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ぼくと花子さん  作者: 大器晩成の凡人
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コックリさんラジオ⑧

「カントマータントペスペスぅ♪なにが出るかな♪なにが出るかな♪今回のゲストは私にもわからない!でも、そんな事もあるわ!コックリさんラジオスタート♪」


「やっほ~♪コックリちゃ~ん♪」


「ゲッ!口裂け女。なんであんたがここに!?」


「花ちゃんの代理だよ~」


「花子ぉ、これが目的だったのね。今日はもう終わり!あんたも帰りなさい!」


「まだ始まったばっかりだよ~。もっとお話しよ~~~♪」


「オデオボ!」


「きゃっ!」


「た、助かったわ」


「いたたた、コックリちゃんのその技は1日1回だけだったよね~?」


「しまった!」


「コックリちゃ~~~ん♪」


「ぎゃあああぁ…………」


「一緒にラジオ番組やろうね~♪」


「………」


 コクリッ


「そだ!番組の挨拶しなきゃ!ぺすぺす~♪これ言いたかったんだ~、かわいいよね~」


「………」


 コクリッ


「…………」


「ん~うんうん。そだね、早速、質問コーナーいっちゃお~♪あれれ~?お便りが届いてないみたいだね~。でもでも、安心して私が一通だけ書いて……確保してきたよ~。読むね」


 [コックリちゃんは口裂け女のどこが好きなんですか? PN.コックリちゃんLOVE]


「だって~、コックリちゃん」


「………」


「うんうん、うんうん。や~ん♪嬉しい♪コックリちゃん、これからはずっと……ずッと、ズっと、ズット……一緒ニいヨウね♪」


「………」


 コクリッ コクリッ コクリッ


「コックリちゃんもそんなに嬉しいの?私もだよ~」


「きゃひひ」


「あれ?ひーちゃん。どうしたの?」


「きゃひ」


「ひーちゃんもお便り持ってきてくれたの?なになに……」


 [あんた!魑魅達がドン引きしてるでしょ!さっさと帰って来なさい]


「これは花ちゃんからのお便りだね。でも、花ちゃんには何も出来ないしムシしちゃお~」


「きゃひ」


「なに?まだ書いてある……」


 [追伸、言うこと聞かない場合は引きずってでも連れ帰るわよ!ひきこが]


「ひーちゃんはその為に来たんだね~……きゃあぁぁぁ」


「きゃひひひ」


「…………ん?んん?私はなにして?はっ!口裂け女は居ないみたいね。悪い夢を見てた気がするわ。今回はとっとと終わりにするわ!あんたら、次回も見なきゃ、つねるわよ!」

 皆さん、口裂け女の愛にドン引きしないでくださいね!セリフだけだから伝わりにくいかもですが、想像してみてください!大人の女性が少女を愛でてるだけなんです!どうですか?ホッコリ癒されるでしょ? それではーーー

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