古文書とシャミィの謎
寮はある日、ウェブで興味深い魔法スクールの広告を見つけた。寮達は、魔法オンラインスクールに申し込み、試験に合格した。寮は、初めてのオンライン授業で、新たな謎を知ることになる。
***初めてのオンライン授業***
初めてのオンライン授業の日がやってきた。寮はパソコンの前に座り、Zoomのリンクをクリックした。画面が開くと、優雅で知的な雰囲気を纏った先生が映し出された。
「こんにちは、寮君。私はこの魔法学校の講師を務めるアレクサンダーです。今日は初めての授業ですね」と先生は微笑んだ。
「こんにちは、アレクサンダー先生。よろしくお願いします」と寮は緊張しながら挨拶した。
「今日の授業では、基本的なヒーリング魔法と浄化魔法、そしてプロテクション魔法について学びます。この魔法は、シャミィという古代の魔女が記した魔術書に基づいています」とアレクサンダー先生は説明した。
***シャミィの魔術書***
アレクサンダー先生は画面にシャミィの魔術書の画像を映し出した。古びた装丁と美しい装飾が施されたその本は、見るからに価値のあるものであることがわかった。
「この魔術書は、シャミィという古代の魔女が記したもので、非常に詳細で実用的な内容が書かれています。現代でもこれに匹敵する魔法書は少ないとされています」と先生は続けた。
寮はその説明に興味を持ち、さらに質問を投げかけた。「先生、この本にはどんな魔法が書かれているのですか?」
「基本的なヒーリング魔法、浄化魔法、プロテクション魔法について書かれています。初級、基礎編の内容ですが、現代でも十分に役立つものが書かれており、実際に使っている魔法使いやヒーラー、悪魔祓いなどが世界中にいます。また、現在失われてしまった秘術が記された魔法書のことも最後の章に書かれています。こちらは筆跡が違うことから後世の魔法使いが追記したようです。特に霊光弾と呼ばれる魔法は、魔女シャミィがかつて存在した二つの月のうち一つを消滅させたと記されています」とアレクサンダー先生は答えた。
***シャミィの物語***
寮はシャミィについてさらに知りたくなり、先生に尋ねた。「シャミィという魔女はどんな人物だったのですか?」
「古文書によると、シャミィは現代人の年齢で18歳くらい。女神のような容姿と声を持ち、周りの人々を魅了したと記されています。幾人もの貴族や王子から求婚を求められるほどだったとも記されています。また、何年も経ってもまったく歳を取らなかったと記述が残っています。」
寮は指導霊のシャミィのことを思い浮かべていた。「なんとなく、似ているような気もするな」と心の中でつぶやいた。
「その霊光弾はどのような魔法だったのですか?」寮は興味津々に聞いた。
「霊光弾は強力な浄化の光を放つ魔法で、邪悪な存在を一瞬で消滅させる力を持っていました。シャミィはその力を使い、次々と悪魔を倒したのです」と先生は説明した。
***二つの月と赤い月***
寮はさらに質問を続けた。「先生、シャミィが二つの月のうち一つを消滅させたとありましたが、それはどういうことですか?」
アレクサンダー先生は深呼吸をし、画面の背景に古代の天文図を映し出した。「かつて、地球には二つの月が存在していたとされています。現代の科学では確認されていませんが、古代の記録や伝説には二つの月についての記述が多く見られます。特に『赤い月』と呼ばれる月が存在し、その月から悪魔や邪悪な存在が降りてきたと言われています」
寮はその話に驚きを隠せなかった。「それで、シャミィはその赤い月を消滅させたんですか?」
「そうです。シャミィはその霊光弾を放つことで、赤い月を一瞬で消滅させたと言われています。この出来事によって、地球は一度は平和を取り戻しました」とアレクサンダー先生は続けた。
***先生の驚き***
授業が進む中で、寮は高次元のトレーニングセンターでシャミィから教わった浄化方法を実演してみることにした。寮は集中して手をかざし、霊的な光を放った。その光は一瞬で部屋を浄化し、清らかな空気に包まれた。
アレクサンダー先生はその光景を見て驚愕した。「それは……シャミィが大悪魔と最後に使っていたと記されている浄化の魔法と似ている……」
寮は先生の驚きを見て、不安と期待の入り混じった気持ちで尋ねた。「先生、これは本当にシャミィの魔法なのですか?」
「そうだ、寮君。君が使ったその魔法は、かつてシャミィが大悪魔との最後の戦いで使った魔法に非常によく似ている。君は本当に特別な力を持っているようだ」とアレクサンダー先生は感動しながら答えた。
***新たな課題***
アレクサンダー先生は寮に向かって優しく微笑んだ。「寮君、君にはさらに魔法を学ぶための特別な課題を出そう。次の授業までにこの魔法書の特定のページに書かれている内容を理解してきてほしい。そして、その魔法を実践してみるんだ」
寮は課題を見て、アレクサンダー先生に「分かりました。次の授業までに覚えてきます。今日は、ありがとうございました」とお礼を述べて、Zoomから離れた。
***シャミィの謎 疑問の始まり***
寮はアレクサンダー先生とのオンライン授業が終わった後、以前に借りてきた古文書について考えていた。その古文書は、マリアの占いサロンから借りたもので、シャミィに関する記述が含まれていた。
「シャミィという名前、そして彼女が使った魔法…まさか、僕の指導霊のシャミィと関係があるのか?」寮は心の中で疑問を抱いた。
***古文書の再確認***
その夜、寮は再び古文書を開き、意識を集中する。古代魔法文字の意味が伝わって来る。古文書には、シャミィが大悪魔との戦いで使った強力な魔法や、彼女の生い立ちについて詳細が書かれていた。
以前、読んだときに記されていた霊光弾についての記述も見つかった。「このシャミィの話、アレクサンダー先生が言っていたシャミィと同じだ…でも、どうして僕の指導霊と同じ名前なんだろう?」寮は混乱しながらも、古文書の内容に引き込まれていった。
寮はシャミィに心の中で問いかけた。「ここに書かれているシャミィと君は、同じシャミィなのか?」
寮の心にシャミィの声が響いてくる。「そうです。かつての私の事が書かれています。そして霊光弾について今夜、眠った後、幽体離脱をして高次元のトレーニングセンターで使い方を教えます。また、その他の秘密も伝えます。」
寮はその夜、ベッドで眠りについた。
今回の話で、新しい学びと、古文書やシャミィの謎が判明されて行きます。
次回もお楽しみに♪感想をお待ちしています。また誤字、脱字などお気づきの点がありましたら、ご連絡して頂けると嬉しいです。 (修正を行いました。1回目)




