い北国の空

そろそろり

春の足音

今いずこ

春は名のみの

風の寒さや


●早春賦・・、う~んっ、お譲様学校の女生徒たち辺りが音楽室で歌っていそうなイメージがあるよね。

えっ、そうでもない?あれ?私だけなの?

でもまぁ、日本って南北に長いからね。それ故に桜前線を追いかけるなんつう事もできる訳だ。

もっとも桜の話題もぎりぎり青森県の弘前城くらいまでかなぁ。北海道に上陸する頃にはみんな別の話題に関心が移っているからね。


【短歌】サイレントナイト ホーリーナイト

もう幾つ

寝ると来るのか

クリスマス

準備は完璧

ケーキを売るぜっ!


●うん、まぁ、そうだね。昔「保育所落ちた、日本死ねっ!」とかいう迷台詞が流行ったけど、今の君も似たような心境なんだろうね。

でも大丈夫っ!クリスマスには奇蹟が起きるからっ!きっと当日、君と一緒にケーキを売る女の子が誘ってくれるよっ!

しかも喜べ彼女はサンタコスだっ!はははっ、待てば海路の日よりありだぜっ!


【短歌】喰いねぇ、喰いねぇ、寿司喰いねぇっ!

チキン食べ

お寿司もあるよ

ごちそうだっ!

今日は何の日?

クリスマスイブ


●はい、ご存知の方も多いと思いますが12月24日はクリスマスイブと呼ばれています。で、意味は『クリスマスの夜』らしいです。そう、『前夜』じゃないんですね。

因みに『イブ』って『イブニング』の略だそうです。


となるとクリスマスイブって言葉どおりなら12月25日の夜なんじゃね?と疑問に思うでしようけど、ここが現代と昔の違いです。


そう、ユダヤ教では一日の区切りを日没にしていたらしいんですよ。つまり日没が一日の終わりであり次の日始まりでもあった訳です。

なのでユダヤ教を信仰する方々にとっては一日って夜から始まるんですね。まぁ、あくまで時間という概念上でのことですけど。


なので現代の12月24日の夜は昔だと日付が変わって12月25日の夜になるらしいです。だからクリスマスイブは『クリスマスの夜』となる。うん、ややこしい。

因みに欧米でクリスマスに食べるトリって『ニワトリ』ではなく『七面鳥』だそうです。

むーっ、食べた事がないから判らないけど七面鳥って美味しいの?


【短歌】おせちもいいけどカレーもねっ!ヒデキ、感激っ!

お正月

肉だ、おせちだ

ごちそうだっ!

なのに何故かな

カレーが食べたい


●うんっ、本当によく覚えているよな。これが子供時代の刷り込みってやつなのか?

とは言え忘れているのも沢山あるんだろうけど、何か切っ掛けがあれば忽ち思い出す事もある。


例えば「私はコレで会社を辞めました。」は禁煙パイポっう商品のCMだったはず。

因みにコレってあれです。大人の男性のサガです。きれいなお姉さんには抗えないんです。


後は「お正月を写そうっ!」は樹木希林さんと岸本加世子さんですね。まっ、これは年代によって違うんでしょうけど私の印象に残っているのはこのコンビだな。

そして同じフジカラーのCMで覚えているのが「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」というフレーズ。


はい、言葉だけを抜き出すとちょっとアレだけど、このCMって樹木希林さんが出ていらしたはずなので見た人は大抵意味が判ったんですよ。まっ、樹木希林さんって当時はそうゆうキャラ担当だったんです。


【短歌】CMシリーズ第二弾っ!綺麗なお姉さんは好きですか?

好きだともっ!

嫌いなやつが

おらりょうかっ!

にこりと微笑む

君に胸きゅんっ!


●これって確か家電メーカーのCMだったはず。うんっ、当時はこれくらいの表現、誰も気にしていなかったんだよね。


「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」とかいうハムのCMコピーもあったな。

「ファイトーっ!いっぱーつっ!」は栄養ドリンクのCMだったはず。


因みに最近は性差別を考慮したのか「忙しい人を、美しい人へ」に変わったらしい。

うんっ、美容機器やお化粧ってある意味魔法だからね。まっ、限度はあるんだろうけどさ。


【短歌】野に咲く花のように

一輪の

高貴な薔薇よ

君は言う

野に咲く花とて

気持ち気高き


●うんっ、さすがは薔薇だ。ちやほやされても驕ったりしないんだね。これこそノブレス・オブ・リージュもかくやな態度だ。

まっ、確かにアスファルトを突き破って生えてきたど根性大根とかはニュースにもなるから何事も生まれだけが全てではないよな。「雨垂れ石を穿つ」とも言うしね。

やっぱり何かを成す人って、ちょっと試したぐらいで諦めたりしないんだねぇ。


【短歌】冬を愛する人は・・

じっと耐え

厳しい季節

乗り越える

冬来たりなば

春遠からじ


●副題に使った「四季の歌」は、作詞家の荒木とよひさ氏が作詞作曲した楽曲だそうです。

うんっ、当時はみんなが歌ったらしい。でも今はどうかなぁ。若い子たちって叙情歌を理解できるんだろうか?いや、じいさんたちだって怪しいもんだ。世知辛いねぇ。


因みに『冬来たりなば 春遠からじ』というフレーズは英国の詩人シェリーの言葉だそうです。

これって、『遠からじ』という言葉からまだまだ試練は続くみたいに感じるかも知れませんが、実際の意味としては『やまない雨はない』と一緒で、つらい時期を耐え抜けば、幸せな時期は必ず来るという意味だそうです。

はい、言葉って難しいよね。


【短歌】あの花を君へ贈ろう

天仰ぎ

指差す先に

あるものは

暗黒に咲く

バラ星雲


●花の色は様々らしいんですけど一番多いのは白色系で33%だそうです。次が黄色系28%で、ちょっと離され赤色系が20%で続くそうです。

後は紫色系と青色系が併せて17%で、残りが2%なんだとか。


むーっ、2%か・・。なんの色なのかなぁ。ピンクは多分赤系に含まれるんだろうし、オレンジは黄色系か?あっ、黒色があるか。

でも確かに黒っぽい花は百合とかグラジオラス、チューリップにあるけど、本当に真っ黒な花ってないんじゃないか?

だって黒色じゃ花粉を運ぶ虫たちにアピールできないもんな。


因みに品種によっては『自然界にない』色があるそうです。うんっ、青薔薇とかが有名だよね。でもチューリップも青は存在しないらしい。

えっ、君は花屋で見たことがある?うんっ、多分それは天然の色ではなく、花に塗料を掛けるか茎から青色色素吸わせるかして、人工的に染めた青のはずです。

そう、人間って『金』になるなら何でもやるのよ。


でも、そんな存在しないはずの青いチューリップの花言葉は『永遠の愛』だそうです。はい、花言葉業界も無責任だよね。だって存在しない花に花言葉なんて意味がないじゃん。

と言うかなんでもあるのが花言葉なんだよね。つまり言ったもん勝ちみたいな状況です。


で、クリスマスの花と言ったらやっぱり『ポインセチア』でしょう。

いいよね、あの真っ赤な花。いや、実は赤い部分って花弁じゃなくて葉が変化したものなんだそうだけど細かい事を言ってはいけません。

でも冬の花としてはシクラメンも捨てがたい。温かい室内ならば一冬咲いているからね。

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