クエスト:白狼の救済 ④
また、遅くなりました。戦闘シーン難しすぎる‥‥
早く投稿したくてもなかなか進まないのです‥‥今回はいつもより気持ち長めです。
僕は、アークブラウとの戦闘を始めた。しかし、気になった事がある。アークブラウはフロアボスだと言ってきたがフェイクステップの時に出てきたFG:フェイクステップと出てきてない。そこから考えられるのはアークブラウはFGじゃ無いって事だね‥‥
そんな風に考えながらアークブラウからの攻撃を避けていたらアークブラウが喋り出した。
『ふむ。我の攻撃を避けているだけか?‥‥余裕そうだな?お前。よし、それならばもう少し力を出しても良さそうだな』
あ、やば。そういえば最初に〈ファイアボール〉を放ってから避けてるだけで攻撃してなかった。今までの攻撃だったら少しだけ余裕を持って避けれてたけど‥‥かなり手加減してたんだね‥‥笑えない。
アークブラウが爪で攻撃して来た。今までは後ろに避けるだけで避けやすい横に薙ぐ攻撃だったけど縦に攻撃してきた。なので、横に回避したはずだった。しかし、僕の避ける方向にアークブラウの爪があった。
「嘘でしょ!?」
何故、アークブラウの爪が僕の避ける方向にあるのかは分からない。避けきれない。そう、僕が思った瞬間に僕の足は雪で滑った。そして、僕は倒れ込んだ。すると僕の頭上を爪が通った。近くで爪が通るのを見るのめっちゃ怖い!運が良かった。
『ほう。まぐれでもあれを避けたか。面白い。よし、体制を立て直したら攻撃してこい。待っててやる』
うわぁ‥‥凄く傲慢な発言‥‥だけど、ありがたい。ありがたく体制を立て直させて貰おう、よし、おっけ。じゃ、行こう!
「〈ファイアボール〉!〈ダークボール〉!〈ライトボール〉!」
3つの属性の魔法を発動した。なんだか、発動する事が出来る気がしたんだ。
[エアはスキル〈連続魔〉を手に入れた〕
なんか、スキルゲットした‥‥まあ、ラッキーだ!これで火力は上がるはず。
『おお!面白い!〈多重詠唱〉か?いや、あれは同じ魔法を複数重ねて強力にして放つスキルだったな‥‥こやつは別属性を連続で発動しているから〈連続魔〉だな!珍しいスキルを持ってるな!最初からやらなかったのは何故だ?まあ、良い。もっと我を楽しませろ!』
博識だなぁ‥‥こいつ。今、入手したスキルをあっさり見破った。というか、ダメージ当たってるのか?あれ。
「全然効いてない?うわぁ‥‥」
『いや、少しはダメージを受けているぞ?微々たるものだかな』
いや、答えてくれるんかい。なにこいつ?まあ、何にせよダメージ通ってるってのが分かった。頑張ろう。
「〈ファイアボール〉!〈ライトボール〉!〈ウォーターボール〉!」
今回もしっかりと魔法が当たった。避けられないのかな?
『この程度の魔法なら、1000発当てても我は倒せんぞ』
えぇ‥‥何それ‥‥それが本当なら勝ち目全く無いじゃん‥‥でも、諦めたくない。
「〈ダークボール〉!〈ライトボール〉!〈ウィンドボール〉!」
『ぬるい。魔法というのはこういうものだ。氷槍よ。我が魔力を喰らいて雨の如く降り注げ〈アイシクルレイン〉』
僕が上を見上げたら氷の雨が降ってきた。しかも、もの凄く鋭い。
「何それ!?きついんだけど!」
なんとか避けたがいくつか当たってしまった。名前的に〈氷魔法〉かな?そんなの使えるのか‥‥強すぎない?
『これが魔法というものだ。〈魔力操作〉によって魔力を通常よりも多く使用すれば、魔法の威力はさらに上がる。こんな風に、な?〈アイスアロー〉』
とても太い氷の矢がこちらに向かって飛んできた。これ、かすっただけでもやられそうだね。とりあえず、全力で横飛び!
氷の矢は僕の後ろに刺さった。あ、危なかった‥‥なんとか避けられた。
『これも避けたか。だが、こうしているのも飽きてきたぞ?そろそろ、我の本気を出して終わらせてやろう』
ここからがアークブラウの本気か‥‥もう、僕の体力あんまり残ってないのに‥‥やばいね。どうしよう‥‥
エア「氷魔法‥‥使ってみたいなぁ‥‥結構強そう。どうやって入手出来るんだろう?欲しいなぁ‥‥(現実逃避)」
作者からのコメント
そろそろ更新頻度を上げて行きたい。目標、流石に無謀だったかな‥‥?まあ、やれるだけやってみます。温かく見守って下さい。ついでに評価してくれると嬉しいです。