高次元のスピリチュアルトレーニング 霊力の目覚め
今回は、主人公の寮くんが霊性に目覚めて覚醒して行く過程の話になります。これから、寮くんは、霊能者としての道を歩む一歩になります。
自宅に戻った寮は、スマートフォンの画面を見つめながら、さっきの出来事について考え込んでいた。
「さっき、確かに、声が聞こえてきた気がする… スマホから聞こえてきた声と同じだった。聞き違いじゃなかったよな。」そして、もう一つ思い出したことがあった。
「それに、何か変な声や姿も見えた… でも何かの見間違いや錯覚だったのかもしれないな。」自問自答しながら、寮は少しずつさっきの体験について自信を失っていった。
そのとき、突然、スマホの画面が明るくなり、シャミィの声が聞こえてきた。
「えっと、今夜から、あなたが眠りについたら幽体離脱をして高次元のトレーニングセンターで色々なトレーニングを始めます。睡眠中のトレーニング時間は、おおよそ、今の地上世界で一週間相当の時間になります。これから、1週間のトレーニングで2ヶ月分のトレーニングを行うことに匹敵します。今夜から始まります。よろしくお願いします♪」
寮は目を見開いて、スマホを見つめた。指導霊を名乗るシャミィの声は確かにスマホから聞こえている。彼は混乱しながらも、何か大きな変化が訪れることを期待していた。もう一度、寮は決意を固め、シャミィの案内に従うことを決めた。彼は眠りにつく前に心を落ち着け静かに目を閉じた。
その夜は、早めに夜ご飯と風呂も済ませ、準備万端で高次元のトレーニングに備えた。母親からは、普段と違う早寝を不思議がられる中、寮は不思議世界への準備を進めていった。
***幽体離脱体験***
そして、しばらくすると、寮は不思議な感覚に気付くことになった。
あれ、ここは、どこなんだ?確かに、さっきまで布団に入り目を閉じていたはずなのに。ここは、いったいどこなんだ。夢の世界なのか?
「正解だけど、ちょっと違います。あなたは、今、幽体離脱をして高次元のトレーニングセンターに来ています。」
声のする方向を向くと、ショートカットの18歳くらいの女の子が立っていた。彼女の瞳は星空のように輝いており、寮は思わず見入ってしまった。
『君がシャミィ……さんですか?』寮が緊張して驚いた声で話しかけた。
「そう、私が寮くんの指導霊になったシャミィです。これからよろしくお願いします。」シャミィは優しく微笑んだ。「寮くん、あなたには特別な才能があるの。現実世界と霊界の橋渡しをする力よ。これから学ぶ能力を使って、苦しむ人々を救い、世界の調和を取り戻す。それがあなたの使命なの。」
寮は自分の肩にのしかかる責任の重さを感じつつも、不思議な高揚感に包まれた。
これから毎晩、寮君が眠ると高次元のトレーニングセンターに訪れることになります。
ここの時間の流れは、地上世界と違い、ほとんど時間が過ぎない世界です。
寮君に理解できるように説明することは、難しいかもしれませんが、
あなたの今の霊体、精神体、エネルギー体と呼ばれている体は、この世界で1晩、7時間から8時間の間眠っている間、地上世界の時間で1週間程度になります。今の寮君がこの世界に居られるのは、一週間程度が限度になります。
これから色々なトレーニングを行っていきます。
あなたがこれから身に付けることは、霊能力をコントロールすることや精神力を高めること。集中力を高めること。エネルギーワークを習得して力を制御すること。この世界で悪魔や悪霊との戦い方、浄化方法など色々なことを学ぶことになります。
「まず、初めに行うトレーニングは、学習センターで学ぶことです。」
そう話すと、突然、不思議な大きな建物が寮とシャミィの前に出現した。何かの学校のような建物に見えた。
「ここに並べられている本棚にある全ての本を寮君の額に触れてください。
そうすることで、本の情報がインプットされると本が消えてなくなります。
本が消えたら、1冊読んだことになります。
また、次の本を選んで額に触れてください。これを繰り返してください。今日は、初めてなので、3冊で十分ですよ。」
シャミィに促されて、寮は適当に本を選び、手に取り額に当てる。
不思議なことに本に書かれている内容が全部暗記できている。
少なくとも300ページ以上あるような分厚い本がプリント用紙1枚くらいの軽さにも驚かされた。
「こんなに分厚い本なのにびっくりするくらい軽い。」寮はつぶやいた。
感覚的に数分くらい過ぎると、額に触れた本が消えてなくなってしまった。
「はい、1冊読み終えましたね。次の本を額に触れてください。全ての本が消えたら休憩を挟みます。次のトレーニングに入ります。」
シャミィは寮に向かって伝えた。
『たった、これだけで、丸暗記できるなんて凄いことだ。』寮は、驚きを隠せなかった。
「寮君の通っている高校の教科書もあります。次回からそっちも覚えていただいて構いません。ただし、トレーニング期間1日分ですから、高校の授業1週間分まで、と決めています。」と、伝えた。
寮は、シャミィとトレーニングを通じて日々成長していった。学校から帰り、毎晩、寮はシャミィと共に高次元のトレーニングセンターで霊能力を高める瞑想や霊的な力を高めるトレーニングを続けた。最初の数週間は、あまり変化を感じられず、寮は不安と失敗の連続に直面した。シャミィは常に寮を見守り、導いていった。
「大丈夫よ、寮くん。成長には時間がかかるの。焦らずに一歩ずつ進んでいきましょう。」シャミィの励ましの言葉に、寮は勇気づけられた。
霊界で寮は、様々なトレーニングセンターを訪れた。そこでは他の霊的存在と交流し、色々なことを彼らから学ぶこともできた。
特に、アカシックレコードにアクセスするトレーニングは、寮にとって大きな意味を持った。
「ここでは、あなたの過去や未来を知ることができるのよ。それがあなたの源でもあります。」シャミィは寮に語った。
寮はその場所で、自分の過去生の一部を体験した。彼は古代文明の生活や、異なる時代での役割を垣間見ることができた。
それらの経験が寮の現在にどのように影響を与えているのか理解する手助けともなった。
「シャミィ、これはすごい体験だ。僕は何度も古代文明の時代、共に旅をしてきたの?」寮は驚きと感謝の気持ちで満ちていた。
「ええ、寮。私たちは、古代文明の時代から、何世代にも渡って共に学び合ってきた仲間なの。あなたの魂と私の魂は深く結びついています。」シャミィは寮の手を取って寮の過去の姿を振り返る。
寮は過去の記憶と未来の可能性が交錯するビジョンを見た。
彼の内面での成長と力の覚醒が、ますます加速していくことを感じとっていた。
次の朝、寮は新たな一歩を踏み出した。寮の心は冒険と知識を求める意欲に満ちており、シャミィとの学びと体験が、さらに深まることを楽しみにしていた。
そして、数ヶ月後、寮は立派な霊能力者として成長していた。彼は学業と霊的な活動を両立させながら、密かに人々を助ける活動を始めていた。時には危険な局面もあったが、シャミィの教えを思い出し、冷静に対処することができた。
寮の人生は、かつての平凡な日々から、魂の冒険へと大きく変わっていった。そして彼は、自分の前に広がる未知の可能性に、期待と決意を胸に秘めて歩み続けるのだった
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