14話 ぼくと花子さんと二宮金次郎②
バイクはブロロロロと音を立て走り出し廊下の突き当たりへ真っ直ぐ進む。
(そういえば、廊下の突き当たりの壁も首なしライダーさんが改造して通り抜けれるようになってるんだっけ?どんな仕組みなんだろう?)
気になったぼくは、その瞬間を確認するため首なしライダーの背中から顔を出した。ぼくはぐんぐん近づく壁を凝視。そして、その瞬間が訪れる。が、辺りは急に真っ暗になった。瞬きしたつもりはなかったが、ぼくはその瞬間を見ることは出来なかった。
「はぁ」
思わず、ため息が漏れた。
しばらく暗闇の中を走る。すると前方に光が見えようやく暗闇を抜けた。暗闇を抜けたらそこは一般道だった。ぼくは後ろを振り返り、あの暗闇がなんだったのかを確認する。
「トンネルだったんだ…」
腑に落ちないぼく。そのトンネルは今でも車の行き来があり整備もされて照明があるはずなのだ。
首なしライダーはバイクを路肩停め降りる。スマホを操作し
『大丈夫?さっき、ため息をついてたけど、もしかして気分悪いとか?』
首なしライダーは少し慌ててる。
「あ、違うんです。廊下の壁がどうなってるか確認しようと思ったんですけど、結局わからなかったのでガッカリしちゃって」
『よかったぁ、少年になにかあったら花子さんになにされるかわからないからね』
首なしライダーは胸を撫で下ろす。
『それと聞いてくれたら教えたのに』
「本当ですか!!」
『うん、あれはね、壁に細工されてるんじゃなくてね、壁の手前に異空間への入り口があるんだ。通る瞬間に入り口を開けてるから普段はそこにはなにもないよ』
「そんなこともできるんですか!」
『いやいや、俺の力じゃないよ』
首なしライダーは違うと手を横に振る。
「でも、花子さんは首なしライダーさんが壁を改造したみたいなこと言ってましたよ」
『俺は考案しただけだよ。異空間の入り口を開けてくれたのはコックリさんなんだよ』
「コックリさんが……ホントはすごい人だったんだ」
コックリさんにマスコット的な可愛さを感じていたぼくはその考えを少し改めた。
『うん、すごいと思うよ。ちなみにその入り口は俺専用だから俺とコックリさん以外は開けられないようになってるんだ』
「トンネルに出ましたけど、なにか意味があるんですか?」
『それはね、トンネルなら薄暗いから多少不思議なことがあっても大丈夫だからさ!ちなみに全国のトンネルと旧校舎3階の入り口は繋がってるから呼ばれたらすぐに来れるんだよ』
「そういう仕組みだったんですね。どうりで来るの早いと思いました」
花子さんの急な呼び出しに対応出来る理由が明かされ納得のぼく。
『謎が解けてスッキリしたかい?』
「はい!」
旧校舎3階の廊下の壁や首なしライダーの移動方法など知る事が出来たぼくは満足そうに返事。
『それじゃあ、少年の家を目指すとしようか!ここからの道わかるかい?』
「はい、この道を真っ直ぐ行くとデパートがあるじゃないですか。デパートを通り過ぎてレンタルDVDショップの手前の一軒家です」
『オッケー』
首なしライダーは再びバイクに跨がり、ぼくは背中に抱きつく。ブロロロとバイクは走り出す。
バイクが走り出してすぐのことだった。ぼくはなにかの気配を感じ周りを見回す。気配の正体に気づき思わず声をかけてしまった。
「おばあちゃん危ないですよ」
「ほほっ♪心配してくれるのかの、ありがとう」
花子さんたちと出会ってから感覚が麻痺してるのか走るバイクを追走するおばあちゃんを見て驚きより先に心配をしてしまった。
おばあちゃんはバイクの斜め後ろを走ってたが次第に距離が縮まり真横を並走していた。走る時は前傾姿勢になるのが普通だが、おばあちゃんはジョギングするかのように姿勢で走る。しかも後ろで手を組んでいる。
「首なしよぉ、勝負といこうじゃないか」
首なしライダーは手を横に振り拒否。
「ああ、そうかい。あんたは子供の送り迎えで忙しいわけかい。わしの唯一のライバルだと思ってたんだがねぇ、そんじゃ日本最速の称号はわしのもんだね」
するとキキィーッとバイクは急ブレーキ。おばあちゃんはニヤリと笑う。
「そうでなくちゃね、いつもの場所で勝負じゃ」
おばあちゃんの挑発に乗ってしまった首なしライダーはぼくの家とは反対方向へと走り出す。おばあちゃんもそれについてくる。
気づけばバイクはトンネルの前に停まっていた。そのトンネルは車一台通るのがやっとの道幅でいかにも心霊番組で出てきそうな雰囲気。
「じゃあ、わしは先に行くぞい」
おばあちゃんはさっきバイクと並走した時の余裕な姿勢とは違い、まさに本気という姿勢で走り出した。その速度も先程とは比較にならないほどだった。
「はやっ…あ、あの?」
首なしライダーはぼくの声が聞こえてないのか反応がない。バイクをブォンブォンとふかし、合図などなく急発進。慌てて首なしライダーの背中に抱きつく。アクセル全開でぐんぐんスピードが上がり、ぼくは振り落とされまいと必死にしがみつく。時速100キロを超えたと同時にトンネルに突入。
しがみつくのに必死でなにが起きたのかわからなかったが、バイクは停まった。緊張が解け、しがみつく手の力が抜けた。ぼくは辺りを見回す。
「駅のホーム?」
バイクが停まったいたのはどこかの駅のホームの線路の上。
「こんな所に停まったら危ないですよ!」
「大丈夫じゃよ、ここに電車は滅多に来ないから」
おばあちゃんはここがどんな場所か知ってるような口振り。そして、首なしライダーはバイクを降りぼくをバイクから降ろす。
『ちょっと待ってて』
それだけ言うとバイクに跨がる。首なしライダーはスマホのタイマーを操作。首なしライダーとおばあちゃんは横並びになる。数秒後、ピピピピとタイマー音。それと同時に2人は走り出しぼくは置いてかれた。
「どうしよう……」
ぼくは駅のホームに上り散策。
「ここはどこの駅なんだろ?」
駅名が書いてある看板を探す。
「あった!きさ……、う~ん読めないや」
見つけたものの看板が古くて読み取れなかった。しばらく散策を続けたが情報は得られなかった。
「う~ん、ここから離れればどこかわかるかもしれないけど、首なしライダーは待っててって言ってたし…う~~~ん」
悩んでいるとぼくの頬に生暖かい風が吹き付ける。ぼくは顔を上げると
「わわわ!馬?」
生暖かい風の正体は馬の鼻息だった。
「なんでこんな所に…」
その馬はぼくの目の前で伏せてぼくを見つめる。
「もしかして乗れってこと?」
(鞍や手綱を着けてるってことは飼い主がいるのかな?)
「ヒヒン!」
馬は首を縦に振る。
「えっと、じゃあ」
馬の背中に乗ろうとするが、なかなか乗れず何度目かの挑戦でようやく乗ることができた。しっかり手綱を握り馬はぼくが乗れたのを確認すると立ち上がった。
「おっとと…」
バランスを崩しそうになったが持ち堪え姿勢を正した。
「わぁ!すごーい!」
ぼくはその高さと光景に大興奮。首なしライダーの後ろでは見れなかった光景だ。馬はパカラッパカラッと走り出す。
「すごい!すごーい!」
走っていると目の前にトンネルが見えた。
「あそこ通るの?大丈夫?」
「ヒヒン!」
「うん、わかった」
言葉はわからないが信じる事にしたぼく。馬は速度を上げトンネルへ突入。トンネル内は首なしライダーと通った異空間と同じで真っ暗。そして、しばらくすると光が見えトンネルを抜けた。
「…戻ってきた」
ぼくの知る町に戻ってきた。あの不思議な駅に行く時に入ったトンネルとは別の場所だ。
「ありがとう!馬さん、降ろして」
「ヒヒーン!」
馬はなぜか降ろしてくれない。
「もしかして家まで送ってくれるの?」
「ヒン!ヒン!」
どうやらそうらしい。
「じゃあ、お願い」
ぼくは指を差したりして道案内。無事に自宅に到着。馬はぼくが降りやすいように伏せる。
「ありがとう!バイバーイ」
馬から降り、お礼を言い別れを告げた。
玄関の鍵を開け家に入ると2階にあるぼくの部屋に一直線。本棚から目当てのマンガを取り1階へ下り紙袋を探す。
「あった!」
紙袋を見つけマンガを詰め込み、紙袋を抱え玄関で靴を履き家を出た。玄関の鍵を閉め振り返ると馬はまだそこに居た。まるでぼくがまた外出するのを知ってたかのようだ。
「あの…もしかしてトイレでの話聞いてました?」
馬は無言で伏せる。
「ありがとう」
馬の頭を撫でて感謝を伝え背中に乗る。今度は1回で乗れた。
「待って!いま思ったけど町中を馬に乗って走るのってすごい目立つような」
「ブルルル!」
「大丈夫なの?」
「ヒン!ヒン!」
馬は頭を縦に振る。
「うーん…信じるよ」
馬は立ち上がり走り出す。やはり町中に馬は目立つらしく視線を集めてしまう。
(さっきは楽しくて気づかなかったけど目立ってる)
ぼくは知り合いに見られないかビクビクしてると前方にトンネル。
「あれ?学校とは反対ですよ!馬さん」
馬はぼくの言葉を意に介さずトンネルへ。すると今日何度も見た光景が…
「真っ暗…異空間?どこに繋がってるんだろ」
そうこう考えてる内に前方に光が…異空間を抜けたら、そこは見慣れた光景。
「…旧校舎?馬さんもこの道通れるの?」
そこは旧校舎3階廊下の突き当たりの壁。
「たしか首なしライダーさん専用って言ってたけど…」
「なによ、あんた!予想外過ぎるんだけど!」
考えていると花子さんの声が聞こえ女子トイレに戻ってきた事に気づく。行きはバイクで返りは馬という謎の状況に面食らう花子さん。
「なに?その馬は」
「えーと、助けてくれました」
馬は伏せたので降りながら答えた。ぼくは馬の頭を撫でる。
「は?首なしは」
「なんか、ものすごい元気なおばあちゃんと競争してます」
「あんのばかぁ」
花子さんは拳を握りプルプル。
「少年!例のものは!」
ゴトンゴトンと足音を鳴らし二宮金次郎はぼくに迫る。
「はい、持ってきましたよ」
紙袋を差し出すと二宮金次郎は紙袋を床に置きマンガを読みだす。
「ここに置いときますので、いつでも読みに来てください」
「助かるでござるぅ♪」
「ちょっと!なに勝手に言ってんのよ!私のトイレは物置じゃないのよ」
「いいじゃないですか」
「嫌よ!」
馬はぼくを送り届けて安心したのか立ち上がり立ち去ろうとする。
「あ、待ってください!」
それに気づき呼び止める。
「少し話がしたいです」
「話って、相手は馬よ?」
「どうにかなりませんか?たぶん首なしライダーさんの馬だと思うんです」
花子さんは呆れた顔をする。
「あんた、お節介なんじゃない」
ぼくは花子さんの目を見続ける。
「…わかったわ、コックリなら通訳出来るかも」
「ありがとうございます!」
笑顔で感謝を伝える。
「保証はできないわよ」
花子さんはぼくに背を向けると五円玉と儀式用の紙を持ってきた。ぼくはテレビ台の上からテレビをどかし、紙をテレビ台の上に置き鳥居の絵の上に五円玉を置きぼくは五円玉に指を置いた。
「あの、花子さん?」
「な、なによ?」
「指を」
「わかってるわよ!」
花子さんはなかなか五円玉に指を置かない。
「あの…どうしました?」
「もう!わかってる!べつにドキドキなんてしてないわよ!」
花子さんの人差し指は勢いよく五円玉に
「え、いまなんて?」
「コックリさん、おいでませー!」
花子さんの声でぼくの声はかき消された。そして呼び掛けに応えコックリさんがポンッと煙とともに登場。
登場早々コックリさんはキョロキョロ周りを警戒。
「口裂け女はいないようね…ん?花子、あんた顔赤いわよ」
「なんでもないわよー!」
「花子をあんな風にするなんて少年…あんた何者よ」
花子さんの心情を勝手に推し量るなら、「べつに男子と指先が触れ合う事にときめいた訳じゃないんだからね!」。これだ。
「いや、ぼくはなにもしてないです」
「んで、何の用かしら?」
「あ、通訳をしてほしいんです」
「通訳?」
ぼくは馬を指差す。コックリさんは指差した方を見る。
「ああ、あんただったのね」
「知り合いなんですか?」
「ええ、首なしの愛馬よ」
あっさりと素性がわかった。
「やっぱりそうだったんですね!よくわからない場所で助けてもらったんですよ」
「なら私にもお礼を言いなさい」
コックリさんは自慢気に胸を張る。
「え?コックリさんなにかしました?」
「私が少年のことをこの馬に伝えたのよ!」
「そうだったんですね!」
「あんな危ない場所で子供を1人にするなんてバカよ!あいつ」
バカとは恐らく首なしライダーのことだろう。
「ヒン!ヒン!」
馬も同意見のようだ。
(そんな危ない状況だったんだ…ぼく)
「ん?でもなんで、ぼくの居場所がわかったんですか?」
「それは、あんたにマーキングしといたのよ。あんたが危ない目に遭いそうになったら、すぐわかるわ」
「優しいですね」
マーキング…追跡機能みたいなものだろう。本日、首なしライダーにコックリさんの凄さを聞かされたのもあり、初対面の時より好感度が上がったのは間違いない。
「ち、ちがうわよ!あんたが居なくなったら私への風当たりが強くなるでしょ!花子の相手はごめんよ」
(なんか花子さんと似た者同士だなぁ)
「なによ?その顔は」
「花子さんとリアクションが似てるなぁと思いまして」
「一緒にしないでよ!」
「一緒にすんな!」
似た者同士の2人はほぼ同じ言葉で反論。
「用がないなら帰るわよ!」
「ああ、ごめんなさい」
慌てて引き止める。
「なら、さっさとあの馬に聞きたいこと聞きなさいよ」
「はい」
ぼくは馬の方へ向き直る。
「あの、どうして首なしライダーさんから離れたんですか?」
「ヒヒン!ブルルル!ヒーンヒヒーン!ヒン!ヒン!ブルルルヒヒーン!ブルルル」
「なんて言ってますか?」
ぼくはコックリさんに尋ねる。
「『誇り高いデュラハンが頭を無くしたことまでは許せる。でも、頭がない状況を受け入れた主人が許せなかった。頭を見つければ元の尊敬できる主人に戻ってくれると思い1人で探してた』って言ってるわ」
「そうだったんですね」
「これで満足?」
「はい!首なしライダーさんは嫌われたわけじゃないってわかってよかったです!」
「な、なによ!その笑顔…反則よ」
ぼくの満面の笑みを見たコックリさんは顔を背ける。ぼくの笑顔には母性をくすぐる魅力があるのかもしれない。
「はっ!馬!あんたの主人こっちに向かって来るわよ」
「ヒヒン!?」
馬はその場を立ち去ろうとする。
「あ!馬さん、今日はホントにありがとうございました!」
慌ててお礼と別れを言った。
馬は首なしライダーと鉢合わせしないように階段から逃げてく。
「2階では走るんじゃないわよー」
花子さんは馬に警告。
「廊下は走るなー!!」
「ヒヒン!!?!?」
2階から声が聞こえた。
「ありゃ、遅かったか。まぁ逃げきれるでしょ」
ブロロロと入れ違いで首なしライダーが到着。バイクから降り意気揚々に花子さんへ近づく。
『聞いてくれ花子さん!今日のレースはすごかったんだ!走ってたら急に地割れが発生して足場が崩れたかと思ったら上に吸い上げられるように足場が浮いて、その足場に飛び移ってビューン、シュババババ、チュドーン、ヒュルルルー、デュクシ、ルールルルーだったんだ!!!』
(すごい興奮してる…後半は意味わからなかったや)
ぼくはその横で置いてかれた事は気にせず楽しそうに話す首なしライダーを眺める。
「あんたねぇ…こいつを危ない場所に置いてってなにしてんのよ」
だが、花子さんはそれに言及するつもりだ。
『おや?少年どうやってここに?』
「まぁ、いろいろありまして」
馬に会ったとか重要な話があるはずだが、馬本人がそれを望まないと思ったのだろう。ぼくはそのことを言わず適当に言葉を反す。
「なにが『おや?』よ、なにが『どうやってここに?』よ!あんたは馬に見捨てられて当然よ!帰れ!!!」
花子さんは首なしライダーを強制退室させた。
「あんたもマンガ読んでないで帰れ!」
続いて二宮金次郎も強制退室。
「ひどいでござるぅ」
「あはは、今日は解散ですね」
「私もひどいことされる前に帰るわ」
ポンッと煙とともにコックリさんは姿を消した。
「ぼくも帰りますね。あ、花子さんもマンガ読んでいいですからね」
「当然でしょ!私のトイレを物置代わりにするんだから、それぐらいの権利はあるわ!」
「ですね♪じゃあ、また明日」
「はいはい、明日」
【おなけ】
「とうとう旧校舎に入れたな」
ガキ大将は少し周りを警戒。
「う、うん」
取り巻きはガキ大将にしがみつきガキ大将以上に周りを警戒。
2人は旧校舎の1階の廊下に居た。
「行くぞ」
「だ、大丈夫?」
「大丈夫に決まってんだろ!なにも怖かねぇよ!」
2人は階段を上り、1階と2階の間の踊り場に妙な物を見つける。
「な、なんで二宮金次郎がここに?」
「知るかよ!誰かが運んだんだろ」
「こんな重いものを?」
2人は気になりまじまじと観察。
「まさか、動いたりしないよね?」
「んなわけねぇだろ」
2人は二宮金次郎の正面に立ち二宮金次郎の顔を見つめる。だが、その二宮金次郎の銅像はただの銅像ではない。意思があるのだ。
(うわぁ、どうしよう…すごい見られてるでござる。声が聞こえたから慌てて動きを止めたけど)
二宮金次郎はそれがバレないように2人が立ち去るのを待つ。
(あれ?もしかしたら、この2人も新しい花子殿の友達でござろうか?だったら動いても大丈夫かも、話し掛けてみるでござる)
思い切って話し掛ける事にした。
「あの…」
「ぎゃあああああぁ」
「ぎゃぁぁぁぁぁ」
「ぎゃーーー」
2人は動き出した二宮金次郎に驚き二宮金次郎は驚いた2人に驚き3人の絶叫が響いた。
≪次回予告≫
長く綺麗な黒髪 麦わら帽子 白いワンピース 爽やかな印象を受けるが 彼女の身長は異常だ 彼女の言葉を理解するのは難しい 彼女が君に話しかけても君は完全には理解できないだろう 「ぽ」だけで成立する言語なんて私が知る限り存在しないのだから
はい!無事に二宮くんの話は終わりました!今回もサブタイトルに無い妖怪が登場しましたねぇ。あのおばあちゃんはなんて妖怪なのか気になりますよねぇ、いつか紹介する機会があるかもしれません。それまで考察してみてください。特に重要なキャラではないのでホント気軽にね!こっからは苦労話です。今回、首なしライダーがおばあちゃんに勝負を挑まれた場面なんですが、本編では“首なしライダーは手を横に振り拒否”と書いてありますが、当初は“首なしライダーは首を横に振り拒否”と書いてたんです。首ないのにね(^-^; 慌てて書き直しましたよ。それではこの辺で