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ぼくと花子さん  作者: 大器晩成の凡人
102/152

コックリさんラジオ⑯

「カントマータントペスペスぅ♪」


「ペスペスだよぃ」


「ぽぅぽぅ♪」


「なんか、微妙な組み合わせね。今回も苦労しそうだわ」


「八だったかぃ?大きいなぁ」


「ぽっぽぽぽ!」


「おぅ、そうかぃ」


「ぽぅ、ぽぽっぽ、ぽー」


「いんや、俺は知らねぇなぁ」


「ぽぅぅ、ぽっ!」


「そうか、そうか、カカカッ♪」


「ちょっと、待ちなさいよ!八の言葉がわかるの!?」


「いんや、全然だ」


「じゃあ、今のなんだったのよ!バカ!」


「バカはひどいじゃねぇかぃ。お前さんが苦労しそうって言うから盛り上げようと思ったんだがなぁ」


「気遣いありがと。でも、そんなデタラメに会話してても意味がないわ…………いえ、前言撤回するわ!今日はそういう趣向でいきましょう」


「んぁ?どういう事でぃ?」


「ぽぽ?」


「要はこの解読不能なこいつの言葉を理解した(てい)で面白おかしく進行するのよ!」


「俺はいいけどよぅ、そんなんでお前ぇさんの番組は大丈夫なのかぃ?」


「平気よ!平気!世の中ね、目立ったもん勝ちなのよ!」


「そうかぃ」


「じゃあ、話が纏まったし、お便りコーナーいくわよ!」


 [カッパさんの頭のお皿、もしかして、私のだったりしませんか?試しに割ってみてもいいですか? PN.一枚足りない]


「ダメだ!ダメ、ダメ!俺を殺し気かぃ!猟奇的すぎるぞ!この投稿者!」


「それ、割れたら死ぬの?」


「ぽぽぅ?」


「当たり前でぃ!お前さんは頭蓋骨をカチ割っていいって聞かれて素直に頷く奴が居ると思うかぃ?」


「それ頭蓋骨なの?急にあんたの頭がグロく見えてきたわ」


「ま、そういう事でぃ。デリケートだから気をつけてくれぃ」


「ぽー」


「じゃあ、次ね。次のは面倒だから、3通一気に読むわよ」


 [八殿、相変わらずのデカさなのじゃ。 PN.バンちゃん]

 [俺ちゃん的には目を犠牲にする価値はあるぜ。 PN.アイアム インビジブルヒューマン]

 [八ちゃんに包まれたいぞ☆ PN.サッキー]


「たぶん、インビジブルヒューマンも含めて、八、あんたによ」


「ぽぅぅ、ぽぽぽ」


「あらそう、私は気にしないけど」


「ぽぅぅ?」


「まぁ、そういう事よ」


「ぽっ!」


「ええ、もちろんよ」


 バチーンッ


「いだッ!なにすんのよ!」


「ぽ♪」


「言わんこっちゃねぇ、テキトーにあしらうからだよぃ」


「あんたもテキトーだったじゃない!あんたも叩かれなさいよ!」


「お前さん、花子に似てきたな」


「あんなのと一緒にしないでよ!」


「ぽぽぽぽっぽぽー♪」


「ん?なによ、あんたもお便り持ってきたわけ?」


 [私は小説を書いてるんですが、最近、思いつきで追加したミニコーナーが盛り上がりに欠ける気がして打ち切りにしようかと考えてます。どうしたらいいですか? PN.凡人]


「盛り上がりに欠けるねぇ、それなら、早めに見切りをつけて前に進む方がいいかもしれねぇなぁ」


「ダメよ!」


「どうしてだぃ?」


「どんなにつまらなくても続ける事に意味があるのよ!いつか誰かに認めてもらえるはずなのよ!だから………だから、打ち切りはやめでぇぇ、お願いだがらぁぁあ」


「おいおい、どうした?お前さんらしくねぇじゃねぇかぃ」


「グスンッ………気にしないでちょうだい。ちょっとだけ、私の番組の危機を感じただけだから」


「ぽーぽぅ」


「あんた、慰めてくれるの?優しいわね」


「ぽー♪」


「醜態を晒してしまったし、今日はここで終わるわ。お相手はコックリさんと」


「カッパだよぃ」


「ぽっぽぽ♪」


「でお送りしたわ!次回も見なきゃ、つねるわよ!」

 すみません。このコックリさんのミニコーナーを投稿するの忘れてました。図らずしもコックリさんのミニコーナーに打ち切りの危機を回避です。演出とかではなく本当に忘れてました。申し訳ないです。 それでは

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