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Unique Seekers Online   作者: アベル
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悪魔との共闘 ②

 とりあえず、更新しました。前の続きです。相変わらず戦闘シーンは苦手です。

 さて、と‥‥このリッチって奴どうやって攻略しようかなぁ‥‥とりあえず魔法で攻撃して行くしかないのかな?


「悪魔さんは補助が出来るって言ってたけど何が出来るの?」


「ふむ。何が出来るか‥‥とりあえずお前に私のステータスの一部を貸しだしてやろう。魔法ならintとdexを貸し出せば良いだろう。このスキルは私が秘匿していた代物なのだ。私より圧倒的強い者にでも貸し出す事が出来てしまう。洗脳や隷属で強制的に使われてしまうからな。そんなの私はごめんだ。だからこそ隠していたのだよ」


 うわぁ‥‥凄く想像出来ちゃうなぁ‥‥


「じゃあ、なんで僕に教えたの‥‥ってこの状況を突破するためか‥‥」


「当たり前だ。こんな状況じゃない限り絶対に教える訳がないであろう。まあ、悪魔と会って生きてる人間はとても数が少ない。しかも、お前程度なら他の悪魔と会ったらすぐに殺されるだろうからな。問題ない」


「あ、うん‥‥そうだよねー」


 僕は強くなるのに積極的じゃないし‥‥この人以外の悪魔と会ったら逃げてるよ。会話なんてしない。まあ、あっさり殺されるか。


「まあ、そんな事はいい。この状況を突破しなければ俺もお前も終わりだ。だからお前はさっさと戦え〈レンタル・ステータス〉」


「‥‥?えーと‥‥これって強くなったの?分かんないけど」


「感覚では分からないのか?ふむ‥‥私のこのスキルについては研究していなかったな‥‥個人的に研究してみるか‥‥?」


「なんか、考え始めたよ‥‥この状況で。まあ、魔法を放ってみれば分かるよね?〈ライトアロー〉〈ファイアアロー〉!」


 魔法のレベルが5になった時に覚えたらしいアロー系の魔法を放ってみた。そしたら、矢がもの凄い大きさになった。僕は、初めてこの魔法を使ったからもとの大きさが分からない。だけど、どう考えてもデカイ。2本とも全長5mくらいの大きさになってるもん。なんか、この魔法を空中に止めておける状態になってるけど、放って良いのかな?どうなるか分からないけど。


「ふむ。大きいな。あれは‥‥人間のintとdexが急上昇して魔法を発動する時の魔力調整が狂ってしまったのか?通常の初級魔法に込める魔力の数倍程度は込められているな。スキルによって使用する魔力量が制御されている魔法で普通はあり得ない事だがステータスが急激に上がるという、普通じゃない状況によって引き起こされたか?ふむ、面白い。やはり、私のスキルについて深く知るべきだな。帰ったら仕事での研究の合間に個人的に研究してみるか」


「ねぇ!悪魔さん!何を考え込んでるの!?」


「ん?すまんな。とりあえず放ってくれ。どれくらいダメージが出るかも確認せねばならない重要な部分だからな。これで、ダメージが入れば勝つことは可能性だからな」


「わ、分かったよ!行け~!」


 すると、リッチ?は僕の事は眼中に無かったようで僕の魔法に気が付いていない。なので、リッチが気が付いた時には僕の魔法は直撃した。リッチに対してある程度はダメージあってくれれば良いけど‥‥


「ふむ‥‥当たったか。しかも、ある程度のダメージを与えられたようだな。初級の魔法でもあそこまで魔力が込められてしまっている状態だ。ダメージが無いわけがなかろう」


 当たったらしいけど眩しくて何にも見えない。またかよって感じだけど見えない。巨大ライトアローが当たった瞬間に周囲に光が撒き散らされたようだ。あと、地味に熱い。巨大ファイアアローの熱だ。こんなに熱くなるのかぁ‥‥


「おー‥‥それなりにダメージ当たったのなら良かったけど‥‥あと、どれくらい魔法を当てれば良いのかな?」


「ざっくりとだが‥‥あの威力を連発出来るのなら20発程。だが、おそらく次からあの威力の魔法を意図的に発動するにはお前のレベルが低すぎるから不可能だ。そこから考えると5~60発当てれば倒れるだろうな」


「‥‥え?聞こえなかったよ。もう一度言って?」


 実際には聞こえているが僕の脳が理解を拒否したように感じられる。


「私がもう一度言う余裕は無さそうだぞ?理解したくなくても理解しろ」


 どうやら、動き出したらしい。


「オノレ、オノレ、オノレ‥‥!」


 うわぁ‥‥凄く怒ってらっしゃるようで‥‥めっちゃ怖いです。

悪魔「やはり、あの人間はかなり面白いな‥‥今やってる研究が終わったらあいつを研究対象にしてみるのも面白そうだ」


作者からのコメント


 戦闘シーンはどうすれば上手に書けますかね?戦闘描写が多い小説をいっぱい読んでたとしても上手くなれる気がしない‥‥地道に書き続けるしか無いよな‥‥と思うアベルです。

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