クエスト:白狼の救済 ⑤
早めに投稿出来た‥‥!良かった。この後、バレンタイン閑話を投稿したいと考えてますが、明日になったらごめんなさい。
アークブラウに勝てる気が全く起きないや‥‥苦笑いするしかない。絶対、このレベルで戦う敵じゃないよね‥‥しかも、本気を出すって‥‥
『見るがよい。これが我の本気だ』
アークブラウはそう言うと、力を溜め始めたようだ。何をするのか分からないけど喰らったら負けるって事だけは分かる。
負けてしまうのは僕が弱いから仕方ない。戦闘は得意じゃないしね。けど、アークブラウと戦ってて僕は思った。負けるのは凄く悔しいと。負けると考えて戦っちゃダメだ。諦めたらそこで終わっちゃう。これはゲームだから仕方ない!ってすぐに諦めてしまう人も居るかもしれないけど僕はゲームだけど、諦めたくない。だから、今自分が出来る事をやろう。
「ファイアボール!ウィンドボール!」
〈連続魔〉を使用してどんどん魔法を撃って力溜めを解除させなきゃ勝ち目が全く無くなると考えたから魔法を撃ち始めたんだけど‥‥なんで僕ってアークブラウを相手に、魔法だけで戦ってるんだ?僕には強力な武器があるのに‥‥
あぁ、そういえば‥‥青い狼達が出てきたから弓を出す余裕が無かったんだっけ‥‥?まあ、多分そうだったと思う。アークブラウは一体だし、力を溜めてるから弓を出す余裕はありそうだよね‥‥?
僕は、【聖霊弓:ルナ】の存在を思い出す事が出来たのでストレージから取り出した。ログアウトする時ストレージにしまい込んでログインしてからも装備してなかった。これがあれば‥‥!
まずは、矢を〈矢生成〉で2本創造する。そして、矢をセットする。そして、そこから〈弓術〉の技を発動する!
「ツインアロー!」
僕が弓の技を発動するとアークブラウも力を溜め終わったのか攻撃してきた。
『この攻撃を受けて立っていたものはいない!〈アイシクルブレス〉』
アークブラウがアイシクルブレスという技を放ってきた。それに僕の技であるツインアローが直撃する。
『ふん。その程度の技で我の最強の技を防げるわけがなかろう!』
そんな事をアークブラウが言う。そんなの分かってるよ。少しでも威力を下げて耐えられるようにしたんだ。技を放った後、すぐにポーションを飲んでHPを回復しておいた。これで耐えられなかったら仕方ない。その時は潔く敗北を認めてリベンジする。耐えたら‥‥耐えた時考える。
そして‥‥二本の矢はブレスによって消し飛ばされた。だが、少しはブレスの威力が落ちたようだ。そして、僕はアイシクルブレスを喰らった。
エア「アイシクルブレスか‥‥ツインアローぐらいじゃそこまで威力落ちないと思うけど‥‥どうなんだろ」
作者からのコメント
ここ何話かの中でエア君の撃った魔法がファイアアローになってた部分がありました。しかし、まだエア君はファイアアローを覚えてませんw
なので、ファイアボールに修正しておきました。




