下への階段
本編を更新していきます。次も、頑張って更新していきます。
とりあえず、今回の事があったからもう少しは強くなろうと思ったんだけど‥‥次の階層への階段何処にあるのかな?と考えてたらなんか聞こえてきた。
《種族:エレメンタル Lv.7 → Lv.12》
ん??ん~?なにそれ。
《弓術:Lv.8 → Lv.10》
《火魔法:Lv.4 → Lv.8》
《水魔法:Lv.4 → Lv.8》
《土魔法:Lv.4 → Lv.8》
《風魔法:Lv.4 → Lv.8》
《光魔法:Lv.4 → Lv.8》
《闇魔法:Lv.4 → Lv.8》
《矢生成:Lv.2 → Lv.6》
《SP12獲得。ステータスに割り振ってください》
何があったのだろう‥‥一気にレベル上がった‥‥けど、なんというか‥‥あんまり魔法使ってないのにこんなに魔法スキルのレベルって上がるのかな‥‥流石におかしいよね?流石に気が付くよ‥‥?後さ‥‥前から思ってたけどさ‥‥
「レベルアップの通知がうるさい!とりあえずは種族レベル以外の通知は消えないの?」
《種族レベル以外のレベルアップ通知をOFFにしました》
「出来たんだ‥‥」
《はい。出来ました。ヘルプ読んでないんですか?》
「もっと早くやっとけば良かったよ‥‥」
《本当にな。ヘルプ読めばすぐ分かったのにな》
ん?なんか聞こえるはずの無い声が聞こえた気がする。
「なんか、機械音声から女性の声に変わって‥‥会話してたような‥‥」
《‥‥‥‥》
「うん。聞こえなくなったし気のせいだな。僕‥‥疲れてるのかな‥‥」
気のせいだよね‥‥?とりあえず、次の階層に行けたらログアウトしよう。現実だとそれなりに経ってるはずだしね。明日、ログインしたらステータス確認だ。今は、この階層を抜けたい。寒いし。
「さて、と。次の階層への階段目指そうかな。ここに長居してると悲しくなるから‥‥またね」
僕は、氷像となったフランに別れを告げて次の階層への階段を探す事にした。そして、歩き始めようとしたら声が掛けられた。アークブラウから。
『ふむ。行くのか』
「うん、行くよ。ここにいても悲しくなりそうだし、君の事はかなり嫌いだしね」
『我はお前の事を気に入ってるのだがな‥‥まあ、よい。この下へ行きたいのだろう?』
「行くけど?それがなにか?」
『階段の場所に案内してやろう。ああ、安心するが良い。我が付いていく訳ではない。我の下僕が案内するからな』
アークブラウはそう言うと青い狼を呼び出した。
『我の権能でこの下僕を呼び出した。この階層の階段に案内をすると消える』
「まあ、階段の場所に案内して貰えるなら一応感謝するよ。けど、お前とはもう二度と会いたくないと思うよ」
『我はお前が強くなったらもう一度戦いたいがな』
「あはは‥‥断る。じゃあね」
『うむ。また会おう』
僕は、アークブラウと別れて、アークブラウが呼び出した下僕?な狼に導かれて下へ向かう階段に向かった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
下僕狼に連れられて階段に向かって5分ほど。下僕狼が立ち止まった。
「ん?ここに階段があるの?なにも見えないけど‥‥」
「うぉん!」
下僕狼は近くの匂いを嗅いでいる。すると、何かを見つけたのか雪を堀り始めた。少しして、カチッと音がしたかと思うと僕の目の前に壁が出てきた。
「うわ!壁が出てきた。しかも、階段もあった」
下僕狼は階段が出てくると突然消えた。任務が完了したから消えたのかな?
「よし、階段降りよう」
そう呟いて、僕は階段を下り始めた。
エア「あれ?今回はFGとか名前ついてた敵が出てこなかったね‥‥何でだろ?」
作者からのコメント
閑話とか多すぎて読みにくいという感想を貰いました。うん。確かに多いですね。閑話の方がすぐに出来ちゃうんですよね‥‥本編進まない‥‥
あと、レベルアップの時の表現を《?がLV.? → LV.?に上がりました》から《?:LV.? → LV.?》という感じに変更しました。今までのも修正していきます。