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スピリチュアルズ ジャーニー 寮  作者: waku


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残された課題

 ひきつづき、高校の怪奇現象の調査を行う美咲と寮達、

だが、初めはやる気だった寮達も長引く心霊調査の内、、、、、、

先日、美咲さんと寮たちの祈祷で学校の雰囲気もかなり良くなっていった。

「浄化の儀式で、ほとんど霊的な問題は解決した気がする」と寮が話す。

「そうだね。あれから、特別おかしなエネルギーもかなり弱くなったみたいだよ」と由香が返す。

「今日も美咲さんは調べに来ているみたいね。美咲さんの乗っている車が止まっているのが見えるよ」と真由美が話す。


「そうだな。プロの霊能者になると、やっぱり仕事熱心だな」と武史が答える。

「武史君も学校の宿題をいつも終わらせていれば先生に注意されないのにね」と真由美が話す。

「それが出来たら苦労しないけどな」と、苦笑いする武史。


***図書室の美咲***


美咲は、図書室で学校の先生に、これまでの報告を行っていた。

「こちらは、色々な学校の心霊現象や不可解な事件についてまとめたレポートです。類似点を一つ一つ検証していました」レポートの資料を変えて次の説明に入る。「こちらのレポートには500以上の報告が掲載されております。そのうち470か所は自然現象や物理的な原因によるものであり、霊的なエネルギー反応は見られないとの結論でした。しかし、数十か所については依然として疑問符が付けられています」

美咲はこれらの気になる場所の共通点を調べていた。「この学校と一致していた事の1つが先日の生徒が倒れた件です」

教頭先生「先日の祈祷で、もう、大丈夫なのでしょうか?」

美咲が話を続ける。「この問題について御承知の様に祈祷の儀式を行い、すでに解決しています。また霊的に気になった箇所には、結界となる護符を貼ったり、お清めも完了しています」

教頭先生「では、もう、安心なのではないでしょうか?」

美咲が答える。「ですが大きく気になる箇所があります。それは、現在ほとんど使用される事がない古い校舎になります」

教頭先生「そちらは、もう、使う事が無いので生徒たちに問題も無いのでは無いでしょうか?」

美咲が答える「この教室の一角に何かマイナスのエネルギーが滞留している事が感じられました。現時点では、危険性は低いと思われます」

話を聞いた教頭先生は少し怯えたように「確かにその場所は他の先生方も気持ち悪く感じる、と言われる事が多いです」と答えた。

美咲「何か儀式など行われた可能性もあります。現代科学では否定されておりますが、一種の儀式など行う事で別次元からの存在を呼び出す方法などあります。その事により空間が歪められて繋がる報告もあります。現代の量子力学など最近では霊的現象と照らし合わせて解明の研究を行っている話もあります。

これは、現代でも色々な所で儀式として行われており、色々な霊的トラブルを招いている可能性がある報告もあります。

今回は、その古い校舎の調査を行います」


***旧校舎の探索***


寮達も放課後、美咲さんと合流し学校の旧校舎古い校舎を訪れた。その校舎は静まり返っており、昼間でも薄暗く、どこか重厚な雰囲気が漂っていた。

「ここで何かが起こっているような気がする…」美咲は静かにつぶやきました。彼女と寮達は校舎内を歩き回りながら、壁のひび割れや廊下の古びたドアに手をかけた。すると、あるドアがギシギシと音を立てて勝手に開きました。


「これは…ただの歪んだドアかもしれないけど、なにかが違う…」美咲は直感的に感じた。彼女はその場所で祈祷を行い、不可解な気配を感じるエリアを清めていった。その過程で、古い校舎の中で数々の小さな怪奇現象が解消され、静寂が戻って行く事が感じられた。

気になる場所にも訪れました。「ここには本当に何かがあったのかもしれないけど、今は、何も感じられなくなっている…」と美咲は思いを巡らせた。由香もペンデュラムで調べてみたが、何か不気味だけど、何も反応が無かった。


寮が心の中でシャミィに尋ねてみた。(寮君、この場所で以前、何かの儀式を行った形跡を感じます。)

寮はシャミィの意見を美咲たちに伝えた。

美咲は、シャミィに尋ねた。「シャミィさんが言っている何かの儀式について手がかりは、無い?」

そう話すと、寮がシャミィの返事を伝える。「今から、この場の過去にタイムリープする魔法を使います。寮達の意識だけが過去に戻りその儀式の場を見る事が出来るそうです」

寮がみんなに話す。「準備が整ったら、今から始めます」

その儀式は何かを召喚する儀式のようだった。


あまりにも残存エネルギーが小さく、これ以上の事は確かめられなかったが、何か関連性がありそうに感じられた。

「ありがとう、寮さん、由香さん。今日の調査は、ここまで。また、後日、調べる事にします。お疲れ様」美咲さんは、そう答えて、調査を終えた。


「やっぱり学校が古いだけあって、簡単には解決しない事もありそうね」


由香は美咲さんを見送りながら寮に話しかけた。


***謎の学生失踪事件***


後日、美咲は、タイムリープで見たビジョンを頼りに学校のアーカイブで何十年も前に起きた学生失踪事件の記録を発見した。彼女は古い資料を手に取り、静かに読み始めた。

「1950年、春。学校内で数名の生徒が次々と不可解な失踪を遂げた。当時の証言によると、最後に目撃された場所は学校の古い校舎であり、その後消息を絶ったという。警察の捜査も行われたが、何の手がかりも見つからないまま事件は迷宮入りした…」

美咲は深く考え込んだ。失踪事件がただの誤解や単なる事故ではなく、何かがらみ合っている可能性があることを感じ取った。


夕暮れ時、古びた校舎は静まり返っていた。美咲は古い廊下を歩きながら、時折聞こえるささやき声や足音に耳を傾けた。突然、彼女の周りには気配が感じられ、壁に映る影が揺れているように見えた。

「誰かいるの…?」美咲は静かに問いかけたが、返答はなかった。しかし、彼女は奥の部屋からかすかな呼び声が聞こえた気がした。その呼び声に導かれるように、美咲は部屋の扉を開けた。


部屋の中には、古びた机やぼろぼろの椅子が散らばり、薄汚れたカーテンが揺れていた。部屋の奥には、小さな扉があり、その扉の向こう側に何かが隠されているような気配を美咲は感じた。

扉を開けると、そこには階段が続いていた。彼女は迷わずその階段を下り、地下室にたどり着いた。地下室の壁面には、古い写真や日記が並び、失踪した学生たちの名前が記されていた。


突然、彼女の後ろから何かが近づく気配がした。振り返ると、薄汚れた白いドレスを着た女性の霊が立っていた。その女性は静かに美咲を見つめ、唇を動かして何かを語りかけるが、声は聞こえなかった。

「あなたが助けに来てくれたのね…」美咲は霊の言葉を感じ取りながら、彼女が何らかの形でこの学校に縛られていることを理解した。


***霊的な導きと新たな謎***


美咲は霊の導きを受け、失踪した学生たちの霊とコミュニケーションを試みる。彼らは自分たちが未解決の事件の中で何かを伝えようとしているように思われたが、そのメッセージは不明確だった。

一方で、学校の他の場所でも新たな不可解な現象が発生し始めた。夜間の学校内で、突如として廊下が冷たい影に包まれたり、窓ガラスが不自然に揺れたりすることがあった。生徒たちの間でも異常気象や奇妙な出来事について噂が広まり、不安が募っていた。

美咲は寮たちと共に、学校の歴史と霊的なエネルギーの調査を進める。彼女たちは過去の記録や生徒の証言、そして自分たちが体験した現象を元に、パターンを探ろうと努力した。

寮は、美咲さんのこれまでのきめ細かい調査に深く感心した。やっぱりプロの霊能者となると、調査方法も違うね。単純に霊能力や魔法が使えるだけでは、問題が解決しない事を知った。


***美咲さんからの話***


「寮さん、今日で調査は打ち切りになります。学校側からの判断で旧校舎は立ち入り禁止になっているので、実質、現状では緊急性も低く、ここまでになりました」と、寮達に向かって話した。

「以前もお話したように、くれぐれも寮さん達だけで、調査に乗り出さない事を最後に忠告しておきます」


寮達は、少し残念そうにも思ったが、これ以上、調査を続けるとなると、より長い時間が掛かってしまう。下手をすると1年以上か、もっと掛かるかも知れない。

高校側も、特に問題のない些細な出来事に対し、お金を支払ってまで調査依頼を続ける事は無いと思った。

その内、霊の話なんて、所詮ただの想像だったり、作り話だ…としか、思われないのがオチになってしまうに違いない。その証拠に、あれだけ騒がれていた怪奇現象も、今では、先生や生徒も、何かの錯覚だったに違いない。そんな事を信じて霊能者に調査を依頼する何て、馬鹿げている。と、考えている様に感じられた。


由香や真由美、武史も、初めの内は興味を持っていたが、色々な資料を調べたり歴史を調べたり、手伝っている内に、やる気が失せているように感じられた。


こんな地味な事を続けるのが霊能者の仕事なのか?と、半分、うんざりしている様子だった。

由香が、寮に話しかけて来る。「寮君、今度の魔法学校の占いの課題、面白かったよ。人との相性占いで、何時、離婚するか分かるんだって。ある意味、凄い事だよね…芸能人の誰々と誰々が結婚しても何時頃別れるのか?今度の課題なんだ…」


何となく、僕も分かる気がする。目に見えない世界や自分の日常に無関係な事は興味を示さなかったり目の前の出来事で精いっぱいになるのが、現実世界だからだ。今度、学校の試験もあるし、みんな、目の前の現実しか見えななくなっているんだから…


寮も次の試験に備えて、勉強する事が1番の重要事項の1つになっていた。


今回は、結局全ての問題を解決しないまま調査も打ち切られ、未解決事件となりました。

リアリティのある話として、だいたい、テレビ番組や映画のエピソードの終わり方と同じだと思います。


 その後、あれは、本当の事だったのかな?想像だったのかな?と、

忘れ去られて行く心霊現象といった幕引きにしました。さすがに、次々と心霊現象が多発するのも無理があるのと、そこまで、必死になってまで解決する必要があるの?と、なるのは、現代人の合理主義的な考えも取り入れて見ました。実際に最近、学んだ脳科学の話では、人の認知機能は、脳がエネルギーを押さえる為、視覚情報や認知機能など、抑えている説もあります。いつも、フルパワーで脳が活動すると疲労が増えるので、なるべく、脳もエネルギーを使わない状態を選ぶそうです。


 顕在意識が疲れて、ぼーっとしていると潜在意識からのメッセージを受け取りやすくなる話もあります。幽霊など見えやすくなるコツとしては、潜在意識優位になると、見えやすくなるそうです。


 今回で、ひとまず、毎日更新ペースのアップは終了の予定です。


 一旦、今回の話で、寮君のスピリチュアルジャーニーは、一休みします。


 しばらくは、アップした文章の調整や加筆、修正なども考えています。


また、感想や誤字、脱字などありましたら、報告して頂けると嬉しいです。


 ありがとうございました。



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