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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

転生皇女は、目的のために現世で奔走する

作者:イチノセ
殺戮の皇女・外伝

あるところに、不思議な島がありました。
そこは誰も知らない、誰にも見えない、不思議な不思議な島でした。

そこには、たくさんの人が住んでいました。
そこには、たくさんの霊が住んでいました。
そこには、たくさんの妖が住んでいました。
そこには、たくさんの神が住んでいました。

その島は、皇と言いました。
そこには大きな学園があります。

幼子も、成人も、皆その学園に通いました。
誰もが平和を謳歌できる、平和な島でした。

そこでは、たくさんの死が活きていました。

漁師に頼んでも、その島に行くことはできません。漁師もその島を知らないのですから。
貿易船に乗る者たちに聞いても、その場所はわかりません。上空からの写真を見る者に聞いても、その場所はわかりません。
その島は、視えないのですから。

たった1つ。たった1つ、行くことができるのは。

皇にふさわしき者。
その者の元に、満月の夜、一隻の舟がやってきます。舟頭の手をとり、舟に乗り込んだなら、あとはただ待つだけ。
目を閉じて三度息を吸ったなら、目の前に広がるのは皇の島。

そこでは、たくさんの死が活きていました。

皇を統べるのは、5人の“神様”です。
彼らは島の真ん中で、島に住む者たちのために働いていました。学園に通い、勉学に励みながら、彼らもまた、活きていました。

皇には、たくさんの死が活きています。

たくさんの人が生きています。
たくさんの妖が活きています。
たくさんの霊が活きています。
たくさんの神が活きています。

たくさんの命が、この島に集っているのです。

誰も知らない、誰にも見えない島の、誰にも知られていない研究所。
そこでは、誰にも知られずにたくさんの命が生まれていました。
そこでは、誰にも知られずにたくさんの命が廃棄されていました。




これから綴るのは、廃棄された人形の物語。
レイヴヴィヴェーニア皇国の皇女が、隔離された島で、【案内人】と共に奔走する、もう一つの物語。




この作品は、小説家になろう様に投稿している自作小説「殺戮の皇女」(https://ncode.syosetu.com/n5321gb/)の外伝小説です。本編を読んでいないと、ほとんど意味がわからないかと思います。是非本編をお読みになってから、こちらをお読みください。
12月4日 11時00分
2022/12/04 23:00
12月5日 0時05分
2022/12/05 00:00
12月5日 4時45分
2022/12/05 05:00
12月5日 9時30分
2022/12/05 22:00
12月9日 12時00分
2022/12/09 12:00
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