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転生AI 〜人工知能(俺)の異世界冒険譚〜  作者: 新井じに
第一章

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4/5

間話 通販の包丁みたいだ

〜アイト視点〜

レイが寝てしまったあと。

俺は暇だったので少しこの世界について知りたいと思った。

俺ってこの世界のこと何も知らないんだよな。

レイに聞くこともできるけど、それは申し訳ないのでやめておくことにする。

俺にはスキル『検索』があるんだ。AI(俺)がAIで検索するって普通ありえないよな。

やっぱり、俺ってAIに転生したはずなのにAIらしいことしてないよな?

よって、佐藤藍人からAIの肩書を返還させていただきます。

しかし、レイはまだ俺のことを親しみやすいAIとでも思っているのではないか。

それならまだAIのままでいっか。まだ少しモヤモヤと変な感じは残るが、そんなことは気にしていられない。スキル『検索』でちょっと調べるとするか。


〈アイトの知ったこと〉

・6属性の魔法がある(火、水、風、雷、氷、光)

・大気に満ちているマナの影響によって魔物は生まれる

・マナを利用して魔法を発動させる

・ほとんどの場所は地球と同じような気候をしている


〜レイ視点〜

アイトって本当にAIなのかな⋯?

AIって色々と教えてくれて、頼りになる存在なんだけど、アイトの頼りになるって少し種類が違う感じがする。

話しやすくて優しいし、とっても頼りになるんだけど、アイトのようなAIは聞いたことないなぁ。

前ソロニア村に滞在してた冒険者の人がAI使ってるの見たけど、質問したことに答えを返してくれるだけだったと思う。それも淡々と答えるだけ。

もしかするとアイトは意思をもつAIとか?

それだったらすごいなぁ。

そういえば、AIじゃないけど人の意思が宿った物体のことが古代の文献に書かれてあるって誰かから聞いた覚えがあるな。

もしかしてその文献になにかヒントがあるのかも!王立図書館にあとで寄ってみないと⋯!


※レイはまだ正体には気づいていません


レイは通販で紹介している包丁のように鋭いですね。


「まだ三話しか本編がでていないのにいきなり間話!?」と思った人もいるかもしれませんが、間話です。実はレイがアイトの正体に若干気づきかけているということをお話にしただけです。次回からまた本編が始まるので楽しみにしていてください。

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