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ぼくと花子さん  作者: 大器晩成の凡人
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コックリさんラジオ⑦

「カントマータントペスペスぅ♪過去は過去。でも、今の自分を構成する大事な設計図。コックリさんラジオスタートよ!」


「ぺ、ぺすぺす」


「今回のゲストは初の人間よ。さぁ、自己紹介してちょうだい」


「うむ、私は霊媒師」


「なんか真面目で面白味が無さそうね」


「私にそのような事を求められても困るな」


「それだと困るのよ!番組が盛り上がらないでしょ!」


「花子の番組はそこそこ盛り上がったように思えるが」


「あっちはノーテンキなバカが相方に居るからでしょ!こっちは私一人なのよ!」


「そなたには信頼できる友が()らぬのだな」


「そんなの要らないわ!私はコックリさん、孤高の存在なのよ!」


「たしか狐の妖怪であったな。失礼な事を言ってすまぬ」


「な、なに?私に敬意を払ってるの?」


「ああ、古来より狐の妖怪は強大な力を有している。その力が有りながら、そなたは悪さをしているようには見えぬ。敬意を払うに値するであろう」


「んんん♪こんなの初めてだわ!あんた良いヤツね!なにか困った事があったら私が助けてあげてもいいわよ!」


「有難いが、そなたの力を借りねばならぬ状況にならぬように心掛けるとしよう」


「それもそうね。それじゃあ、質問コーナーに移るわよ」


「うむ」


 [霊媒師とやらは現代の陰陽師なのかえ?ならば、妾を殺生石に封印して欲しいのじゃ PN.殺生石に戻りたい]


「どう?あんたに出来る?」


「……難しいな。私は陰陽道に詳しくない。それに力量の差もある」


「そんなに差があるものなの?」


「ああ、代表的な陰陽師の安倍晴明だが、散歩感覚で異世界を渡り歩いていたと聞く」


「人間のくせにそんな事できるなんて驚きだわ」


「恐らく私程度の力を持つ者はゴロゴロ居たのだろう。昔は」


「質問者には申し訳ないけど諦めなさい」


「すまぬ」


「そんじゃ、これで終わり!お相手はコックリさんと」


「霊媒師」


「でお送りしたわ!次回も見なきゃ、つねるわよ!」

 さぁ、安倍晴明が散歩感覚で異世界を渡り歩いていたなんて驚きですね!もちろん、そんな文献はありません!元ネタは私が好きな無双シリーズだったりします(ノ´∀`*) それでは

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