「有国、速記の先輩になぞらえ保胤を有有の主と呼ぶこと」速記談6038
藤原有国卿と慶滋保胤が、学問の道において相争い、常に仲が悪かった。保胤のことを、有国はありありの主と呼んでいた。保胤は、こういう言葉は何に載っているのでしたかと聞かれたとき、よく知らないことでも、そのような文言ありありと言い、有国がその場でつくった言葉を尋ねたときも、そのような文言ありありと言っていた。そこでありありの主と呼んでいたとのことである。速記をよく知らない先輩が、後輩に省略文字を尋ねられて、ありありと答えるのと同じようなことであろうか。
教訓:MOTHER2という有名ゲームに、アリアリブラックという敵がいて、倒しても倒しても仲間を呼ぶので、なかなかに強い。そんな気持ちでゲーム中盤、アリアリレッドという敵に出会うと、泣きそうな気持ちになることがありあり。