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ぼくと花子さん  作者: 大器晩成の凡人
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コックリさんラジオ

「さて、突然、始まったわ!私の冠番組!この番組は花子の番組に対抗して始める事になったわ!だから内容もほぼ同じ!早速、初ゲストを紹介するわ。馬とババアよ」


 パチパチパチ


「ヒヒーン」


「よっ!ババアじゃ」


「今日はこの2人と1頭でトークをしていくわよ」


「それはええがの、この男子トイレの隣は花子がおるのじゃろ?苦情とか言われんかの?」


「そうね、勘づかれたら面倒だし………カントマータントペスペス」


「なんじゃ?そのキテレツな言葉は?」


「防音の呪文よ、今のでどんなに騒いでも隣には聞こえないはずよ」


「便利じゃの、(ぬし)の力は」


「まぁ、これくらいは朝飯前よ♪それじゃ、あんた達は自己紹介してちょうだい」


「わしはババアじゃ、正式な名前を名乗りたいのじゃが、今は止められておる。得意なのは走る事じゃ、若いのには負けぬぞ」


「あんたの足の早さは若さとかそんな次元じゃないでしょ。次は…」


「ヒヒーン、ブルルル」


「馬よ、首なしのね」


「コックリよ、気になったのじゃが、なぜわしと馬をゲストに呼んだのじゃ?」


「ふっふっふ、今回の話であなた達2人が花子の番組に呼ばれる事は予測済み。だから、先手を取ったのよ!花子の番組がゲストを確保できない状況に陥れば赤っ恥でしょ」


「ひねくれておるのぅ」


「あ、コックリちゃ~ん♪」


「は!?なんであんたが居んのよ?あんたらの番組放送中でしょ?」


「コックリちゃんの気配を感じて出て来たの~♪コックリちゃ~~~ん♪」


「ぎゃあああ……」


「コックリ、連れていかれてしまったのぅ。どうする?馬よ」


「ヒヒン、ヒン」


「言葉が理解できないわしには続けられそうにないのぅ。今回はこれで終わりじゃの」


「ヒンヒン」

 ホントに突然始まりました!コックリさんのラジオです。花子さんのスタジオは女子トイレですが、コックリさんは隣の男子トイレです。男子トイレは無改造なので廊下から丸見えです。そのせいで防音の呪文を張っても口裂け女にあっさり見つかってしまったわけですが……もちろん、ラジオ機材は首なしのお手製です!このラジオとかスマホとかも“あの子”のおかげで使用できてる訳ですが、もう少しでご紹介できるかも?待っててください( *´艸`) ちなみに“カントマータントペスペス”という呪文の元ネタですが、あるソシャゲのタイトルです!正式にはタイトルじゃないのですが、ていうか、うろ覚えなのでこれで合ってたかも曖昧(^-^; たぶん、検索にも引っ掛からないんじゃないかなぁ? 知ってる人が居たらスゴいです。 ではでは♪

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