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スピリチュアルズ ジャーニー 寮  作者: waku


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霊光弾の継承者 - 陽菜の目覚め

陽菜が寮の家に引っ越して一週間が経とうとしていた。寮は陽菜に対して霊光弾のトレーニングを始める

 一週間が過ぎ、陽菜は少しずつ新しい生活に慣れ始めていた。学校から帰ると、寮が家庭教師として勉強を教えてくれた。

「寮君、今日はこの問題が分からないんだけど、教えてもらえるかな?」陽菜は困った表情で数学の教科書を差し出した。

寮は優しく微笑んだ。「どれどれ?陽菜ちゃんって、勉強苦手なんだね?」

「どうかな、得意な科目と苦手な科目の落差が大きいって感じかしら。でも、赤点は避けたいところだね」陽菜は笑顔で返した。


 「誰でも苦手科目はあるさ。大丈夫、僕がついてるから」寮は励ますように言った。

宿題が終わると、寮は霊光弾のトレーニングに移った。「さて、今日は霊光弾の作り方を練習しよう。まず、両手の中に白く光るボールがあるとイメージして……」

陽菜は目を閉じ、両手に白い光の玉をイメージした。「うーん、分かるような分からないような……」

「大丈夫だよ、見えてなくても感じることが大事だから。少しずつ慣れていこう」寮は陽菜を励ました。


陽菜の手の中に、ほんのりとした光が集まり始めた。「見えてきた!でも、まだぼんやりしてる」

「その調子。次に、その光をコップに向かって飛ばしてみて」

陽菜は目を開け、コップに向かって「行け!」と念じた。光の玉はコップに向かって集まり、輝き始めたが、次の瞬間、突然消えてしまった。


「どうしたんだろう…」陽菜は困惑した表情を浮かべた。

「大丈夫、失敗は成長の一部だよ。もう一度やってみよう」寮は静かに言った。


***霊光弾のアチューンメント***


翌日、いつものように陽菜の宿題を手伝った後、寮は霊光弾のアチューンメントを行うことにした。

「今日は、霊光弾のアチューンメントを行うよ。僕の言う通りにするんだ。まず、僕の前に立って背筋を伸ばして。次にゆっくりと大きく深呼吸を数回繰り返して」

陽菜は寮の指示に従い、目を閉じた。寮は彼女の両肩に手を当て、心の中で「霊光弾、アチューンメント」と唱えた。寮の霊光弾のパワーが光となって陽菜の両肩に吸い込まれていくのを感じた。


「よし、目を開けていいよ」寮が合図した。


「もっとアチューンメントってすごい事だと思っていたけど、簡単に終わるんだね」陽菜はあっけにとられた。


「今日は両手に霊光弾を意図してみるんだ」寮は陽菜に伝えた。


陽菜は両手を開けて心の中で「霊光弾」と意図した。すると、陽菜の目にも霊光弾のまぶしい光が広がっていった。


「えっ……信じられない……」陽菜は声に出した。

「昨日と同じで、この目の前のコップに向かって『行け』と意図するんだ」寮が言った。

陽菜はコップに向かって「行け!」と念じた。すると、コップが昨日と同様に光に包まれた。

「すごい、私……霊光弾が見える。こんなにきれいな光、見たこともないよ……」陽菜は感動した声で話した。


「今日はここまでだ」寮が昨日のように話し、トレーニングを終えた。

寮はこうして、日々、霊光弾の使い方を少しずつ陽菜に教えていった。陽菜の成長は目覚ましく、わずか数週間で基本的な霊光弾の操作ができるようになっていた。


***シャミィとひかり***


そんなある日、寮の同級生であるひかりが家を訪ねてきた。

「こんにちは、ひかりです」

陽菜がドアを開け、「どなた様ですか?」と声をかけた。

「私、ひかりと申します。今日は寮君、いるでしょうか?」

陽菜は驚いた顔でひかりを見つめ、「シャ、シャミィさんですか……?」と答えた。


ひかりはシャミィと呼ばれて驚いた表情になる。「あの……シャミィをご存じなのですか?」と陽菜に向かって話しかけた。


陽菜は、『あの、シャミィは……私の指導霊さんです……。ちょっと待ってください……久しぶりだね、ひかりさん。私はシャミィ、元気にしていますか?あなたの使命は終わり、新しい人生を送っているようですね……』とシャミィが言っています」と答えた。


ひかりも感動して、思わず陽菜に抱きついて「会いたかった……シャミィ」と呟いた。陽菜は呆然としつつ、シャミィさんが二人?と混乱した。


その後、寮が出てきて、ひかりと陽菜とでこれまでの話をした。

「陽菜さんは、シャミィさんの使命を受けて、今、寮君から霊光弾を学んでいるのね。でも、どうして私たちではなかったのかしら」ひかりは疑問を持って寮を見つめた。


「陽菜ちゃんに霊光弾を引き継ぐことになったのは、それなりに理由があるのかもしれない。とにかく、僕たちでサポートできる範囲で陽菜を見守っていこう」寮は答えた。


その夜、陽菜は自分の部屋で日記を書いた。

『今日、私の人生が大きく変わる出来事がありました。私には特別な力があるんだって...霊光弾っていうの。そして、シャミィさんという指導霊さんがいるみたい。まだ全てを理解できていないけど、きっと私にも大切な使命があるんだと思います。寮さんとひかりさんが支えてくれているから、頑張っていけそうです。お母さんが見守ってくれていると思うと、勇気が湧いてきます』


翌日、寮とひかりは陽菜に更なる訓練を提案した。

「陽菜さん、今日からは霊光弾の応用技を学んでいこう」寮が言った。

ひかりも加わった。「そうよ。霊光弾は単なる光の玉じゃないの。癒しや浄化、時には防御にも使えるのよ」


陽菜は目を輝かせた。「すごい...私にもそんなことができるようになるんですか?」

寮は頷いた。「もちろん。君には大きな可能性がある。ゆっくりだけど、着実に成長していけば必ずできるようになる」

三人は庭に出て、実践的な訓練を始めた。ひかりが小さな植物の種を持ってきて、地面に置いた。


「まず、霊光弾を使って、この種に生命力を与えてみましょう」ひかりが説明した。

陽菜は緊張しながらも、両手を種に向けた。彼女は目を閉じ、心の中で霊光弾のエネルギーを種に送ろうと集中した。


しばらくすると、種から小さな芽が出始めた。

「わぁ...できた!」陽菜は驚きと喜びで声を上げた。


寮とひかりは満足げに微笑んだ。「素晴らしい進捗だよ、陽菜ちゃん」

訓練は続き、陽菜は徐々に霊光弾の様々な使い方を学んでいった。時には失敗することもあったが、寮とひかりの励ましで、彼女は諦めずに頑張り続けた。


数週間後、陽菜の成長は目覚ましいものとなっていた。彼女は基本的な癒しの技術を習得し、小さな防御壁を作ることもできるようになっていた。


ある日の訓練後、三人は庭のベンチに座って休憩していた。

「陽菜ちゃん、君の成長ぶりには本当に驚かされるよ」寮が感心した様子で言った。

ひかりも頷いた。「そうね。シャミィの選んだ人物だけあって、素晴らしい才能を持っているわ」

陽菜は少し恥ずかしそうに微笑んだ。「ありがとうございます。でも、まだまだ分からないことがたくさんあって...」

寮は優しく言った。「それは当然だよ。霊光弾の世界は深く、神秘的なものだから。僕たちにも、まだ分かっていないことがたくさんある」


 ひかりが付け加えた。「そうよ。でも、一緒に学んでいけばいいの。私たちは仲間だから」

陽菜は感謝の気持ちで胸がいっぱいになった。「寮くん、ひかりさん...本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします」

三人は笑顔で互いを見つめ合った。陽菜の新しい人生は、まだ始まったばかり。彼女の前には、霊光弾の秘密と共に、未知の冒険が広がっていた。そして、寮とひかりという心強い仲間と共に、彼女はその道を歩み始めたのだった。

 今回は陽菜に寮が霊光弾を教えて行くストーリーでした。

この物語を書いていると、オリンピック選手など若手選手が登場して、

元オリンピック選手代表と世代交代して行くイメージをなんとなく湧きました。


 寮君は、まだ大学2年生なので

まだまだ、現役で頑張ってほしい気持ちもあります。


 やっぱりこういった物語としては若い女の子の方が、いいよね。

と、いったイメージもあり、新ヒロインの登場です。


 感想をお待ちしています。また、誤字脱字などあれば、報告して頂けるとうれしいです。


 ご購読、ありがとうございました。

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