神秘のサロン:運命を見つめる瞳
物語としては、プロローグから本筋に入って行く準備が整ってきました。
寮は、由香との出かける約束の日までに高次元のトレーニングセンターでのトレーニングを終えていた。
高次元のトレーニングセンターで、シャミィが話しかけた。
「ここまでよく頑張りました。これで寮君も霊能者としての一歩を踏み出すだけのパワーを十分に身につけました。今の段階では、これ以上のトレーニングを行うことは許可されていません。さらに学ぶためには覚悟が必要になります。将来、人との関わりを捨てることで、より深く学ぶことも許されます。でも今の寮君は人生の学び舎で体験し、経験を積むべき使命が多く残されています。ここから先を深く学ぶことは、ずっと先のことになるでしょう。今生では辿り着けない可能性もあります。」
寮はシャミィに感謝の気持ちを込めて答えた。「ありがとう、シャミィ。これまでの学びだけでも、十分すぎるくらいだよ。」
その言葉を胸に寮は目を覚ました。
***待ち合わせの場所***
寮は、シャミィとのトレーニングで聞いた話について考えていた。その時、遠くから自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
「寮君、ごめん、待った?待ち合わせの広場に行く道を迷ってしまい、別の広場に行ってしまったんだ。でも、間に合って良かったよ。」由香は息を切らせて話した。
由香が遅れた理由を説明した。寮は安心させるように答えた。「全然大丈夫だよ。気にしなくて。今日は誘ってくれてありがとう。ショップに行く前に、あっちにあるスターバックスコーヒーで少し話そうか。」
「OK。まずは作戦会議ね。」
そう言って、二人はスターバックスコーヒーに入っていった。
***ショップ回り***
最初に訪れたのは、駅から歩いて5分ほどのショッピングモール内にあるパワーストーンショップだった。アクセサリーショップ「ホワイトライト」という名前のお店だった。
「確かエスカレーターに乗って3Fのホールの右側にあったはず…」
由香に導かれるまま、寮は後を付いて行った。
「多分、ここね。」
由香が指さした方向にパワーストーンショップがあった。ホワイトライトには、色々な種類のパワーストーンが並べられていた。
「これがヒマラヤ水晶のクラスター水晶。こっちは水晶玉。大きいね…。占い師になったら、こういった水晶玉を使って見るんだね。これがアメジストドーム、住まいの風水が良くなり運気が良くなるそうよ。」
寮と由香は、次々と色々なパワーストーンを見て回った。しばらくして、二人は気になったパワーストーンやグッズを手にした。
「私は魔除けの黒水晶のブレスレットとローズクォーツのブレスレット、ラブラドライトのペンダント。それから、このホワイトセージ浄化用のスプレーとヒマラヤ岩塩のバスソルト。」
由香は寮に向かって選んだ物を見せた。
「寮君は何か欲しいもの見つかった?」
寮も色々なパワーストーンを見ていた。「このパワーストーンは強いエネルギーを感じる。こっちのパワーストーンは優しい感じのエネルギーを感じられる。それぞれのパワーストーンによってエネルギーが違うんだ。」
寮は感心したようにつぶやいた。由香に向かって寮は答えた。「僕はこの水晶のブレスレットかな。他には、この聖水とこの除障香とヒマラヤ岩塩を粉末にしたバスソルトだ。」
二人はお互いに選んだ物を見せ合った後、会計を済ませた。
ホワイトライトを出て、次の目当ての占いサロンに向かうことにした。今度はショッピングモールから駅の反対側にある商店街の裏路地にあるお店だ。
「次は占いサロンで占ってもらおう。私は将来どんな仕事をしているのかな?寮君はどう思う?」
由香の質問に寮はしばらく考えてから答えた。「由香はなんとなく感が鋭いから占い師になるかもね…」
「じゃあ、私が寮君の将来を見てあげるね。寮君はなんとなく編集者、出版社で働いている感じかな…」
お互いに、なんとなく当たっている様に感じながらも、自分が思っていたより平凡な仕事についている気もして笑いあった。
「私の将来は、映画俳優の大スターと結婚して大金持ちのセレブとして優雅に暮らす予定だったけど、占い師なんだ…」と少し不満そうに由香が話す。
「僕はなんとなく普通にどこかの会社に入って普通に暮らすのかな?と思っていたけど…由香の占いでは意外な感じかな。由香が大金持ちのセレブになるなんて、想像できないけど、普通の生活を送っている様な感じでもないかな。ちょっと小金持ちくらいかな。」と寮が答える。
「うーん、それだったら我慢しよう。でも、寮君は特別お金持ちというイメージでもないけど、平凡な人でもない雰囲気かな。不思議な人といった感じよね。」と由香が返す。
そして、「うーん、確かにお互いに微妙ね…」と笑った。
***占いサロンの導き***
占いサロンに到着した。看板には「占いサロンマリア」と記されていた。店内は温かみのある照明と柔らかいカーペットが敷かれ、壁には神秘的な絵画やオブジェが飾られていた。空気にはほのかな香りが漂い、静かな音楽が流れていた。
占いサロンに入り、受付を済ませた後、二人は順番を待っていた。順番を待っている間、待合室にある色々なオブジェや絵を眺めていた。由香も、不思議なオブジェや絵を見て、不思議な気分になっていた。
「何か不思議なパワーを感じるね。さっきのホワイトライトとはまた違う神秘的なエネルギーを感じるね。」
と話し合っていた。15分くらい待っていると順番が回って来て、二人一緒に占ってもらうことになった。
「こんにちは、初めまして。私はマリアと申します。寮さん、由香さんはどのような事で占いますか?」と尋ねられ、それぞれ将来の仕事について占ってもらうことにした。
初めに由香が占ってもらった。
「由香さんは将来、占い師に向いています。もし良かったらここで勉強してみない?初めは占い方法のスクールで学んで、その後アルバイトとしてスタッフとして働いて経験を積んでいただきます。どうでしょうか?」
とマリアさんから提案を受ける。
「ありがとうございます。占いも気になっていたので、今度占いスクールに参加してみることを検討してみます。」と由香は答えた。
次に寮の番になり、占ってもらった。
「寮さんは何か不思議な霊力を強く感じられます。その力を使って使命を果たすことがあなたの運命かもしれません。あなたは緑公園の怪奇現象を鎮める力がありそうです。緑公園に出向くことであなたの将来の仕事に繋がって行くみたいです。」
そうマリアさんが答える。
「ありがとうございます。今度、緑公園に出かけてみます。」と寮が答える。
「それと、あなたはこれまで見て来た方の中では特別な波動を感じます。この古文書を持って行ってください。今まで誰にも渡せなかったのですが、あなたなら古文書の謎を解明できるような気がします。」
そう話した後、マリアは奥に入り、立派な革張りの古文書を持ち出して寮に手渡した。
寮はお礼を言って、その古文書を受け取った。
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修正や文面を整えました。 2回目