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1件目☆ 緑茶ラーメン

その日、セリカは魔界の隠れ名店と言われる老舗食堂『ノドゴシ』にいた。

巷で話題のコレウマな1品を探して食レポをする。

それがささやかなわたしの趣味だ。



皆様は緑茶ラーメンなるものを、ご存知でしょうか??

緑のスープ(お茶)!

鯛だしの香り!

そしてまるで、そこだけが平穏であることの象徴であるかのように浸かっている、いたって普通の中華麺!

いや、案外この中華麺にも仕掛けはあったのかもしれない!

だがしかし、この麺は地味すぎた。

スープ、そしてその香りの異常性の前で、この麺は地味すぎたのだ!!

まさに鯛茶漬け(ラーメン)!!


皆様がふだんから好んで飲まれるお茶。

想像してください。

そのお茶から鯛のほわっとした香りが広がるとこを!!!!!!

まさにカオス!

ラーメン界の常識にメスを入れる。

そんなものに、わたしはであった!!


たったひとつ

そう、たったひとつだけ嬉しかったことがある。

それは…青汁でなかったことだ。

もし、これが青汁ラーメンで鯛だしだと、セリカは迷わず魔界の料理と断定しただろう…。


だが、まだ食える!

カオスだ…。

だがもう一度食べてみたいという欲求がなぜかわいてきている!

そしてこの食堂、鯛だしをつかっているからかたまたまなのか、魔界なのにお寿司がある。


そう、鯛だ!

緑茶ラーメンを定食にすると出てくるお寿司。

出汁のためにと身を捨てるのでなく、活用する。

その心が、この魔界に寿司を産み出したのだ。

まさにクレイジー!

これこそがジャスティス!



老舗食堂『ノドゴシ』は、今日も鯛をグツグツと煮込んでいる。

皆様のご来訪、緑茶ラーメンとともに、心よりお待ちしております。








ブクマ、評価よろしくお願いいたします。


皆さまのまわりにはどんなチャレンジ精神溢れる1品がありますか??

あなたのもとへとセリカが食レポに行くのは…。


明日かもしれません。

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ブックマーク・評価よろしくお願いします!

本当にありそうでなかった怖い話

上記連載作品も、どうぞよろしくお願いいたします♪

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