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K2

作者: 星野☆明美

世界で2番目に高い山K2。人工衛星で高さが測れるようになって2番目だとわかった。

他の山々のどんぐりの背比べを尻目に聳え立つ。

「2番目、ってどんな気分だろう?」

目の上のたんこぶは気になるだろうか?

きっと悔しいに違いない。

どんぐりの一人である私も、2番目のどんぐりと同じくらい1番のどんぐりに嫉妬と羨望を抱く。

どうしたら1番になれるの?どうしたらそれを越えてゆけるの?

その他大勢に紛れてそんなもんさ、と思ってみても、はるか高みに憧れる。

のぼる龍のようなまばゆい世界。一度覗いたら病みつきになって、狂おしい気持ちをいだく。

生きているうちに一度でいいから、あの高みに手が届くといいな。

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