24話 ぼくと花子さんとゆきおんな⑤
「さっさとビーチバレーやるわよ!」
いろいろあって花子さんは不機嫌。
「私、疲れてきたから君が仕切って」
コックリさんは後の事をぼくに任せる。
「じゃあ、チーム分けをグーとパーでわかれましょで決めましょうか」
ぼくは独断でチーム分けして花子さんにぼやかれるのを避けるため当人たちに任せた。
「じゃあ行くわよ!」
花子さんの合図で皆は手を出す。
「グーとパーでわかれましょ」
「グーとパーでわかれましょ」
「グーとパーでわかれましょ」
「ぽーぽぽぽーぽぅぽぅぽっぽっぽっぽっぽー」
花子さんと口裂け女はグー、ゆきおんなはパー、遅れて八はパー
「あんたね…リズム感ないわけ?」
花子さんは八を見て言う。
「ちゃんと分かれたから結果オーライだよ♪」
「うん、私もこれでいい」
「あっそ、じゃあ、これでいくわよ」
4人はいつの間にかセッティングされてたバレーコートに入る。ぼくは審判ということでコート中央のネットの横に立つ。ぼくから見て右のコートに4人は構える。
「バッチコ~イ」
「ぽぽっぽー」
なにも起こらない…それもそのはずボールを持つのは花子さん、その花子さんがアクションを起こさないからだ。花子さんはなぜ動かないのか
「花ちゃん、サーブだよ」
「あんたらねぇ、みんな同じコートにいたら試合にならないでしょうが!」
「あ~そっか」
「私達があっちのコートに行くわよ!来なさい口裂け女」
「は~い」
「ぽー」
そして、4人はぼくから見て左のコートに
「バッチコ~イ」
「ぽぽっぽー」
なにも起こらない…またしてもボールを持つ花子さんがアクションを起こさないからだ。
「あんたら……2度も同じことするんじゃないわよ!」
口裂け女と八は顔を見合せ笑いあう。
「私達はここのコート使うから、あんたらはあっち行きなさい」
「わかった~」
「ぽー」
ゆきおんなと八は返事をし、口裂け女と共に右のコートへ移動。
「バッチコ~イ」
「あんたは…」
花子さんはボールを上に投げ落下するボールに向かって跳び上がる。
「こっちでしょうが!!!」
すごい跳躍力でサーブを放つ。その跳躍力から放たれたボールはもはやサーブではなくアタックだ。
「え?」
口裂け女は放たれたボールを顔面キャッチ。顔面でボールはキュルルと音を立て回転を続けプシューと音とともに回転が止まりポトッとボールは落ちた。
「いった~い!」
「あんた、チーム分けの意味わかってんの?」
「だって、みんな一緒の方が楽しいよ」
「なら私を1人にしてるんじゃないわよ!」
「あ、そうだね」
「いいからこっち来なさい!」
「は~い」
口裂け女は花子さんのいるコートへ、八とゆきおんなはそれについていく。
「八!ゆきおんな!あんたらは来んな!!!」
名指しされたことにより2人は移動を止めた。
「これで始められるわね」
ようやく2対2の構図になり試合が始まるようだ。
「行くわよ!」
花子さんはサーブ、ボールはネットを越える。ゆきおんながレシーブで花子さんチームのコートに返してしまう。
「そんな甘い球、見逃すわけないでしょ」
花子さんは小柄ながらもネットを越える跳躍力で八&ゆきおんなチームのコートにアタック。
「ぽ!」
惜しくも八にブロックされ八&ゆきおんなチームに点が入った。
「やるわね」
続いても花子さんサーブ、ゆきおんなはレシーブ、今度は自コート内で八にパスが繋がる。その八はトスで花子さん&口裂け女チームのコートに返す。またしても絶好球。
「今度こそいただき!」
花子さんのアタックが炸裂。
「ぽ!」
また八のブロックで点を取られてしまった花子さん&口裂け女チーム。
「あんた!反則よ!」
ネット越しに八に詰め寄る花子さん。
「花ちゃん、落ちついて」
「だって、あいつ手を伸ばすだけで簡単にブロック出来るのよ」
「花ちゃんなら、やっちゃんの壁を突破できるよ!一緒にがんばろ!」
「わかったわよ」
花子さんは納得いかない様子でサーブ位置へ。そして経験者のような安定したサーブを放つ。ゆきおんなはレシーブ、ボールは八の方へ、八はトス、それをゆきおんながトス、また八がトス、ゆきおんながトス、八がレシーブ………
「あんたら、ルールわかってんの!」
なかなか自分のコートにボールが来ないことに苛立つ花子さん。
「まぁまぁ、プロじゃないんだから、落ちなければOKにしよ?」
口裂け女が花子さんを宥めていると八はトスでボールを高く打ち上げる。
「ぽぽ!」
八はレシーブの構えでゆきおんなに合図。ゆきおんなは意図を汲み取り八の手に足を乗せ八はそのまま腕を振り上げる。ゆきおんなは高く跳び、先に打ち上がってたボールに追いつき右腕を振り下ろし花子さん&口裂け女チームのコートに叩きつける。
「花ちゃん!任せて!」
口裂け女はレシーブの構え…ボールはものすごい勢いで飛んでくる。
「ひ~っ、やっぱむりぃ」
直前で口裂け女は逃げ出しボールは花子さん&口裂け女のコートに落ちまたしても点を取られてしまった。
「なに逃げてんのよ!」
「だって~」
「私達、3点も連取されてんのよ」
「それより花ちゃん!私もあれやりたい!」
「あれってなによ?」
「ゆきちゃんがやったやつ!」
「あんた、ちゃんと私を打ち上げられるの?」
「私が跳ぶんだよ?」
「あんた、私を潰す気なの!」
「潰れないよ~私、そんなに重くないし」
口裂け女は拗ねて地面の砂を蹴る。
「打ちやすいようにパスするからそれで我慢しなさい」
「は~い」
「というわけだから、今度はあんたらからサーブしてちょうだい」
そう言って花子さんは八&ゆきおんなチームのコートにボールを放り投げる。ボールがネットの上を通過したその瞬間!
「ぽ!」
八はここぞとばかりに花子さん&口裂け女チームのコートにボール叩き込む。
「あんたねぇ」
ただでさえ口裂け女の面倒を見ないといけない花子さんは怒りを我慢しボールを拾い八&ゆきおんなチームのコートに放り投げる。
「ぽ!」
また返された。無言で拾い放り投げる。
「ぽ!」
返された。放り投げる。
「ぽ!」
返された。放り投げる。
「ぽ!」
返された。
「いい加減にしなさいよ!!」
とうとう我慢の限界のようだ。
「花ちゃん、下から転がしたら?」
「そうね!その手があったわ!」
花子さんはネット下から八&ゆきおんなチームのコートにボールを放り込む。八は何の反応も示さずボールはゆきおんなの足下へ。
「いい?あんたは相手のサーブをレシーブして私が打ちやすい場所にトスするから、ちゃんと決めるのよ!」
花子さんはアタックまでの流れを口裂け女と確認。
「まっかせて~♪」
「こっちの準備はできたわ!いつでも来なさい!」
「わかった」
ゆきおんなはその場で腕を下から振り上げる形でサーブ。ボールはネット上を越え花子さん&口裂け女チームのコートへ。
「来たわよ」
「うん!」
口裂け女は気合い十分。
「ふべ」
見事に顔面レシーブ。花子さんはボールの真下に移動しトス。ボールはネット前で高く打ち上がる。
「決めなさい!」
「いっくよ~!」
口裂け女は高く跳ぶ。高さは十分、ボールとのタイミングもピッタリ。素人目でも綺麗なフォームだとわかる。そのまま右手をボールに叩きつけ、バシーンッといい音が鳴る。口裂け女が放ったボールは八すら手を出すことが出来ず、一言で表現するなら“ホームラン”だ。
「やった♪やった~♪」
「あんた、それでいいわけ?」
その花子さんの声には怒りはなく呆れと楽しさを感じた。その後も勝ち負けなど気にせずビーチバレーを続ける。八とゆきおんなの見事な連携、口裂け女の顔面レシーブ、花子さんのツッコミなどが繰り広げられる。
ぼくはその光景を見てるとネットの上付近になにかが浮いてることに気づく。それはしばらく存在を忘れられてた飛頭蛮だった。大人しく試合を観戦してるかに思えたが、口裂け女、八、ゆきおんなが動く度に目がバウンドするボールのように上下に動く。なにを……いや、どこを見ているのやら。
ゆきおんながアタック。
「をほぉぉ」
花子さんレシーブ。
「チッ」
口裂け女はトス。
「うっひょー」
花子さんアタック
「チッ」
八はレシーブ
「むふふ」
ゆきおんなはトス
「デュフフ」
八はアタック
「いやっほー♪」
花子さんはブロック
「チッ」
花子さんはブロック後、再び高く跳び飛頭蛮に迫る。
「ぬ?」
花子さんは飛頭蛮と同じ高さまで来ると右腕を振り上げ、そのまま振り下ろす。
「ふん!!!」
「あば」
花子さんの振り下ろした手が飛頭蛮に直撃しバチーンと凄まじい音が…バレーボールのように飛頭蛮は八&ゆきおんなチームのコートへ飛んでいく。
「不可抗力じゃよなー♪」
飛頭蛮は八へ向かって…八の胸に向かって飛んでいく。心なしか加速したような気がする。
「ぽー……」
八はその場で横回転。
「ぽぽ!」
飛んで来る飛頭蛮を裏拳で打ち落とす。遠心力も合わさりすごい威力。
「ぽ」
八は打ち落とした飛頭蛮を踏みつける。
「ぽぽぽ(私の聖域に足を踏み入れてるだけでも腹立たしいのに私に触れようなんて身の程を知りなさい。私に触れていいのは同性と小さな男の子だけよ)」
汚らわしいものを見る目で飛頭蛮を見る八。
「ぬぐぐ、短いようで長いセリフを言ってるような気がするぞ」
すると突如、砂浜からぼく、花子さん、口裂け女、コックリさんの姿が消えた。
「ぽ?」
困惑する八。
「空間が断絶されたみたい」
「ぽーぽーぽー」
八は突然のことに慌てふためく。
「大丈夫だよ、ちゃんと帰れるから」
「ぽー」
「怖いなら手繋ぐ?」
「ぽぽー」
八はゆきおんなと手を繋ぐ。
「わしもこわいー」
「ぽぽーぽ!」
2人に近づこうとする飛頭蛮に八は手を繋いだまま器用に回し蹴りを繰り出す。
「はば」
綺麗にヒットし飛頭蛮はどこかへ飛んでいった。
「あなた、どこから来たの?」
「ぽ」
「そう、『ぽ』なの」
一方、ぼく、花子さん、口裂け女、コックリさんは旧校舎の3階の女子トイレに居た。
「あれ?どうしたんですか?」
「コックリが限界なんでしょ」
ぼくはコックリさんを見ると足を投げ出し座るコックリさんの姿が。目がとろんとして眠たそうに目をこする。
「がんばったね♪コックリちゃん」
口裂け女はコックリさんを抱きしめ頭を撫でる。
「コックリ!おつかれ、帰っていいわよ」
「んん」
ポンッと煙とともにコックリさんは姿を消した。
「あんた、今日はあの子に付き合ってくれてありがと」
「どうしたんですか?花子さんらしくないですよ」
「うっさいわね!なんか、あの子ほっとけないのよ」
「なんとなくわかります。そういえば水着選びに行く途中にぼくがゆきおんなさんを拒絶しないとかって話があったんですけど」
「ああ、あの子はね、人の感情に敏感なのよ。少しでもあの子に対して嫌な感情を持って触ったら氷に触れてるように感じるわ」
「でも、飛頭蛮さんは全然拒絶なんかしてなかったのに冷たく感じてましたよ」
「それはあの子の方が拒絶してただけでしょ」
「あはは」
苦笑い。
【おまけ】
「おい!なんだあれ?」
グラウンドに居るガキ大将は遠くを指差す。
「なにか光ってる」
「ちげぇよ!その後ろだ」
ガキ大将は取り巻きの頭を掴み右に捻る。そこには謎の飛行物体が2つ。1つは羽根のようなものが付いてる。もう1つは旧校舎3階の窓から紐状に伸びてる。紐状の物体は羽根付きの物体に衝突。羽根付きの物体は2人の方へ飛んでくる。そこに何度か見たことがあるブルドックが走ってきて羽根付きの物体に跳び移り、羽根付きの物体を足場にさらに跳躍。足場にされた物体は2人の目の前に土煙をあげ落下。
「おなごぉ」
土煙の中から声が
「でんじゃらすぅ、おなごぉぉお!!」
土煙から現れたのは浮遊する生首。
「ぎゃーーー」
「ぎゃあああ」
【おまけ 女子更衣室にて】
ぼくと飛頭蛮をトイレから追い出し女子トイレは女子更衣室と化した。早速ゆきおんなは着物を脱ぎだす。
「あんた、直接着るの?」
「うん、少年が選んでくれたから」
「あいつのことホントに気に入ったみたいね」
「花子もでしょ?」
「さぁどうかしら?」
はぐらかす花子さん。
「待って!ゆきちゃん!」
脱ぐ途中で上半身がはだけた状態のゆきおんなを口裂け女がつれていく。八も呼び3人で密談。
「なにしてんのよ?」
蚊帳の外の花子さん、当然の質問だろう。すると3人は花子さんの方を向くと
「せ~のっ!」
口裂け女の合図で3人の体が光に包まれ
「じゃ~ん♪」
口裂け女の衣装が白のワイシャツに赤い吊りスカート。口裂け女だけじゃない、八もゆきおんなも同じ衣装。
「花ちゃんとおっそろ~い♪」
口裂け女の言う通り花子さんと同じ衣装。
「なにやってんのよ」
「えへへ♪子供服売場で見つけちゃって」
「あんたら、ヒマなことするわね」
「4人で記念撮影しよ♪」
するとドアの向こうから声が
(写真ならわしが撮ってもよいぞ!)
「キタラコロス!!!」
突然、とんでもない声が響き渡る。
「いまの声、花子?」
「さぁね」
ゆきおんなの質問にまるで誰の声か知ってるかのように答える。
「じゃあ」
ゆきおんなは口裂け女を見る。その横で八が怯えてる。それを見た花子さんは
「冗談よ、さっきのは私の声」
「ぽー」
八は胸を撫で下ろすのだった。
「ほら、写真撮るんでしょ、集まんなさい」
花子さんの呼びかけで3人は集まる。花子さんの左右に口裂け女とゆきおんな。
「やっちゃんは大きいから後ろでしゃがんでね」
そう言われ、八は花子さんの後ろでしゃがむ。
「じゃあ、撮るわよ」
4人の前でスマホが宙に浮き、外側のカメラレンズは4人を捉えてる。
「はいチーズ!」
カシャッ
【おまけ 1位決定戦 最下位決定戦】
ビーチフラッグスの1位決定戦、対戦カードは八対ゆきおんな。2人はスタート地点うつ伏せになり、その時を待つ。
「位置について…よーい、どん!」
コックリさんの合図で2人は起き上がる。やはり体の大きい八は少し遅れる。ゆきおんなは起き上がった時には水色の水着から白の水着に着替え走り出す。わざわざ白の水着に着替えるのは動きやすさと通気性を兼ね備えてるからなのだろうか?
出遅れた八は徐々に加速していくが先にフラッグを取ったのはゆきおんなだった。
「ゆきちゃ~ん」
口裂け女がゆきおんなの水色の水着を手に走ってきた。
「ハァハァ、ゆきちゃん…これ忘れちゃ…ダメ!」
「ありがと」
ゆきおんなは白の水着から水色の水着に着替える。
「私、最下位決定戦があるから戻るね~」
口裂け女はスタート地点へ戻っていった。
スタート地点に到着した口裂け女はうつ伏せになる。その横には対戦相手の花子さんが
「負けないぞ~」
口裂け女の挑発にも反応せず憂鬱そうな顔をする花子さん。
「位置について…よーい、どん!」
コックリさんの合図で口裂け女は起き上がり走る。
「スタートダッシュ成功♪」
自分の方が花子さんより先に起き上がる事が出来た事で満足なスタートのようだ。
その数秒後に花子さんは気怠そう起き上がり、その前を口裂け女が女の子走り。
「花子ぉ?あれに負けるわけ?」
花子さんの背後からコックリさんが煽る。スタートダッシュは完全に出遅れているが、目の前をノロノロ走る口裂け女を見て、アレに負ける事を花子さんのプライドが許さなかった。
「だぁぁぁ」
一瞬で口裂け女に追いついた花子さんは口裂け女にしがみつく。
「花ちゃん!?」
「あんたに負けられないのよ」
「じゃあ、追い越せばいいでしょ~」
「知ってるでしょ、私がフラッグのある場所には行けないこと」
今、この場所は南国風の砂浜の見た目だが実際は旧校舎3階の女子トイレにこの空間を重ねてるだけなのだ。だから、ここは旧校舎3階の女子トイレであり、尚且つ砂浜でもある。よって、こんなに広い砂浜だが花子さんには女子トイレと変わらず移動制限があるのだ。
「そっか♪」
口裂け女はポンッと手を叩く。
「今なら花ちゃんに余裕で勝てるってことだね♪」
「させるわけないでしょ!意地でも引き分けにしてやる」
今の花子さんにとって勝ちはないが、引き分けの可能性はある。それが唯一の最善手なのかもしれない。
「きゃ」
「わっ」
2人はバランスを崩し転倒。それでも花子さんは離さない。
「は~な~し~て~」
花子さんを引き離そうとするがなかなか離してくれない。
「私は!負けるわけにはいかないの………」
突然、花子さんは深刻そうな声を出す。
「花…ちゃん?」
その異変に気づいた口裂け女は引き離そうとしてた手の力を緩める。花子さんも口裂け女にしがみついてた腕の力を緩める。2人は体を起こし座った状態で向き合う。
「花ちゃん、どうしたの?」
うつむく花子さんに心配そうに話しかける。
「私は………」
「うん」
「あんたみたいなバカで運動音痴に負けられないのよ!あんな鈍足に負けてみなさい!一生の恥よ!私のプライドが許さないわ!」
ハァハァと肩を上下にさせ伝えたいことは伝えたようだ。
「………」
「わかってくれた?」
すると花子さんの頬を目掛けて平手が迫る。しかも片方からではなく左右両方の頬に平手が迫り…バチーンッと口裂け女の両手ビンタが炸裂。この両手ビンタが花子さんへの返答だろう。
「花ちゃんのバ~カ」
口裂け女はフラッグのある方へ走りながら花子さんの方を振り返りマスクでわからないが舌を出したような表情。花子さんは滅多にない口裂け女の物理的反撃に放心状態。
「やった~♪」
口裂け女はフラッグを手に取り頭上でぶんぶん振っている。これにてビーチフラッグスの順位は1位ゆきおんな、2位八、3位口裂け女、4位花子さんとなりました。
≪次回予告≫
少女は家に勝手に住み着く 家の住人に許可なんて取らない だって少女は子供だから 少女は自由だ 誰の家でも少女の家になりえる 少女は遊んでもらうのが大好き 純真無垢さが少女の最大の特徴 いや…他にもある 少女の住み着いた家には幸福が訪れる
今回の水着回はどうでしたか?実は幽霊や妖怪の触れた衣服をコピー出来るっていう能力をゴリ押しで加えたのはこの時の為だったんですねぇ。我ながらムリな設定とは思いつつ後悔はしてません(ノ´∀`*) ではでは♪